ちょっと昔のMLB 1982−23


Texas Rangers(テキサス・レンジャース) 
 アメリカン・リーグ西地区6位 64勝98敗 勝率.395


テキサス州アーリントン アーリントン・スタジアム

テキサス・レンジャース

安打製造器のアル・オリバーを放出して大砲の
ラリー・パリッシュを獲得して得点力のアップがあるはずだった。

しかし、4月は6勝11敗の最下位スタート。

5月はさらに悪くなり8勝18敗で借金15の状態。

「こんな状態なら3Aのデンバーと総入れ換えしろ」
というフロントからの声がでる中、6月10日に
ゼネラルマネージャーのクビを飛ばした。

その効果か6月は14勝11敗と勝ち越し。

だが長続きはせず、7月は11勝19敗で、
28日には監督のドン・ジマーを解任。

その効果はなく64勝98敗の6位でジ・エンド。

何にしても打てなかった。

チーム打率.249はリーグ13位、
総得点590はリーグ最下位で
全26チーム中25番目だった。

4番を予定していた移籍のパリッシュは、
128試合で打率.264、17本塁打、62打点で
後半は新人のデイブ・ホステトラーに替わられた。

そのホステトラーは打率.232ながら、
22本塁打、67打点とチーム二冠王に輝いた。

要のバディ・ベルが最高打率の.296で3割打者はなし。
成績不振からかベルはフロントとトラブルを越し
トレードを直訴する内紛も起きてしまった。

投手陣の防御率4.28はリーグ12位。

だが大健投はベテランのチャーリー・ハフで
34先発で16勝13敗、12完投で
ナックルが冴えわたった。

ダニー・ダーウィンもリリーフで10勝7セーブ
(1先発55救援)をマークした。

本来ならエースになるべきジョン・マトラックはヒジ痛で
7勝7敗、リック・ハニカットはスピード不足から5勝17敗と
期待の左腕コンビは大きく期待を裏切った。

投打ともに駒不足と経験不足の選手たち、
後半の指揮を取ったダレル・ジョンソンが
11年で11人目の監督というフロントの甘さも
とり沙汰される厳しいシーズンとなった。

★タイトルホルダー

なし

主砲バディ・ベル ★月間MVP

なし

★月間MVP投手

なし

★週間MVP

なし

★オールスター

バディ・ベル

★ゴールドグラブ

バディ・ベル 三塁手

★Retird Unifom Numbers(永久欠番)

 1982年ではなし

1961ー1982
1551勝1935敗 .445

<記録 きろく キロク>
●5月7日のボストン・レッドソックス戦に勝利して
 12連敗でやっと止まった。
 ただの連敗ストップではなく奇跡的な1勝だった。

 スコアは1ー0。
 唯一の得点はシーズン初安打の
 ボビー・ジョンソンの本塁打。(シーズンで2本)
 これが第一の奇跡。

 先発のドク・メディッチと救援のダニー・ダーウィンが
 12安打されながら奇跡的に0点に抑えた。
 さらに守備陣が6併殺の奇跡の守りでバックアップした。
 (その前6併殺に8試合かかった)

 翌日からまた3連敗したのでこの3つの奇跡がなければ
 球団新記録の16連敗だった。

●不振だった移籍のパリッシュだったが
 チームのグランドスラム3本を一人で打った。

 7月4、7、10日と一週間で3満塁本塁打。

 これは1968年タイガースのジム・ノースラップ以来
 史上2人目の快挙だった。


<ベストオーダー>          <スターター>          <ブルペン>

中 ジョージ・ライト          ジョン・マトラック         デイブ・シュミット
左 ビリー・サンプル         チャーリー・ハフ         ダニー・ダーウィン
三 バディー・ベル          フランク・タナナ          スティーブ・コマー
一 デイブ・ホステトラー       リック・ハニカット
右 ラリー・パリッシュ
指 ラマー・ジョンソン
捕 ジム・サンドバーグ
二 マイク・リチャード
遊 バッキー・デント


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