ちょっと昔のMLB 1982−21


Seattle Mariners(シアトル・マリナーズ) 
アメリカン・リーグ西地区4位 76勝86敗 .469


ワシントン州シアトル キング・ドーム

シアトル・マリナーズ

なんといっても大健闘のシーズンだった。

5月22から6月14日にかけて15勝5敗で
主砲のリッチー・ジスクも「こりゃ、ひょっとすると。。。。」といっていたのがこの頃だった。

約5ヶ月にわたって5割を維持していたが夏場に故障者が続出して
8月17日のタイガース戦のダブルヘッダー第二試合に2ー3で負けて
以降7連敗で万事窮した。

投手陣の主役はキャンプ最終日に移籍してきたビル・コーディル。

昨年はカブスでわずか1勝のみ。
よく獲得したものでスカウトの目が確かだったといえる。

抑えとして70試合に登板12勝9敗26セーブ、
防御率2・35と切り札になった。

新人左腕エド・バンデバーグは78試合に投げ9勝5セーブ。

二人に比べて先発陣は情けなかった。

奪三振王のフロイド・バニスターと5月6日に300勝を達成した
スピッターのゲイロード・ペリーは及第点だった。

2ケタを期待したジム・ビーティーとジーン・ネルソンは
8勝と6勝だった。

若手のティム・ストッダートはわずか3勝に終った。

だが、リリーフ陣のおかげでチーム防御率3.88は
リーグ4位だった。

打撃陣のチーム打率.254はリーグ12位。

大リーグで最も本塁打が出る球場のキング・ドームをホームに
しながら130本(10位)で恩恵は受けられなかった。

中軸のブルース・ボクティが.297ジスクが.292、
アル・カウエンズが.270だが前後が機能せず、得点に結びつかなかった。

しかし、盗塁総数130で機動力はあったといえた。

スピードを生かすのか、大砲を作るのか
決まらないまま終幕してしまったシーズンだった。

フロイド・バニスター

  ★タイトルホルダー

  フロイド・バニスター 奪三振王 209

  ★月間MVP

   なし

  ★月間MVP投手

  6月 ジム・ビーティー 5勝0敗 1.77

  ★週間MVP

  4月19日ー25日  トッド・クルーズ 打率.458、2本塁打、長打率.833
  5月3日ー9日    ゲイロード・ペリー 300勝達成(史上15人目)
  6月7日ー13日   ジーン・ネルソン 2勝0敗 1.20、2安打完封
  9月20日ー26日  ブルース・ボクティー 打率.500、長打率.864
  

  ★オールスター

  フロイド・バニスター
     

  ★ゴールドグラブ

  なし

  ★チームハイ&ロウ

  最長イニングー20
  at.カリフォルニア  4月13日

  最長時間延長戦ー6時間6分
  at.カリフォルニア  4月13日(20回)

  ★Retired Uniform Nunbers(永久欠番)

   1982年ではなし
  

1977ー1982
366勝551敗 .399

<記録 きろく キロク>

●4月11日のアスレチックス戦が延長16回で5時間18分
一日おいた14日には延長20回で6時間6分(前日のサスペンデッド
ゲーム)とたて続けに長い試合をこなした。
カスティーヨは8打数無安打9打数2安打の17打数2安打で
お疲れ様でした。

●300勝を達成したゲイロード・ペリーが44歳で10勝だったが
9月19日のレンジャース戦で19歳と20歳のバッテリーで勝利した。
20歳が投手のナネスで5回1失点19歳のマルカド捕手が初安打が
満塁本塁打という20世紀初の放れ技をみせた。
ナネスは初勝利で今季唯一の勝利だった。
マルカドは2安打のうちの1本が劇的な1発だった。

<ベストオーダー>           <スターター>          <ブルペン>

左 ジョー・シンプソン         フロイド・バニスター        ビル・コーディル
三 マニー・カスティーヨ        ジム・ビーティー          エド・バンデバーグ
一 ブルース・ボクティー       ゲイロード・ペリー          マイク・スタントン
指 リッチー・ジスク          マイク・ムーア
右 アル・カウエンズ          ジーン・ネルソン
中 デイブ・ヘンダーソン
捕 リック・スィート
遊 トッド・クルーズ
二 フリオ・クルーズ


マリナーグッズ!


Click Here! ←【NEW ERA】 MLB CAP (マリナーズ)BLUE/YEL

シアトルは港町。海員たちの町です。
そこからマリナーズがニックネームに。
イカリがトレードマークの時代です。
オススメ度★★★

Click Here! ←クーパーズタウンサテンジャケット(マリナーズ/青)

昔ながらの古き良き時代の一品です。
77年の大リーグの3回目の球団拡張で誕生。
喜劇俳優のダニー・ケイが中心となって誘致した。
ちなみに、谷啓さんの名はダニー・ケイからつけました。
オススメ度★★★★(ビンテージ??)

Click Here! ←Coopers Town Snap Jakcet(マリナーズ)

あまり見ない形のジャケットです。
試合用というよりもタウン用ですね。
今のマリナーズ型にあきた方に是非。
オススメ度★★★★