カリフォルニア州サンフランシスコ キャンドルスティック・パーク
ベテランのドイル・アレキサンダー、バイダ・ブルーらを
次々に放出し投手力が不安視されたが若手投手陣が踏ん張った。
ロイヤルズから移籍の速球派のビル・ラスキー、
スライダーの日系人アトリー・ハンメーカー
さらにフォークのフレッド・ブレイニングらが
予想以上の活躍を見せてくれた。
これに抑えのアル・ホランド、ゲーリー・ラベール、グレッグ・ミントンが
大車輪の活躍でシーズン前の声を吹き飛ばした。
特に切札のミントンが81年の21セーブを上回る30セーブと
球団新記録をマークした。
打撃陣で若い投手陣を助けたのが二人のベテランだった。
トジャースをクビになったレジー・スミスが
打率.284、18本塁打、56打点と復活。
もう一人が39歳のジョー・モーガン。
134試合で打率.289、14本塁打、61打点、24盗塁
という驚異の活躍をみせてくれた。
モーガンは数字だけでなく、若手に「勝つため」にアドバイスを
与え続けたことがあげられる。
それの証拠に選手間でのMVPに選ばれている。
主砲のジャック・クラークは21勝利打点と勝負強さを発揮、
103打点と10年ぶりの100打点を越えた。
新人で一番に入ったチリ・デービスが19本塁打、24盗塁と活力を与えてくれた。
チーム打率はリーグ9位、防御率は7位と
傑出した力があったわけでなかったが
監督のフランク・ロビンソンの采配で1点差勝ちや逆転勝ちが多かった。
結局3位に終ったが「キャンドルスティックの奇跡」といわれた
オールスター以降の戦いぶりは、地元のファンを多いに熱狂させ、
プロらしさをだしてくれたといえた。
★タイトルホルダー
なし
★月間MVP
なし
★月間MVP投手
なし
★週間MVP
5月24日ー30日 ジャック・クラーク
7月 5日ー11日 グレッグ・ミントン
8月 2日ー 8日 レジー・スミス
9月20日ー26日 アル・ホランド
★オールスター
グレッグ・ミントン
★ゴールドグラブ
なし
★リーグ優秀監督
フランク・ロビンソン
★Retird Unifom Numbers(永久欠番)
4 Mel Ott(メル・オット)
11 Carl Hubbel(カール・ハッベル)
24 Willie Mays(ウィリー・メイズ)
27 Juan Marichial(ホワン・マリシャル)
44 Willie McCovey(ウィリー・マッコビー)
1900ー1982
6930勝5805敗 .544
<記録 きろく キロク>
●クラークは、8月8日のアストロズ戦で
4打数無安打ながら3打点。
すべて内野ゴロであげた打点だった。
18日は4安打で6打点。
5回に3点本塁打と2点適時打でリーグ記録にあと1点の1イニング5打点をあげた。
5月28日には3ランと2ラン、29日には満塁と2ラン本塁打を放ち
2日で11打点を稼ぎ、さすがクラッチヒッターの面目を保った。
★主軸は打点が命です
●復活のレジー・スミスが8月6日のアストロズ戦で
クラークと1試合2度連続本塁打した。
他に4月30日のメッツ戦で代打逆転3点本塁打と
8月11日のブレーブス戦と2本のサヨナラ本塁打を記録した。
さすが千両役者。
★お払い箱になった後で活躍するんだよねー
<ベストオーダー> <スターター> <ブルペン>
中 チリ・デービス ビル・ラスキー グレッグ・ミントン
ニ ジョー・モーガン フレッド・ブレイニング ゲーリー・ラベール
右 ジャック・クラーク リッチ・ゲイル
一 レジー・スミス アトリー・ハンメーカー
三 ダレル・エバンス レニー・マーチン
左 ジェフ・レナード
遊 ジョニー・レマスター
捕 ミルト・メイ
★ジャイアングッズ!
←オーセンティックキャップ(サンフランシスコ ジャイアンツ ゲーム用)
ニューヨークを本拠地として1876年に発足。
ヤンキース、ドジャースと三強時代を築くが
1958年にサンフランシスコに移転。
オススメ度★★★
一枚は欲しいアイテム。
今季は色々なTが出回りそう。。。
1902年にオリオールズからジョン・マグローを引き抜き
05年に初のワールドチャンピオンになりました。
その後、マグローは30年間監督をつとめました。
オススメ度★★★★
少し前のロゴ・バージョン。
梅雨時の肌寒い時に。
オススメ度★★★
一番このページらしい一品です。
一番強そうな名前を、ということで聖書の「巨人ゴリアテ」から
ジャイアンツはつけられました。
オススメ度★★★★
海付きのパシフィック・ベル。
いまは、SBCパークに改称しています。
オススメ度★★★★