AWARD WINNER 1983

CY YOUNG AWARD & WINS
(サイヤング賞&最多勝利)

National League

John Denny(ジョン・デニー)Philadelphia Phillies


John Denny(ジョン・デニー)


1952.11.8生まれ
アリゾナ州プレスコット出身 右打ち右投げ
John Allen Denny



1970年、ドラフト29位でセントルイス・カージナルス入り。

デビューは、1974年9月12日のニューヨーク・メッツ戦。
翌75年には、22歳で10勝をマーク。
76年は11勝9敗ながら、防御率2.52で最優秀防御率のタイトル。

80年にクリーブランド・インディアンスへ移籍。
変則シーズンとなった81年に10勝6敗、防御率3.15をマークした。

82年後半にフィラデルフィア・フィリーズへ移籍。
82年は、2チーム合計6勝13敗の成績だった。

だが、83年。
「大変身」をとげたデニーは、19勝6敗、防御率2.37をあげ、
チームをワールドシリーズまで押し上げる原動力となり、最多勝、最高勝率、
ナ・リーグ・カムバック・プレーヤー、サイヤング賞を受賞した。
本人いわく、「オスチーン投手コーチの影響が大きかった」。
オスチーンは、古巣カージナルス時代の投手コーチだった。

脂の乗った右腕エースは、自慢の変化球にさらに磨きをかける。



American League

LaMarr Hoyt(ラマー・ホイト)Chicago WhiteSox

LaMarr Hoyt(ラマー・ホイト)


1955.1.1生まれ
サウスカロライナ州コロンビア出身 左打ち左投げ
Dewey LaMarr Hoyt



1973年、ドラフト5位でニューヨーク・ヤンキースに入団。

1979年にシカゴ・ホワイトソックスへ移籍。
同年9月14日のアスレチックス戦で大リーグデビューした。

80年は、先発とリリーフで9勝3敗。
81年は、9勝10セーブをマークした。

82年からは、先発として、いきなり19勝15敗で自身初の最多勝に輝く。
そして83年も、オールスターまでに15勝をあげ、シーズン24勝をあげ、
2年連続の最多勝。
260.2回を投げ、ホワイトソックスの快進撃を支えた。
当然のごとく、サイヤング賞に輝いた。
球団としては、1959年のアーリー・ウイン以来、2人目というものだった。



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