1976年から最下位が3年連続で、5位が2年連続のお荷物になりかけていましたが
今季は開幕前の景気はダントツの1位でした。
シンシナティ・レッズから゛黒い大砲゛のジョージ・フォスターを200万ドルで移籍させた。
これで、ディブ・キングマン、エリス・バレンタインの3人で「100本塁打トリオ」の誕生だと
花火を大きく打ち上げた。
だが、いざ開幕すると「本塁打トリオ」ではなく三振を繰り返す「虚砲トリオ」だった。
バレンタインは開幕スタメンから外れて調子が出ないまま「メッツをやめたい」発言で
ブーイングを受けるハメに。
4番の゛コング゛キングマンは37本塁打で3年ぶり2度目のキングに輝いたが
打率.204ととても打率とはいえない数字では打点99とはいっても主砲と呼べるかどうか。
一時は、初の打率1割台の本塁打王誕生か?と騒がせたほどだった。
トリオのトリのフォスターは、7月14日までに10本塁打、48打点だったものの
その後は大スランプにはまり、3本塁打のみで彼もまたブーイングの標的になってしまった。
看板となるはずの打線のチーム打率は.247で全26球団中で下から2番目(レッズと同率)
では勝てるわけがないはずです。
それでも、不安視されていた若手投手陣は週間MVPをとる活躍を見せたランディ・ジョーンスや
チャールズ・パレオを中心として意外な健投をみせて、5月末時点では26勝21敗で3ゲーム差の
2位につけていた。
しかし、メッツのペナントレースは事実上この日で終ってしまった。
ここからは、ひたすらに負け続けることになる。
6月からは34勝76敗で、8月15日から31日までの15連敗(今季大リーグ最多記録)がトドメとなった。
若手で組んだ投手陣は防御率3.88とリーグ11位。
ジェシー・オロスコが4勝10敗2.72、エド・リンチが4勝8敗3.55、パレオが9勝9敗4.47の
成績だったが、与四球が582でリーグ最多と四球病(?)にとりつかれ、
投手コーチ出身のジョージ・バンバーガー新監督が何度もミーティングを開いたが、
逆にかえって萎縮したのか、かえって四球が増えていくという悪循環をくりかえしてしまった。
さらに「彼の欠場がなければ10勝は違った」と監督がグチった、
夏場での救援エースのニール・アレンのひじ痛はダメ押しのダメ押しになった。
この最悪の状況の中、ムーキー・ウイルソンがリードオフマンとして58盗塁(リーグ4位)を
マークしたことと、ベテランのクレイグ・スワンが11勝をあげてカムバックしたことが明るい話題だった。
●今季、リーグで3回しかなかったトリプルプレーをなんと2回マークしています。
8月3日のシカゴ・カブス戦、ラリー・ボーワのショートライナーを6ー4ー3で。
9月29日のこれもカブス戦、キース・モアランドのセカンドライナーを4ー3としたもの。
余談ですが、この2試合とも負けています。
★なんともはや・・・・。(^_^;)
●キングマンは37本塁打で3年ぶりにタイトルを奪取。
9月10日のセントルイス・カージナルス戦で8回に打った35号は
通算347本目にして初めてのランニングホーマーとなりました。
★どうせならランニングゼロでいってほしかった(笑)
●4月10日のカブス戦、先発パット・ザクリーは8回二死で、代打ボブ・モリナロに初ヒットを打たれ
ノーヒッターを逃して、その後に連打されて完封勝ちも出来なかった。
この大チャンスを逃したためか、完封勝ちは今季ゼロでした。
★チャンスは一度〜♪なんて歌があったなあ。
★タイトルホルダー
デイブ・キングマン 本塁打37
★月間MVP
なし
★月間MVP投手
なし
★週間MVP
5月17−23日 ランディ・ジョーンズ
7月15−18日 デイブ・キングマン
★オールスター
ジョン・スターンズ
★ゴールドグラブ
なし
★クラブ ハイ&ロウ
●最多連敗記録 15 − 8月15日(第二試合)ー31日
●1試合最多盗塁 6 − 8月4日atシカゴ
Retired Uniform Numbers(永久欠番)
14 Gil Hodges(ギル・ホッジス)
37 Casey Stengel(ケーシー・ステンゲル)
1962−1982年
1430勝1903敗 .429
<ベストオーダー> <スターター> <ブルペン>
中 ムーキー・ウイルソン ジェシー・オロスコ ニール・アレン
遊 ボブ・ベイラー クレイグ・スワン
右 エリス・バレンタイン パット・ザクリー
一 デイブ・キングマン チャールズ・パレオ
左 ジョージ・フォスター ピート・ファルコーン
捕 ジョン・スターンズ ランディ・ジョーンズ
三 ヒュービー・ブルックス
二 ロン・ガーデンハイヤー
★メッツグッズ!
この形が昔からのオーソドックスなモノですよ。
オレンジや黒もいいですけど、わたしはコレが好きです。
当然オススメ度★★★★★です。
←ニューエラ ニューヨーク・メッツ オーセンティックキャップ(ホーム用)
これも昔のスタイルに近いモノを選んでみました。
マイーファースト・MLBにあるチケットのシーバーは、このスタイル。
(まだご覧でない方は、ぜひ見てください)
オススメ度★★★★