ナ・リーグのブレーブスと同じく、開幕から一気に飛び出した。移籍のT・パチョーレク、S・ケンプらの
猛打で土つかずの8連勝して、地元のファンを狂喜させた。しかし、それもつかの間で次の7試合には
1勝6敗と急ブレーキがかかってしまった。当たりに当たっていた打線が早くもスランプに陥ってしまう。
この7試合にそれまで好調だったパチョーレク、ケンプ、C・フィスク、G・ルジンスキーの4人衆の打率が
一気に軒並み1割台となってしまった。これでは勝てるわけがない。
この開幕15試合が長いシーズンの結果を象徴するものだったかもしれない。エンジェルス、ロイヤルズ
とともに常に3強を守っていたが、肝心な勝負ところでもろさ、弱さを露呈してしまい、6ゲーム差の3位で
シーズンを終わってしまった。
リリーフから先発に転向して、開幕から9連勝したR・ホイトの19勝を筆頭にJ・クーズマンが11勝、
R・ドットソンが11勝、D・ランプが11勝、B・バーンズが13勝と5人の2ケタ勝利投手を出した。
さらに、新人のS・バロハスがリリーフの切り札に成長して21セーブをあげて、K・ヒッキーとのダブル
ストッパーでコンスタントに働いた。リーグ投手成績も3位の3・87で投手陣から敗因は見出せない。
それでは打撃陣かというと、これも今ひとつ的を得ていないようである。遅刻、サボリの常習のR・レフロア
からリードオフの座を奪いとったR・ロウが打率・318、36盗塁と活躍した。また、移籍コンビのパチョーレクが
・312、ケンプが・286とよく打ち、チーム2年目のルジンスキーも・292で17勝利打点をたたき出した。
期待のH・ベインズもチーム最多の25本塁打を打ち期待に応えた。皆がそれなりの成績を残しているのである。
機動力はどうかといえば、これも136盗塁をマークして、リーグ3位の成績。守備も決して悪くなかった。
ここまでみてくると、優勝を逃した原因は、やはり勝負強さの欠如ではないだろうか。上位2チームの
エンジェルス、ロイヤルズとの対戦では、8勝18敗の成績に終わっている。特にロイヤルズに10敗も
したのは痛かったのではないだろうか。夏のヤマ場でT・ラルーサ監督が開幕8連勝の時に着ていた
ウインドブレーカーをゲンかつぎに着つづけたが効果はなかった。
<記録 きろく キロク>
●6月17日の三塁T・バーナザードと7月5日の遊撃B・アーモンと3つまとめてエラーしたのが二人。
アーモンは、4打数無安打で4−10とブリューワーズに負けたが、バーナザードの方は、満塁走者
一掃の二塁打と適時打で4打点をあげて、守備でのミスをバットで取り返し、アスレチックスを破る
殊勲者となった。
6月11日には7回一死までパーフェクトに抑えられていたエンジェルスのキーソンから初安打した
のもバーナザードだった。
★バーナザードさまさまー
●H・ベインズは、7月7日のタイガース戦で満塁本塁打を含む3本塁打6打点。4日後の11日の
ブルージェイズ戦でも満塁とソロホームランで5打点をあげて一週間に2満塁本塁打を記録した。
★週間MVPに選ばれて当然
<ベストオーダー> <スターター> <ブルペン>
中 R・ロウ L・ホイト S・バロハス
二 T・バーナザード J・クーズマン K・ヒッキー
右 H・ベインズ R・ドットソン J・カーン
指 G・ルジンスキー D・ランプ S・ライル
左 S・ケンプ R・バーンズ
一 T・パチョーレク
捕 C・フィスク
遊 V・ロウ
三 A・ロドリゲス
Club Batting
AVG R H HR SB
.273(5th) 814(2nd) 1518(4th) 186(2nd) 55(10th)
T.Bernazard 3B 9 5thTied
Club Pitching
ERA CG SHO SO SV
3.87(3rd) 30(9th) 10(5thTied) 753(7th) 41(3rd)
L.Hoyt W 19 1st(Wins Award)
Club Fielding
PCT .976 13th DP 173 2nd
Players of the Month
none
Pitchers of the Month
May L.Hoyt 5−1 1.98 ERA
Players of the Week
April 18 S.Barojas Rookie 4SV
July 11 H.Baines 5 HRs(2grand slams) .500 13RBIs slugged 1.160
Last 3Years Standings
79 73−87 5th
80 70−90 5th
81 31−22 3rd
23−30 6th
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ホワイトソッグッズ
←ホワイトソックス 米国NEW ERA製
シアトルではない。どこだろう?というオールドスタイルキャップです。
古いものはいい。という逸品です。オススメ度★★★
←new era ホワイトソックス
この時代に一番近い感じのキャップです。キトル、ホイト、ベインズらがかぶっていました。
懐かしい・・・。あなたは、新鮮ですか?ならばオススメ度★★★★
←ゲーマージャケット襟なし(ホワイトソックス)
今の季節はちょっと寒い。そんなときは一枚はおっていきましょう。
ただし、襟なしです。オススメ度★★★