Award Winner


●サイヤング賞 最高勝率


ピート・ブコビッチ

Pete Vuckovich(ピート・ブコビッチ) 右投げ右打ち


Peter Dennis Vuckovich



防御率試合投球回完投安打四球三振完封セーブ
3.341830223.2234102105

1952.10.27生まれ ペンシルベニア州ジョンズタウン出身

1974年ドラフト3位でエンジェルスに入団。
75、76年にホワイトソックス、77年はブルージェイズで投げ、
78年にカージナルスに移籍して12勝、防御率2.54(リーグ3位)
翌79年は15勝をあげました。

81年なブリューワーズに移籍。
変則シーズンながら、14勝で最多勝と最高勝率.778に輝きました。

82年は18勝(リーグ2位)、2年連続最高勝率.750をマークして
ア・リーグ初優勝に貢献したとして初のサイヤング賞を獲得しました。

巨体から投げおろす速球を武器にしていたが、
81年から変化球主体へモデルチェンジして
安定した成績が残せるようになったようです。

●奪三振王


フロイド・バニスター

Floyd Bannister(フロイド・バニスター) 左投げ左打ち


Floyd Franklin Bannister



防御率試合投球回完投安打四球三振完封セーブ
3.4312133524722577209

1955.6.10生まれ サウスダコタ州ピェール出身

アリゾナ州立大時代は最優秀大学選手に選ばれて、
76年ドラフト全米1位でアストロズに入団。

79年にマリナーズに移籍。
左腕からの快速球が武器で82年は209奪三振で奪三振王に。

リーグで200を越したのはバニスターだけでした。

まだ、粗削りながら未完の大器といわれた男が
ようやく本領を発揮しはじめたようです。

契約のもつれからマリナーズ退団は決定的で
リエントリー・ドラフトには16球団から指名があり、
注目度の高さを証明しました。

来季はどこのユニホームで三振をとるのでしょうか。

●最多勝


ラマー・ホイト

LaMarr Hoyt(ラマー・ホイト) 右投げ右打ち


Dewey LaMarr Hoyt



防御率試合投球回完投安打四球三振完封セーブ
3.53191539239.21424848124

1955.1.1生まれ サウスカロライナ州コロンビア出身

1973年ドラフト5位でヤンキースに入団。

なかなか、メジャーに昇格出来ず、
79年にホワイトソックスへ移籍してデビュー。

当初はリリーフだけで81年は9勝10セーブ。
82年も中継ぎでスタートして(初先発は4月27日)
5月24日まで無傷の9連勝、昨年の5連勝と合わせて
14連勝の球団記録をマークしました。

ホイトが投げると大量点が入ることから“ミスターラッキー”のあだ名も生まれました。

中盤やや失速したものの、最終のツインズ戦で完封勝ちして19勝をあげ
1つ差で最多勝のタイトルをつかみました。

落ちる球のマスターと変化球のコントロールが
良くなったことが飛躍の要因といわれている遅咲きの男です。

★ナショナル・リーグ

●サイヤング賞  最多勝  最多奪三振


スティーブ・カールトン

Steve Carlton(スティーブ・カールトン) 左投げ左打ち


Steven Norman Carlton



防御率試合投球回完投安打四球三振完封セーブ
3.10231138295.21925386286

1944.12.22生まれ フロリダ州マイアミ出身

1964年にカージナルス入団。
65年に昇格。67年には14勝、68年に日米野球で来日したおりに、
ロッテの成田文男の投げる球に興味を持ち、習得した。

これが、代名詞となるスライダーでした。

69年に早くもスライダー効果で17勝、
9月15日には19奪三振を記録しました。

71年に自身初の20勝。しかし、契約のもつれでフィリーズへ移籍。

移籍をバネに72年は27勝、防御率1.97、30完投
310奪三振、346.1回の5部門で1位で初のサイヤング賞に。

その後、77、80、82と4度のサイヤング賞を獲得。

82年は、23勝、6完封、19完投、286奪三振
295.2回がいずれも1位というスーパー38歳でした。
(players choiceで詳しくかいてます)


★レトロキャップ!

Click Here! ←new eraブリュワーズ

前身はシアトル・パイロッツ。
1970年に誕生。ミルウォーキーはビールの本場。
ブリューワーズは醸造業者の意味です。
オススメ度★★★★

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ダニー・ケイが中心となり作ったマリナーズ。
港町シアトルは海員の町でニックネームに。
いかりがおしゃれ。
オススメ度★★★★

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目指したのは最古のチームのレッドストッキングス。
なので名前もホワイトストッキングスを略してホワイトソックス。
1919年のブラックソックス事件は有名。
オススメ度★★★

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前身はクエーカーズといいました。
1883年からフィリーズに。
フィリーはフィラデルフィアに住む人のこと。
オススメ度★★★