ワシントン州シアトル キング・ドーム
なんといっても大健闘のシーズンだった。
5月22から6月14日にかけて15勝5敗で
主砲のリッチー・ジスクも「こりゃ、ひょっとすると。。。。」といっていたのがこの頃だった。
約5ヶ月にわたって5割を維持していたが夏場に故障者が続出して
8月17日のタイガース戦のダブルヘッダー第二試合に2ー3で負けて
以降7連敗で万事窮した。
投手陣の主役はキャンプ最終日に移籍してきたビル・コーディル。
昨年はカブスでわずか1勝のみ。
よく獲得したものでスカウトの目が確かだったといえる。
抑えとして70試合に登板12勝9敗26セーブ、
防御率2・35と切り札になった。
新人左腕エド・バンデバーグは78試合に投げ9勝5セーブ。
二人に比べて先発陣は情けなかった。
奪三振王のフロイド・バニスターと5月6日に300勝を達成した
スピッターのゲイロード・ペリーは及第点だった。
2ケタを期待したジム・ビーティーとジーン・ネルソンは
8勝と6勝だった。
若手のティム・ストッダートはわずか3勝に終った。
だが、リリーフ陣のおかげでチーム防御率3.88は
リーグ4位だった。
打撃陣のチーム打率.254はリーグ12位。
大リーグで最も本塁打が出る球場のキング・ドームをホームに
しながら130本(10位)で恩恵は受けられなかった。
中軸のブルース・ボクティが.297ジスクが.292、
アル・カウエンズが.270だが前後が機能せず、得点に結びつかなかった。
しかし、盗塁総数130で機動力はあったといえた。
スピードを生かすのか、大砲を作るのか
決まらないまま終幕してしまったシーズンだった。
★タイトルホルダー
フロイド・バニスター 奪三振王 209
★月間MVP
なし
★月間MVP投手
6月 ジム・ビーティー 5勝0敗 1.77
★週間MVP
4月19日ー25日 トッド・クルーズ 打率.458、2本塁打、長打率.833
5月3日ー9日 ゲイロード・ペリー 300勝達成(史上15人目)
6月7日ー13日 ジーン・ネルソン 2勝0敗 1.20、2安打完封
9月20日ー26日 ブルース・ボクティー 打率.500、長打率.864
★オールスター
フロイド・バニスター
★ゴールドグラブ
なし
★チームハイ&ロウ
最長イニングー20
at.カリフォルニア 4月13日
最長時間延長戦ー6時間6分
at.カリフォルニア 4月13日(20回)
★Retired Uniform Nunbers(永久欠番)
1982年ではなし
1977ー1982
366勝551敗 .399
<記録 きろく キロク>
●4月11日のアスレチックス戦が延長16回で5時間18分
一日おいた14日には延長20回で6時間6分(前日のサスペンデッド
ゲーム)とたて続けに長い試合をこなした。
カスティーヨは8打数無安打9打数2安打の17打数2安打で
お疲れ様でした。
●300勝を達成したゲイロード・ペリーが44歳で10勝だったが
9月19日のレンジャース戦で19歳と20歳のバッテリーで勝利した。
20歳が投手のナネスで5回1失点19歳のマルカド捕手が初安打が
満塁本塁打という20世紀初の放れ技をみせた。
ナネスは初勝利で今季唯一の勝利だった。
マルカドは2安打のうちの1本が劇的な1発だった。
<ベストオーダー> <スターター> <ブルペン>
左 ジョー・シンプソン フロイド・バニスター ビル・コーディル
三 マニー・カスティーヨ ジム・ビーティー エド・バンデバーグ
一 ブルース・ボクティー ゲイロード・ペリー マイク・スタントン
指 リッチー・ジスク マイク・ムーア
右 アル・カウエンズ ジーン・ネルソン
中 デイブ・ヘンダーソン
捕 リック・スィート
遊 トッド・クルーズ
二 フリオ・クルーズ
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←【NEW ERA】 MLB CAP (マリナーズ)BLUE/YEL
シアトルは港町。海員たちの町です。
そこからマリナーズがニックネームに。
イカリがトレードマークの時代です。
オススメ度★★★
昔ながらの古き良き時代の一品です。
77年の大リーグの3回目の球団拡張で誕生。
喜劇俳優のダニー・ケイが中心となって誘致した。
ちなみに、谷啓さんの名はダニー・ケイからつけました。
オススメ度★★★★(ビンテージ??)
←Coopers Town Snap Jakcet(マリナーズ)
あまり見ない形のジャケットです。
試合用というよりもタウン用ですね。
今のマリナーズ型にあきた方に是非。
オススメ度★★★★