ちょっと昔のMLB1982−24


SanDiego Padres(サンディエゴ・パドレス)
ナショナル・リーグ西地区 4位 81勝81敗 勝率.500


サンディエゴ・パドレス

カリフォルニア州サンディエゴ ジャック・マーフィー・スタジアム


1000勝監督のディック・ウイリアムスを監督にして
オープン戦を15勝8敗の勢いのまま開幕を迎えた。

4月14日から球団初の11連勝で一気に首位にもなった。

4月を13勝5敗で1ゲーム差の2位と好スタートを切った。

5月に負け越すも6月にはすぐ勝ち越し。
オールスターまで50勝36敗で2ゲーム差の2位をキープ。

もしやという気持が出て来た矢先の
オールスター直後の12試合を3勝9敗と負けたのを境に
一気に貯金を使い果たしたが、ジャスト5割の4位で閉幕した。

これはウイリアムス監督の厳しい姿勢が勝利を呼びこんだといえた。

中心打者のテリー・ケネディが開幕から不振とみるや
3試合続けてベンチへ下げてしまった。
これにはケネディも「あの刺激が良かった」といっていた。

最も変わったのは投手陣であろう。
昨年、リーグ最多四球を出したが、見違えるように良くなった。

100マイル左腕のティム・ローラーがコントロールを身につけ16勝。
一躍、エースにのしあがった。

2年目のエリック・ショーがシンカー、スライダーを投げ分ける
変化球投手へ変身して10勝3セーブ、ルイス・デレオンはシンカーを武器に
9勝15セーブ、そして新人のデイブ・ドラベッキーが内角攻めで5勝2セーブ
フロイド・チファーが2種類のファーストボールで4勝4セーブとイキのいい
若手投手陣が大活躍した。

そして10敗はしたものの、抑えのゲーリー・ルーカスがゲームを締めくくった。

その投手陣の防御率.3.52はリーグ5位と見事だった。

チーム打率.257でリーグ7位の打撃陣では、移籍ののシクスト・レスカノと
ルーパート・ジョーンズ、テリー・ケネディーが打線を引っ張った。

レスカノが打率.289、16本塁打、84打点、10勝利打点
ケネディーが打率.295、21本塁打、97打点、15勝利打点
ジョーンズが打率.283、12本塁打、61打点、9勝利打点をあげた。

さらに、攻撃陣にスピードが加わったことが注目される。

一番を打つジーン・リチャーズが30盗塁、8番のティム・フラナリーが27盗塁
控えのアラン・ウイギンスが33盗塁も記録して、チーム全体で165盗塁は
カージナルスに次いでの2位となり、長打力不足を足でカバーしたといえた。

ただ、オジー・スミスと交換で入ったゲーリー・テンプルトンは今一精彩を欠き
打率.247と持ち前の安打製造機ぶりが発揮されなかったのは痛かった。

しかし、名将ウイリアムス監督の「今季は5割はいける」の言葉通りに
5割ジャストで終わった”ニュー・パドレス”だった。

★タイトルホルダー

なし

主砲テリー・ケネディー ★月間MVP

なしト

★月間MVP投手

なし

★週間MVP

4月19日ー25日 シクスト・レスカノ
7月26日ー8月1日 シクスト・レスカノ

★オールスター

ルーパート・ジョーンズ

★ゴールドグラブ

なし

★Retird Unifom Numbers(永久欠番)

 1982年当時はなし

1969ー1982
914勝1291敗 .415

<記録 きろく キロク>

●チーム最多勝のティム・ローラーは打撃でも貢献。
 投手ながら3本塁打を記録、4月23日のブレーブス戦と
 29日のメッツ戦では2試合連続本塁打した。
 さらに開幕から6試合連続安打も記録した。
      ★自分で打って勝つ!さすがー!

●9月13日のドジャース戦(延長16回)で1番のリチャーズが5安打
 2番に入ったジョー・ルフェイが6安打でチーム15安打の内
 11本を1,2番で記録した。
 リチャーズは、7月10日のメッツ戦でも5打数5安打して、今季
 5安打2回は、両リーグで唯一人の記録でした。
      ★1,2番が出過ぎると主軸にかなりのプレッシヤーかも!

●ルーパート・ジョーンズは、7月16,17日のエクスポズ戦で4三振づつの
 2試合で8三振を喫した。(ワーストタイ記録)
 オールスターにも出て、それまで89試合で11本塁打だったが、
 以降71試合で1本塁打しか打てなかった。
      ★トホホ。。。。ですな。

<ベストオーダー>          <スターター>          <ブルペン>

左 ジーン・リチャーズ        ティム・ローラー          ルイス・デレオン
右 シクスト・レスカノ         ジョン・モンテフスコ        フロイド・チファー
遊 ゲーリー・テンプルトン      エリック・ショー           ゲーリー・ルーカス
中 ルーパート・ジョーンズ      クリス・ウエルシュ
捕 テリー・ケネディー         ホワン・アイケルバーガー
一 ブロッド・パーキンス
三 ルイス・サラザー
二 ティム・フラナリー



★パドレグッズ!

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80年代当時のブラウンとイエローを使ったキャップです。
なかなか手に入らない一品だと思います。
2年後にリーグ制覇するのですが、それはまた1984年版で。
オススメ度★★★★

Click Here! ← ゲーマージャケット襟あり(パドレス/2003)

あえて2003年版ジャケットです。
なんとなくデザイイン的にこちらの方がいいような。
毎年毎年リニューアルの繰り返しですもんね。
オススメ度★★★

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通気性バツグンのプラクティスジャージです。
2005年は大補強したアリゾナ、ロサンジェルスに挑みます。
オーツカからホフマンへの必勝リレーがいくつ見られるか。
オススメ度★★★★

Click Here! ←オーセンティックTシャツ(パドレス/2003Navy)

これも2003年版Tです。
わざわざ少しでも昔を選びます。
悲しい性です。
オススメ度★★★

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わざわざ練習キャップを選びました。
試合用よりも軽くて通気性がいいんですよ。
なかなかパドレスものは見つからないですが。
オススメ度★★★


Click Here! ←1984 サンディエゴパドレス ユニフォーム トニー・グウィン

パドレスといえば、トニー・グウィン。
ナ・リーグ記録の8度の首位打者に輝いた安打製造機。
1982年に大リーグデビューしたグウィンが打率.351で
初タイトルを取ったのが、この1984年です。
通算3141安打で間違いなく、殿堂入りでしょう。
オススメ度★★★★★

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