1981 Award Winner



        ナ・リーグ                        ア・リーグ
首位打者    ビル・マドロック     .341           カーニー・ランスフォード .336
最多安打    ピート・ローズ       140           リッキー・ヘンダーソン   135
本塁打王    マイク・シュミット      31           トニー・アーマス      22
                                    ボビー・グリッチ
                                    ドワイト・エバンス
                                    エディー・マレー
打点王      マイク・シュミット     91           エディー・マレー       78
盗塁王      ティム・レインズ      71           リッキー・ヘンダーソン    56
最多勝      トム・シーバー       14           ピート・ブコビッチ      14
                                    デニス・マルティネス
                                    スティーブ・マカティ
                                    ジャック・モリス
最多セーブ    ブルース・スーター    25           ローリー・フィンガース    28
最優秀防御率  ノーラン・ライアン    1.69          スティーブ・マカティ     2.32
最多奪三振   フェルナンド・バレンズエラ   180       レン・バーカー         127

MVP     マイク・シュミット    .316−31−91   ローリー・フィンガース  6−3−28 1.04
サイヤング賞  フェルナンド・バレンズエラ 13−7 2.48   ローリー・フィンガース 6−3−28 1.04
新人王     フェルナンド・バレンズエラ 13−7 2.48   デイブ・リゲッティ    8−4 2.05

1981年は、ストライキの影響で試合数が減ったため、各記録とも数字が低くなっています。

首位打者のマドロックは、3度目で88年にロッテに来たあの人です。
最多安打のローズは7回目で、野球賭博で話題のピートです。
ヘンダーソンは一番打者で試合数が少ないのでとれた?かも。盗塁王は2年連続です。
得点王もとっていますよ。

シュミットはMVPが2年連続、本塁打王が5回目、打点王も2年連続で得点王と最高出塁率
ゴールドグラブ、オールスター選出とまさに大スターです。
史上最高のスィッチヒッターといわれているマレーも本塁打、打点のタイトルは初。
新人レインズは初タイトル。

大エースのシーバーは3回目、最高勝率もとっています。
独特の口ヒゲのフィンガースは文句なしでMVP、サイヤング賞のダブル。最多セーブは3回目。
ライアンは意外にも最優秀防御率を初受賞。しかも1点台は脅威です。
9月26日には5回目のノーヒットノーランもやっています。

でも81年はこの人でしょう。フェルナンド・バレンズエラ。
新人王、サイヤング賞、最多奪三振をとり、ワールドシリーズでも世界一になるなど
まさにバレンズエラのためにあったような年でありました。