それ故、ジョージ・フォスター、ケン・グリフィー、デイブ・コリンズの強打外野トリオを
そっくり放出。おかげで一般の予想通りチームはガタガタになってしまった。
実に101敗。首位ブレーブスに28ゲームも離されたダントツの最下位に沈んだ。
キャンプの時から、打てないだろうとは言われていた。
新戦力として目ぼしいのはレイ・ナイトと交換でとったシーザー・セデノだけという有様。
それならば投手力で勝負というジョン・マクナマラ監督の思惑は見事に外れた。
昨年、14勝2敗で最多勝のトム・シーバーがキャンプで左ふとももを痛めて出遅れ、
初勝利が5月4日。
シーズン中にも故障を繰り返してなんと自己最低5勝13敗。
フランク・パストーリが8勝13敗、ブルース・ベレニーが9勝18敗、チャーリー・リーブラントが5勝7敗と
若手トリオも伸び悩んだ。
ブルペンにリリーフでジム・カーンとボブ・シャーリーを獲得して備えたが、先発陣がこの状態では
意味がなかった。
チーム防御率は3.66でリーグ8位。
その中でもエースに成長したマリオ・ソトが孤軍奮闘。
投球回257.2で274奪三振(リーグ2位)。
今季、規定投球回数以上で三振数が上まったのは、両リーグでソトが一人だけ。
防御率2.79(4位)、13完投(5位)、14勝13敗も打線の援護さえあれば20勝も狙えたはず。
打では、これといって見るべきものがなかった。
チーム打率.251はリーグ10位。
総得点は545で両リーグで最低の打線になってしまった。
移籍のセデノが.289、16盗塁、デイブ・コンセプシオンが.287、13盗塁位のもの。
ミスター・レッズのジョニー・ベンチは35歳にして三塁コンバートがこたえたのか
.258、13本塁打、38打点とらしくない働き。
若手野手陣も投手陣同様に伸び悩んだ。
期待のポール・ハウスホルダーは.211、9本塁打、34打点と全くの期待はずれに。
こうした誤算だらけの中、7月21日にマクナマラ監督が解任されたのは、気の毒というほかはない。
しかし、この状況の中、来季の経営方針も変わらないということである。
★月間MVP
なし
★週間MVP
5月31日ー6月6日 ダン・ドリーゼン
★タイトル
なし
★オールスター
デイブ・コンセプシオン
トム・ユーム
マリオ・ソト
★ゴールドグラブ
なし
★ハイ&ロウ
1試合最多残塁(9回)ー14 vsピッツバーグ 5月9日
1試合最多盗塁ー6 atヒューストン 10月1日
★Retired Uniform Numbers(永久欠番)
1 Fred Hutchinson(フレッド・ハッチンソン)
1900年ー1982年
6421勝6331敗 .504
〈記録 きろく キロク〉
●快速球「マリオ・スピードワゴン」ソトは、2ケタ奪三振が9試合。8月17日のメッツ戦では15三振を
奪った。登板の予定のなかった翌18日には、延長14回ウラに代走で出て見事サヨナラのホームイン。
★走るのも快速なんだね!
●大リーグ1056打数で初本塁打したのが、捕手のトレビノ。1978年から昨年まで247試合で
723打数0本塁打だった。
9月14日のジャイアンツ戦で2回にA・ハンメーカーから打ったが、チームは逆転負けでみのらなかった。
★2本目は勝利の一打を!
●リーブラントは6月30日のジャイアンツ戦の12回ウラ、三塁に走者を置いてサヨナラ暴投の大失態。
★トホホホ・・・
<ベストオーダー> <スターター> <ブルペン>
二 ロン・オースター マリオ・ソト トム・ユーム
左 エディー・ミルナー フランク・パストーリ
遊 デイブ・コンセプシオン トム・シーバー
三 ジョニー・ベンチ チャーリー・リーブラント
中 シーザー・セデノ ブルース・ベレニー
一 ダン・ドリーゼン ボブ・シャーリー
右 ポール・ハウスホルダー
捕 アレックス・トレビノ
←ケン・グリフィ Jr.UDAオーセンティック・サイン入りユニフォーム
おお!これは。。。
ジュニアのサイン入りユニフォーム。
レッズに移籍してからは忘れられた存在になっていましたが、
今季は復活の500本塁打。
オールスターにも選ばれて、さあこれから巻き返しですね。
限定品です。オススメ度★★★★
ジュニア以上にチームを引っ張っているのがこのアダム・ダン。
長打力は折り紙付き。昨年はチーム事情で1番を打ったりしたものの
116試合で27本塁打。
故障がなければ。。。。
期待の星オススメ度★★★★
赤に白いC。これぞレッズの伝統です。
気をつけないと広島に間違われるかも。。。。
元祖はレッズです。オススメ度★★★
創設は1876年。
プロ球団第一号のシンシナチ・レッドストッキングス解散後に発足。
レッドストッキングスを短縮してレッズと命名しました。
歴史のあるチームのTシヤツです。
オススメ度★★★★
←オーセンティックバッティングジャージ2003(袖パッチ付き)
1919年の世界一のときの相手がホワイトソックスで、
球界最悪事件簿のブラックソックス事件に発展しました。
近代ではビッグレッドマシンといわれ、最強の名を欲しいままに
していましたが、近年は停滞気味ですね。
昨年のバッティングジャージーなんですが、左袖にパッチ付きの
希少価値ものです。オススメ度★★★