The All Century Team



大リーグ100年の歴史上において活躍した人々の中から
選び抜かれた「The All−Century Team」メンバー達。




Willie Mays(ウィリー・メイズ)




Willie Howard Mays
1931年5月6日〜
アラバマ州ウェストフィールド出身

走攻守すべてが一流だった稀代のオールラウンドプレーヤー。

1950年、ニューヨーク・ジャイアンツに入団。

翌51年に大リーグデビュー。
12打数連続で無安打だったが、13打数目でウォーレン・スパーンから
初安打、初本塁打を記録。
このシーズンは121試合に出場、打率.274、20本塁打、68打点で、新人王となった。

52年に34試合に出場した後、朝鮮戦争に従軍。
復帰した54年に打率.345で首位打者を獲得し、41本塁打、110打点でMVPに選出された。

チームはナ・リーグ制覇し、、ワールドシリーズではクリーブランド・インディアンスを4連勝で下して
ワールドチャンピオンとなった。
このワールドシリーズの第1戦で、メイズは「ザ・キャッチ」といわれる伝説的ファインプレーを披露した。

55年は、51本塁打で本塁打王を獲得。
また、24歳137日で達成したシーズン50本塁打は2007年にプリンス・フィルダー(23歳139日)に
更新されるまでメジャー最年少記録だった。

56年は36本塁打、40盗塁、57年は35本塁打、36盗塁で2年連続して30本塁打、30盗塁を達成した。

57年シーズン終了後、ジャイアンツは本拠地をニューヨークからサンフランシスコへ移転。

62年に49本塁打で2度目の本塁打王。
65年には2回目のMVPに選出され、同時に自己最多の52本塁打を記録。
このシーズンの8月には17本塁打を放ち、月間本塁打のナ・リーグ新記録を樹立し、
9月13日に通算500本塁打を達成した。

翌66年5月4日に通算512本目の本塁打を放ち、メル・オットのナ・リーグ通算最多本塁打記録を更新。

しかし、66年以降成績は徐々に下降線をたどる。
72年5月12日にチャーリー・ウィリアムズと金銭50,000ドルでニューヨーク・メッツへトレード移籍。
翌73年に現役を引退した。

メイズの背番号「24」は1972年にジャイアンツの永久欠番となり、
79年に得票率94.68%で資格初年度に野球殿堂入りを果たした。


通算成績
2,992試合 3,283安打 523二塁打 140三塁打 660本塁打
1,903打点 2,062得点 1,526三振 打率.302=22年

タイトル
ナショナル・リーグ MVP2回(1954,65年)
ナショナル・リーグ新人王(1951年)
首位打者1回(1954年)、本塁打王4回(1955,62,64,65年)
盗塁王4回(1956,57,58,59年)
ゴールドグラブ賞12回(1957〜68年)
ロベルト・クレメンテ賞1回(1971年)



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