評判通りの猛打を見せて、ペナントレースを盛り上げてくれました。
チーム打率は26球団ダントツの.285。(アンビリーバブル!!)
切り込み隊長のウイリー・ウイルソンがオープン戦で足を故障して
開幕26試合を欠場するアクシデントがあったものの.332で初の首位打者に。
ベストDHにも選ばれたハル・マクレーが.308、27本塁打、133打点で打点王と
35歳という年齢を感じさせない働きをみせてくれました。
二遊間コンビのフランク・ホワイトとU・L・ワシントンは華麗な守備と.298、.286。
至宝ジョージ・ブレットは.301、21本塁打、82打点。
エイモス・オーティスは勝利打点20と貢献してくれました。
また、打つだけでなく盗塁数は133でリーグ4位。
捕手のジョン・ワーザンが36盗塁するなど、どこからでも走れる強みを生かすことに成功。
弱いといわれた投手陣の防御率は4.08でリーグ10位。
ここを支えたのは、抑えのダン・クイゼンベリー。
72試合に登板して9勝35セーブ。防御率2.57でファイアマン賞を獲得。
また、新人のマイク・アームストロングが52試合で5勝6セーブ、3.20とよくつないだといえます。
先発では、移籍のバイダ・ブルーが13勝、ラリー・グーラが18勝をあげたものの
全体的には「弱投」は変わることはありませんでした。
8月には首位に立ち、以降エンジェルスと激しいデッドヒートを繰り広げたが
直線コースに入った9月16日から7連敗してしまったのが悔やまれます。
20日からのエンジェルス戦に負けて首位転落。
最後の望みの27日からのエンジェルス戦の初戦に破れ、涙を飲んだ。
激しいハウザーイズムの浸透があったこそのシーズンだったのではないでしょうか。
<記録 きろく キロク>
●打率.332で初の首位打者を獲得したウイルソンは、
足のケガの影響で自慢の盗塁は37個でした。
しかし、足は健在で、5月10日、7月21日、9月3日と3本は
いずれもランニングホームランでした。
通算13本中10本がランニングというもの。
他にオーティス、ブレット、マクレーも今季記録していますが、
オーティスが通算6本目、ブレット、マクレーは2本目でした。
まさに、足のロイヤルズを証明しました。
★足にはスランプはない・・・。有名な言葉
●8月3日のデトロイト・タイガース戦で名手ホワイトがサヨナラ三塁打。
この一打で1979年9月26日以来、通算2度目のサイクル安打を達成しました。
★打てるゴールドグラブの常連です!
●今季、大リーグでダントツno.1の.285をマークした最強打線。
4月17日は22安打、5月11日は21安打、6月6日は22安打
8月9日は20安打、9月12日は20安打と、一試合20安打以上を5回もやってくれたのは
ロイヤルズだけでした。
★すげー!の一言だすー。
★タイトルホルダー
ウイリー・ウイルソン 首位打者.332
ハル・マクレー 打点王133
ダン・クイゼンベリー セーブ王35
★月間MVP
5月 ハル・マクレー
★月間MVP投手
なし
★週間MVP
4月26−5月2日 ハル・マクレー
★オールスター
ハル・マクレー
ウイリー・ウイルソン
フランク・ホワイト
ジョージ・ブレット
ダン・クイゼンベリー
★ゴールドグラブ
フランク・ホワイト
★クラブ ハイ&ロウ
●1試合最多安打 22 − 4月17日、6月6日
●1試合最多得点 18 − 9月12日
<ベストオーダー> <スターター> <ブルペン>
中 ウイリー・ウイルソン バイダ・ブルー ダン・クイゼンベリー
遊 U・L・ワシントン ラリー・グーラ マイク・アームストロング
三 ジョージ・ブレット ポール・スプリットーフ ボブ・ タフツ
指 ハル・マクレー デニス・レナード
左 エイモス・オーティス デイブ・ フロスト
一 ウイリー・エイキンズ
右 ジェリー・マーチン
二 フランク・ホワイト
捕 ジョン・ワーザン
★ロイヤルグッズ!
ロイヤルブルーのTシャツ。ロイヤルズの代名詞なんですよ。
王侯のロイヤルの意味もありますが、知られざるもう一つの意味が
年に一度の家畜のお祭り、ロイヤル・ショーからつけたのですよ。
ちょっと昔の定番アイテムオススメ度★★★★★
←Majestic Batting Practice Jersey(ロイヤルズ)
今の袖だけが色違いのユニフォームは、ちょっと・・・・・。
上下でロイヤルブルーがいいですなー。
タウンでも充分に映えますよ。
オススメ度★★★★