ちょっと昔のMLB1982−25 


Toronto BlueJays(トロント・ブルージェイズ) 
アメリカン・リーグ東地区 6位 78勝84敗 勝率.481


カナダ オンタリオ州トロント エキシビション・スタジアム

トロント・ブルージェイズ

1977年に球団創設以来、ずーっと最下位を続けてきたが、
82年は躍進の年となりました。

4月は8勝11敗の5位スタート。

5月を13勝14敗と持ち直したが最下位に落ち着き
6月終了時に33勝40敗の借金7。
ここから7月を15勝12敗の借金4まで押し返す。
しかし、ここまでが5割に一番近いラインでやはり定位置に落ち着いたが
創設以来最高の勝ち星をあげて同率6位となった。

なんといっても原動力は投手陣だといえる。
チーム防御率は3.95のリーク5位ながら
先発3本柱だけに限ると3.61でリーグトップになります。

デーブ・スティーブ

エースはデーブ・スティーブで17勝はリーグ5位で19完投、
5完封、288.1回はリーグ1位。

ジム・クランシーは16勝。
40先発はリーグ1位、266.1回はリーグ2位。

3番手のルイス・リールは12勝で3人で45勝をあげ、
実にチーム勝利数の半分以上を稼ぎだしました。

ブルペンもデール・マレー、ロイ・リー・ジャクソン、
ジョエイ・マクローフリンの3人で24勝25セーブ。
さらに新人のジム・ゴットが5勝して
「近い将来ブルージェイズはものすごい投手王国になる」という声もあがっている。

豪華投手陣に比べて打撃陣にはもの足りなさが残りました。
81年のチーム打率.226から.266とアップさせてリーグ9位だが、
本塁打数は106本でリーグ最下位、総得点651は下から2番目。

また、DHに限ると打率.238、本塁打8、打点54はダントツのリーグ最下位。
ここが最大の弱点となってしまった。

それでも最大の働きをみせたのがダマソ・ガルシア。

リードオフとして打率.310でリーグ7位、
54盗塁はリーグ2位でリーダーの役割を見事に果たした。

なんといっても惜しまれるのが8月28日のヤンキース戦。
フレージャーから左手に死球を受けて以降14試合スタメンから外れたのをきっかけに
打線全体がスランプにはまってしまい、追い上げムードがしぼんでしまった。
ガルシアの死球欠場がなければ「夢」の最下位脱出が達成出来たかもしれなかった。

しかし、新人のジェシー・バーフィールドが18本塁打、
チーム1の14勝利打点のウイリー・アップショーらの今後に期待がかかる。

さらに81年の倍近い118盗塁を記録した足と
監督のボビー・コックスの執念で最下位脱出は近いかもしれない。

★タイトルホルダー

なし

★月間MVP

なし

★月間MVP投手

なし

★週間MVP

6月14日ー20日 ジム・クランシー  1勝0敗 19回で1失点(非自責点)

★オールスター

ジム・クランシー

★ゴールドグラブ

なし

★Retird Unifom Numbers(永久欠番)

 82年時点ではなし

1977ー1982
348勝566敗 .381

<記録 きろく キロク>

●今季は1試合もノーヒッターがなかった大リーグだが
 一番惜しかったのがクランシー。

 9月28日のツインズ戦。
 8回まで無安打だったが、9回先頭のブッシュにバットを折らせたものの、
 2塁後方へのテキサス安打で大記録ならず。
 次の試合も5安打完封勝ちでシーズンを4連勝で終えた。

●5月29日のオリオールズ戦は11対10でなんとか勝ったが
 この試合でリリーフしたマレーとガービンは二人続けて一つのアウトも
 取れずに、マレーが3安打、1四球で、ガービンがグランドスラムを許して
 降板した。

 ちなみにガービンは、リリーフした4月18日のレッドソックス戦で
 サヨナラ暴投を演じた。

<ベストオーダー>        <スターター>          <ブルペン>

ニ ダマソ・ガルシア        デーブ・スティーブ         ロイ・リー・ジャクソン
三 ガース・オージ         ジム・クランシー          デール・マレー
左 バリー・ボネル         ルイス・リール           ジョエイ・マクローフリン
一 ウイリー・アップショー     ジム・ゴット
捕 アーニー・ウイット
右 ジェシー・バーフィールド
中 ロイド・モズビー
指 アル・ウッズ
遊 アルフレッド・グリフィン

                    


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