ちょっと昔のMLB 1982−18


St Lois Cardinals(セントルイス・カージナルス)
 ナショナル・リーグ東地区 1位92勝70敗 .568


ミズーリ州セントルイス ブッシュ・メモリアル・スタジアム
セントルイス・カージナルス

名将ホワイティ・ハーゾクが就任して3年目。

就任直後からチーム大改造に着手。

大端なトレードを敢行して、周囲をアッといわせてきましたが
今季は総仕上げといえるロニー、オジーの両スミスとウイリー・マギーという
快速選手を獲得しました。

前年は勝率で1位ながら、ストの影響でミニプレーオフにも出られなかった。

だが、バランスの取れたチームという高い評価はあった。

開幕してすぐに3連敗したが、
その翌日から12連勝して4月は首位スタート。

このまま楽な戦いはさせてくれず
負傷欠場のシュミットが戻り調子を上げてきた
フィリーズとの長いマッチレースを展開することになる。

9月13日からのフィリーズ3連戦。
初戦に破れ0.5差まで詰め寄られたが
残り2戦を連勝、さらに8連勝まで突っ走って
地区優勝にこぎつけた。

3.37のチーム防御率はリーグ3位。
ウォーキン・アンドゥハーとボブ・フォーシュが15勝づつ
スティーブ・ミューラが11勝と2ケタは3人だけ。

しかし、新人のストゥパーとデイブ・ラポイントが9勝づつをあげ、
中継ぎのダグ・ベアーが5勝8セーブと貢献しました。

だがなんといっても切り札ブルース・スーターだ。
70試合に登板して9勝36セーブ防御率2.90と
絶対的な抑えとして存在を示した。

一方打撃陣は3割打者は核弾頭ロニー・スミスの.307だけ。

だがチーム打率.264はリーグ2位。
しかし総本塁打数は67で大リーグ最低の数字。

では何故勝てたのか。
とにかく走りまくったのです。
総数200盗塁。

ロニーが68、オジーが25、トミー・ハーが25、マギーが24
ケン・オバークフェルが11、デイビット・グリーンが11と
2ケタが7人も。長打力の不足をよく足でカバーした。

また、打たせて取る投手陣のために(奪三振はリーグ最低)
名手オジー・スミスを中心とした堅実な守りもあった。

1967以来16年ぶり9回目の世界一に輝いた
ハーゾク野球「ホワイティ・ボール」が結実した最高の年となりました。

オズの魔法使い オジー・スミス

★タイトルホルダー

ロニー・スミス     得点王 120
ブルース・スーター  セーブ王 36

★月間MVP

なし

★月間MVP投手

9月  ウォーキン・アンドゥハー

★週間MVP

4月12日ー18日 キース・ヘルナンデス
8月23日ー29日 ブルース・スーター
8月30日ー9月5日 ロニー・スミス
9月13日ー19日 ブルース・スーター

★オールスター

ロニー・スミス
オジー・スミス

★ゴールドグラブ

キース・ヘルナンデス 一塁手
オジー・スミス     遊撃手

★チームハイ&ロウ

1試合最多残塁 両チームー37 

セントルイス(24)vsピッツバーグ(13) 8月2日(17回)

★Retired Uniform Nunbers(永久欠番)

 6 Stan Musial(スタン・ミュージアル)
17 Dizzy Dean(ディジー・ディーン)
20 Lou Brock(ルー・ブロック)
45 Bob Gibson(ボブ・ギブソン)

1900ー1982
6568勝6170敗 .516

<記録 きろく キロク>

●9月4日のジャイアンツ戦でロニー・スミスが
 ナ・リーグ記録(1900年以降)の1試合5盗塁をマーク。
     ★小さい時はリレーの選手?

●8月22日のジャイアンツ戦。
 4ー4の同点の12回ウラ二死三塁。
 打者グリーンの時に三塁走者のブラマーがサヨナラ本盗。
 ブラマーは捕手でこの年は2盗塁だけの男。
 勝利打点は0だったが勝利走点だった。
     ★たまげたー!

●サヨナラ負けがなんと9回も。
 7月29、30日のエキスポス戦でベアーが
 ウォーラックに本塁打、ドーソンに二塁打と
 2戦連続負け。
 9月3、4日のジャイアンツ戦でスーターがデービス、クラークと
 2試合連続のサヨナラ本塁打で負けた。
     ★サルも木から落ちるですよ

<ベストオーダー>       <スターター>      <ブルベン>

左 ロニー・スミス       ウォーキン・アンドゥハー  ブルース・スーター
二 トミー・ハー        ボブ・フォーシュ       ダグ・ベアー
一 キース・ヘルナンデス   スティーブ・ミューラ
右 ジョージ・ヘンドリック   ジョン・ストゥパー
捕 ダレル・ポーター      デイブ・ラポイント
三 ケン・オバークフェル
中 ウイリー・マギー
遊 オジー・スミス


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ゲーム中に着ているホンモノ仕様です。
スポーツに最適かな?
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今でもそう変わってはいないですが、一応昔バージョンになってます。
いつの時代もカージナル(紅冠鳥)は元気です。
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レッドバードですから、赤が基調になってます。
今季は「ガスハウス・ギャング」が健在です。
果たして、ワールドシリーズ制覇は??
オススメ度★★★★