ちょっと昔のMLB 1982−19


New York Yankees(ニューヨーク・ヤンキース) 
アメリカン・リーグ東地区 5位 79勝83敗 .488


ニューヨーク州ブロンクス ヤンキー・スタジアム

ニューヨーク・ヤンキース

昨年惜しくも世界一をのがした王者ヤンキース。

雪辱を期すために大改造(?!)に着手した。

看板ともいえる「ミスター・オクトーバー」レジー・ジャクソンを放出。

何故か「パワー」から「スピード」を目指し
シンシナチ・レッズからデイブ・コリンズ、ケン・グリフィーといった
スピードスターを獲得する。

選手のために、マイコン導入の最新式マシンを入れ
さらに、スプリングキャンプも2週間も
早く始めるなど準備万端だと例のオーナーは思った。

そして開幕を迎えて
例のオーナーは「ブロンクス・ボマーズ」の愛称を
「ブロンクス・バンターズ」に変えたいの『本気』で思ったらしい。

開幕して14試合で6勝8敗と
スタートに失敗すると「今季はまかせる」といっていたばかりの
ボブ・レモンのクビを切る。
さすがの温厚なレモンも激怒した。

これが第一幕。

監督交代が刺激になったかといえば、NOだ。

移籍のドイル・アレキサンダーがKOされた腹立ちでベンチの壁を殴りつけ
全治6週間のケガ(アホちゃうか?)。

その後も、正捕手リック・セローンが親指骨折
ジェリー・マンフリー、クレイグ・ネトルズと主力に故障者が続出。

昨年の新人王デイブ・リゲッティが5勝5敗4.32で
マイナー落ちして「ふざけるな!」とブンムクレ状態に。

さらに出番を減らされたコリンズ、グリフィーらから
不満の声が噴出し始める。

この状態では誰が指揮を取っても勝てないだろうという中、
8月4日に2人目のジーン・マイケルもクビ切りにあう。

これが第二幕。

「今季はまかせる」と約束で就任したはずなのに。。。。

後半もローテーションを外されたトミー・ジョンがトレードを直訴。

さらに、人気者バッキー・デントをレンジャースへトレードして
ファンからも大反感をかってしまった。

とどめはリリーフエースのグース・ゴセージが
例のオーナーを「デブ野郎」などと厳しい批判をして
以降1ヶ月近くを肩痛を理由に休養してしまう。

スピードを目指した結果は盗塁総数69でリーグ9位。

また、打撃陣も振るわずチーム打率.256でリーグ11位。

かろうじてチーム防御率3.99でリーグ7位の
投手陣のおかげで最下位は免れた。

これだけのゴタゴタ続きで
辛辣なブロンクスのファンの大ブーイングが聞こえてくるようです。

それでもオーナーは、スタインブレナーなのです。
(今までで一番いい締めくくりの言葉じゃない??(自分でいうな!))

★タイトルホルダー

なし

デイブ・ウインフィールド

★月間MVP

9月 デイブ・ウインフィールド  打率.294、11本塁打、22打点

★月間MVP投手

なし

★週間MVP

5月24日ー30日 オスカー・ギャンブル 打率.500、3本塁打、9打点、7得点

★オールスター

ロン・ギドリー
グース・ゴセージ
デイブ・ウインフィールド

★ゴールドグラブ

ロン・ギドリー 投手
デイブ・ウインフィールド 外野手

★Retird Unifom Numbers(永久欠番)

 3 Babe Ruth(ベーブ・ルース)・・・・・1948
 4 Lou Gehrig(ルー・ゲーリック)・・・・・1939
 5 Joe DiMaggio(ジョー・ディマジオ)・・・・・1952
 7 Mickey Mantle(ミッキー・マントル)・・・・・1969
 8 Bill Dickey(ビル・デッキー)ーYogi Berra(ヨギ・ベラ)・・・1972
15 Thurman Munson(サーマン・マンソン)・・・・・1979
16 Whitey Ford(ホワイティ・フォード)・・・・・1974
37 Casey Stengel(ケーシー・ステンゲル)・・・・・1970

  ★1901ー1982年
  7146勝5422敗 .569

<記録 きろく キロク>

●ヤンキースが今季放ったグランド・スラムは5本。
 そのうち2本打ったのが、4月10日にツインズから
 移籍してきたロイ・スモーリー遊撃手。
 5月1日のマリナーズ戦でエド・バンデバーグからと
 6月25日のインディアンス戦でレン・バーカーからの2本。
 スモーリーは、チーム2位の20本塁打をマークしたが、
 スィッチヒッターのスモーリーは、右で6本、左で14本でした。
     ★前年は7本塁打だったのにピンストライプマジック??

●またまた、スモーリーの話。
 9月5日のロイヤルズ戦は、15安打、18得点で大勝の試合。
 スモーリーは、2回にデニス・レナードから3点本塁打。
 6回にドン・フッドからまたも3点本塁打。合計6打点。
 しかも、レナードは右投手、フッドは左投手なので左右両打席本塁打に。
 昨年まで74本塁打中には一度も経験がなかった初体験だった。
     ★初体験はいつまでも覚えているものですよね。。。。

<ベストオーダー>        <スターター>         <ブルペン>

一 デイブ・コリンズ        デイブ・リゲッティ        グース・ゴセージ
二 ウイリー・ランドルフ      ロン・ギドリー          ルディー・メイ
中 ジェリー・マンフリー      シェーン・ローリー
左 デイブ・ウインフィールド    マイク・モーガン
指 オスカー・ギャンブル      ロジャー・エリクソン
三 クレイグ・ネトルズ
遊 ロイ・スモーリー
右 ケン・グリフィー
捕 リック・セローン(ブッチ・ワイネガー)

       


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