AWARD WINNER 1983

首位打者(Batting Champion)

National League

Bill Madlock(ビル・マドロック) Pittsburgh Pirates


「マッドドック」ビル・マドロック




Bill Madlock
1951.1.2生まれ
テネシー州メンフィス出身
右投げ右打ち



1970年1月のドラフト5位でワシントン・セネタース入り。
73年にフランチャイズ移転したテキサス・レンジャースで大リーグデビュー。

74年にシカゴ・カブスへ移籍。
翌75年に打率.354で自身初のタイトル獲得。
さらにこの年、オールスターで決勝タイムリーを放ち、MVPにもなった。

76年は、最終戦で4打数4安打して、逆転で2年連続首位打者に輝いた。

77年からサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍。
水が合わなかったのか、自慢のクラッチぶりを発揮できず、
79年途中でピッツバーグ・パイレーツへ移籍する。

すると、同年のワールドシリーズで打率.375をマークし、
8年ぶりのパイレーツの世界一に貢献した。

80年は、審判を殴った(?)として15日間の出場停止を受けるなど、
「マッドドック」の異名を持つ。

81年の変則シーズンにわずか95安打ながら打率.341で3度目の首位打者。

83年は、ロニー・スミスと激しいデッドヒートの末、わずか2厘差で4度目のタイトル。
「最も三振の少ないバッター」といわれ、激しいプレーとコンタクトヒッティングで観客を
魅了する安打製造機である。



American League

Wade Boggs(ウエイド・ボッグス) Boston RedSox

安打製造機ウエイド・ボッグス



Wade Anthony Boggs
1958.6.15生まれ
ネブラスカ州オマハ出身
右投げ左打ち



1976年、ドラフト2位でボストン・レッドソックス入り。

81年に3Aで首位打者を獲得。
82年に大リーグデビュー、104試合で打率.349をマークした。
規定打席不足の338打数118安打だった。

翌83年、広角に打ち分けるスプレーヒッテイングで安打を量産、
リーグ1位の210安打、打率.361の高打率で早くも首位打者となった。

典型的なコンタクトヒッティングで、悪球には手を出さず、
現在の大リーグではNO.1といわれている安打製造機である。




↑Cooperstown プレーヤーネーム&ナンバーTシャツ
 レッドソックス/W.Boggs #26/Navy

殿堂入りしたボッグスのネーム&ナンバーTです。
オススメ度★★★★