300 Wins Club


大リーグのHall of Fame(野球殿堂)には、
いくつかの越えなければならないハードルがある。
この300勝も投手が越えなければならないハードルのひとつである。

だが、現在の大リーグは、投手の分業化が進み、先発投手には、5人ローテーション、
投球数制限などが設けられ、これから300勝投手は出ないのでは、とまでいわれている程
高いハードルとなっている。


Pitcher

Cy Young(サイ・ヤング)
Walter Johnson(ウォルター・ジョンソン)
Grover Alexander(グローバー・アレキサンダー)
Christy Mathewson(クリスティー・マシューソン)
Jim Galvin(ジム・ガービン)
Warren Spahn(ウォーレン・スパーン)
Kid Nichols(キッド・ニコルス)
Roger Clemens(ロジャー・クレメンス)*
Greg Maddux(グレッグ・マダックス)*
Tim Keefe(ティム・キーフ)
Steve Carlton(スティーブ・カールトン)
John Clarkson(ジョン・クラークソン)
Eddie Plank(エディー・プランク)
Nolan Ryan(ノーラン・ライアン)
Don Sutton(ドン・サットン)
Phil Niekro(フィル・ニークロ)
Gaylord Perry(ゲイロード・ペリー)
Tom Seaver(トム・シーバー)
Charley Radbourn(チャーリー・ラドバーン)
Mickey Welch(ミッキー・ウェルチ)
Tom Glavine(トム・グラビン)*
Lefty Grove(レフティ・グローブ)
Early Wynn(アーリー・ウィン)

通算勝利数

 511
 417
 373
 373
 365
 363
 361
 354
 347
 342
 329
 328
 326
 324
 324
 318
 314
 311
 309
 307
 303
 300
 300

   300勝到達日

  1901年 7月12日
  1920年 5月14日
  1924年 9月20日
  1912年 6月13日
  1888年10月 5日
  1961年 8月11日
  1900年 7月 7日
  2003年 6月13日
  2004年 8月 7日
  1890年 6月 4日
  1983年 9月23日
  1892年 9月21日
  1915年 9月11日
  1990年 7月31日
  1986年 6月18日
  1985年10月 5日
  1982年 5月 6日
  1985年 8月 4日
  1891年 6月 2日
  1890年 7月28日
  2007年 8月 5日
  1941年 7月25日
  1963年 7月13日

  プチコメント

   818先発、751完投、7356投球回のサイクロン
   開幕で7完封 歴代1位の通算110完封の「ビッグ・トレイン」
   9回平均1.65四球の制球力の「オールド・ピート」
   フェイド・アウエイ(スクリューボール)の発明者
   1879年37勝、83年46勝投手
   左腕として歴代1位記録
   史上最多の30勝を7回達成
   「ザ・ロケット」現役最高右腕 サイヤング賞7回
   「精密機械」17年連続15勝の偉業達成!
   最初のチェンジアップ投手
   サイヤング賞4度の左腕
   30勝を6回に気性が荒い投手
   くせのないフォームの左腕
   「ライアン・エキスプレス」奪三振王 前人未踏の7度のノーヒッター
   故障者リストに入らないで23年間
   ナックルを武器に48歳まで現役
   両リーグでサイヤング賞のスピットボーラー
   10人連続奪三振の「トム・テリフィック」
   「オールド・ホース」スタミナと信頼の投手
   「スマリング・ミッキー」明るい投手
   20年間に渡り、安定した成績を上げ続けている左腕
   「スモークボール」という剛速球
   内角攻めの強気な投球が武器

*は、現役
2007年シーズン終了時の成績


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★メジャーリーグッズ!

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The Bill James Handbook 2008: Baseball Info Solutions

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どんな新しい数字が出てくるか、英語ですけど。
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人名事典としては優秀です。
残念は、2002年版なのですでに新しい選手たちが出てきていますが
載っていません。毎年は出せませんしね。
でもオススメ度★★★★