◆オールスターゲーム(All−Star Game)



オールスターは別名「ミッドサマークラシック(真夏の古典劇)」と
いわれていて、大リークの大イベントになっています。

「カール・ハッベル(ニューヨーク・ジャイアンツ)さんが投げて
ベーブ・ルース(ニューヨーク・ヤンキース)さんが打つ、
そんな夢のような試合が見てみたい・・・・。」

という一少年の夢にうたれたシカゴ・トリビューン紙の
当時の運動部長だったアーチ・ウォードは、これん新聞で取りあげ、
紙上キャンペーンを行うなど奔走し、実現にこじつけました。

オールスターMVPに贈られるトロフィーには
「アーチ・ウォード賞」の名前がついていて
後世に名を残しています。

第1回のファン投票による結果は、
約1万票を集めたベーブ・ルースが1位になっています。

はじめは、1回だけの予定でしたが、ファンの後押しのおかげで
その後も続く一大イベントとなりました。

ですが、
1945年、戦時輸送統制令のために中止となったり、
1959年から62年までは年に2回行われていたこともありました。

その後は、現在のように年に1試合となっています。


●年度別 勝敗 

2005 Comerica Park(コメリカ・パーク) ,Detroit AL  7-NL 5
2004 Minute Maid Park(ミニッツメイド・パーク) ,Houston  AL  9−NL 4
2003 U.S. Cellular Field(USセルラー・フィールド), Chicago AL  7−NL 6
2002 Miller Park(ミラー・パーク), Milwaukee 7 − 7
2001 SAFECO Field(セイフコ・フィールド), Seattle AL 4−NL 1
2000 Turner Field(ターナー・フィールド), Atlanta AL 6−NL 3

1999 Fenway Park(フェンウエイ・パーク), Boston AL 4−NL 1
1998 Coors Field(クアーズ・フィールド), Denver AL 13−NL 8
1997 Jacobs Field(ジェイコブス・フィールド), Cleveland AL 3−NL 1
1996 Veterans Stadium(ベテランズ・スタジアム), Philadelphia AL 0−NL 6
1995 The Ballpark at Arlington(ザ・ボールパーク・アット・アーリントン), Texas AL2−NL 3
1994 Three Rivers Stadium(スリーリバース・スタジアム), Pittsburgh AL 7−NL 8
1993 Oriole Park at Camden Yards(オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ), Baltimore AL 9−NL 3
1992 Jack Murphy Stadium(ジャックマーフィー・スタジアム), San Diego AL 13−NL 6
1991 SkyDome(スカイドーム), Toronto AL 4−NL 2
1990 Wrigley Field(リグレー・フィールド), Chicago AL 2−NL 0

1989 Anaheim Stadium(アナハイム・スタジアム), Anaheim AL 5−NL 3
1988 Riverfront Stadium(リバーフロント・スタジアム), Cincinnati AL 2−NL 1
1987 Oakland-Alameda County Stadium(オークランドーアラメダ・カウンティ・スタジアム), Oakland AL 0−NL 2
1986 Astrodome(アストロドーム), Houston AL 3−NL 2
1985 H. Humphrey Metrodome(H・ハンフリー・メトロドーム), Minneapolis AL 1−NL 6
1984 Candlestick Park(キャンドルスティック・パーク), San Francisco AL 1−NL 3
1983 Comiskey Park(コミスキー・パーク), Chicago AL 13−NL 3
1982 Olympic Stadium(オリンピック・スタジアム), Montreal AL 1−NL 4
1981 Municipal Stadium(ミニシュパル・スタジアム), Cleveland AL 4−NL 5
1980 Dodger Stadium(ドジャー・スタジアム), Los Angeles AL 2−NL 4

1979 Kingdome(キングドーム), Seattle AL 6ーNL 7
1978 San Diego Stadium(サンディエゴ・スタジアム) AL 3ーNL 7
1977 Yankee Stadium(ヤンキー・スタジアム), New York AL 6ーNL 7
1976 Veterans Stadium(ベテランズ・スタジアム), Philadelphia AL 1ーNL 7
1975 County Stadium(カウンティ・スタジアム), Milwaukee AL 3ーNL 6
1974 Three Rivers Stadium(スリーリバース・スタジアム), Pittsburgh AL 2ーNL 7
1973 Royals Stadium(ロイヤルズ・スタジアム), Kansas City AL 1ーNL 7
1972 Atlanta-Fulton County Stadium(アトランターフルトンカウンティ・スタジアム), Atlanta AL 3ーNL 4
1971 Tiger Stadium(タイガー・スタジアム), Detroit AL6ーNL 4
1970 Riverfront Stadium(リバーフロント・スタジアム), Cincinnati AL 4ーNL 5

1969 R. F. K. Memorial Stadium(R・F・Kメモリアル・スタジアム), Washington, D.C. AL 3ーNL 9
1968 Astrodome(アストロドーム), Houston AL 0ーNL 1
1967 Anaheim Stadium(アナハイム・スタジアム), Anaheim, California AL 1ーNL 2
1966 Busch Memorial Stadium(ブッシュ・メモリアル・スタジアム), St. Louis AL 1ーNL 2
1965 Metropolitan Stadium(メトロポリタン・スタジアム), Bloomington, Minnesota AL 5ーNL 6
1964 Shea Stadium(シェイ・スタジアム), New York AL 4ーNL 7
1963 Municipal Stadium(ミニシュパル・スタジアム), Cleveland AL 3ーNL 5
1962 Wrigley Field(リグレー・フィールド), Chicago AL 9ーNL 4
1962 D.C. Stadium(D・Cスタジアム), Washington AL 1ーNL 3
1961 Fenway Park(フェンウェイ・パーク), Boston AL 1ーNL 1
1961 Candlestick Park(キャンドルスティック・パーク), San Francisco AL 4ーNL 5
1960 Yankee Stadium(ヤンキー・スタジアム), New York AL 0ーNL 6
1960 Municipal Stadium(ミニシュパル・スタジアム), Kansas City AL3ーNL 5

1959 Memorial Coliseum(メモリアル・コロシアム), Los Angeles AL 5ーNL 3
1959 Forbes Field(フォーブス・フィールド), Pittsburgh AL 4ーNL 5
1958 Memorial Stadium(メモリアル・スタジアム), Baltimore AL 4ーNL 3
1957 Sportsman's Park(スポーツマンズ・パーク), St. Louis AL 6ーNL 5
1956 Griffith Stadium(グリフィス・スタジアム), Washington AL 3ーNL 7
1955 County Stadium(カウンティ・スタジアム), Milwaukee  AL5ーNL 6
1954 Municipal Stadium(ミニシュパル・スタジアム), Cleveland AL 11ーNL 9
1953 Crosley Field(クロスリー・フィールド), Cincinnati AL 1ーNL 5
1952 Shibe Park(シベ・パーク), Philadelphia AL 2ーNL 3
1951 Briggs Stadium(ブリッグス・スタジアム), Detroit AL 3ーNL 8
1950 Comiskey Park(コミスキー・パーク), Chicago AL 3ーNL 4

1949 Ebbets Field(エベッツ・フィールド), Brooklyn AL 11ーNL 7
1948 Sportsman's Park(スポーツマンズ・パーク), St. Louis AL 5ーNL 2
1947 Wrigley Field(リグレー・フィールド), Chicago AL 2ーNL 1
1946 Fenway Park(フェンウエイ・パーク), Boston AL 12ーNL 0
1944 Forbes Field(フォーブス・フィールド), Pittsburgh AL 1ーNL 7
1943 Shibe Park(シベ・パーク), Philadelphia AL 5ーNL 3
1942 Polo Grounds(ポロ・グラウンズ), New York AL 3ーNL 1
1941 Briggs Stadium(ブリッグス・スタジアム), Detroit AL 7ーNL 5
1940 Sportsman's Park(スポーツマンズ・パーク), St. Louis AL 0ーNL 4

1939 Yankee Stadium(ヤンキー・スタジアム), New York AL 3ーNL 1
1938 Crosley Field(クロスリー・フィールド), Cincinnati AL 1ーNL 4
1937 Griffith Stadium(グリフィス・スタジアム), Washington AL 8ーNL 3
1936 Braves Field(ブレーブス・フィールド), Boston AL 3ーNL 4
1935 Municipal Stadium(ミニシュパル・スタジアム), Cleveland AL 4ーNL 1
1934 Polo Grounds(ポロ・グラウンズ), New York AL 9−NL 7
1933 Comiskey Park(コミスキー・パーク), Chicago AL 4−NL 2


____________________________

第53回 1982年7月13日

開催地はカナダ・モントリオールのオリンピック・スタジアム。
米国外で初めて行われたオールスターです。

スコア

AL  1 0 0 0 0 0 0 0 0   1
NL  0 2 1 0 0 1 0 0 ×   4


1972年以来、10連敗中のア・リーグは
初回にレジー・ジャクソンの犠牲フライで1点先制。

しかし、2回ウラに安打で出たデール・マーフィーを置いて
“ベネズエラの星”デイブ・コンセプシオンが2点本塁打して逆転します。

その後、ナ・リーグは先発のスティーブ・ロジャース→
スティーブ・カールトン→マリオ・ソト→フェルナンド・バレンズエラ
→グレッグ・ミントン→スティーブ・ハウ→トム・ユーム
と小刻みにつないで11連勝を飾りました。

MVPーデイブ・コンセプシオン(シンシナティ・レッズ)

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★ボックススコア


アメリカン・リーグ ナショナル・リーグ
name    pos.
ヘンダーソン LF
リン CF
ウイルソン CF
ハーベック PH
ブレット 3B
ベル 3B
ジャクソン RF
ウインフィールド RF
クーパー 1B
マレー 1B
ヨーント SS
グリッチ 2B
ヤストレムスキー PH
クイゼンベリー P
マクレー PH
フィンガース P
フィスク C
パリッシュ C
エカーズリー P
ソーントン PH
クランシー P
バニスター P
ホワイト 2B
オグリビー PH
AT R H RBI
 4  1 3  0
 2  0 0  0
 2  0 0  0
 1  0 0  0
 2  0 2  0
 3  0 0  0
 1  0 0  1
 2  0 1  0
 2  0 1  0
 1  0 0  0
 3  0 0  0
 1  0 0  0
 1  0 0  0
 0  0 0  0
 0  0 0  0
 0  0 0  0
 2  0 0  0
 2  0 1  0
 1  0 0  0
 1  0 0  0
 0  0 0  0
 0  0 0  0
 1  0 0  0
 1  0 0  0
name    pos.
レインズ LF
カールトン P
ホーナー PH
ソト P
トンプソン PH
バレンズエラ P
ミントン P
ハウ P
ユーム P
ローズ 1B
オリバー 1B
ドーソン CF
シュミット 3B
ナイト 3B
カーター C
ペーニャ C
スターンズ C
マーフィー RF
コンセプシオン SS
O・スミス SS
トリーヨ 2B
サックス 2B
ロジャース P
ジョーンズ PH
ベイカー LF
L・スミス LF
AT R H RBI
 1  0 0  0
 0  0 0  0
 1  0 0  0
 0  0 0  0
 1  0 0  0
 0  0 0  0
 0  0 0  0
 0  0 0  0
 0  0 0  0
 1  0 0  1
 2  1 2  0
 4  0 1  0
 1  0 0  0
 3  0 0  0
 3  0 1  1
 1  0 0  0
 0  0 0  0
 2  1 0  0
 3  1 1  2
 0  0 0  0
 2  0 1  0
 1  0 1  0
 0  0 0  0
 1  1 1  0
 2  0 0  0
 0  0 0  0


●ロースター

◆ナショナル・リーグ

投手
フィル・ニークロ(ブレーブス)
トム・ユーム(レッズ)
マリオ・ソト(レッズ)
スティーブ・ハウ(ドジャース)
スティーブ・ロジャース(エクスポス)
スティーブ・カールトン(フィリーズ)
グレッグ・ミントン(ジャイアンツ)

捕手
ゲーリー・カーター(エクスポス)
トニー・ペーニャ(パイレーツ)
ジョン・スターンズ(メッツ)

内野手
ボブ・ホーナー(ブレーブス)
デイブ・コンセプシオン(レッズ)
レイ・ナイト(アストロズ)
スティーブ・サックス(ドジャース)
アル・オリバー(エクスポス)
ピート・ローズ(フィリーズ)
マイク・シュミット(フィリーズ)
マニー・トリーヨ(フィリーズ)
ジェイソン・トンプソン(パイレーツ)
オジー・スミス(カージナルス)

外野手
デール・マーフィー(ブレーブス)
レオン・デュラム(カブス)
アンドレ・ドーソン(エクスポス)
ティム・レインズ(エクスポス)
ロニー・スミス(カージナルス)
ルーパート・ジョーンズ(パドレス)
ダスティー・ベイカー(ドジャース)

◆アメリカン・リーグ

投手
フロイド・バニスター(マリナーズ)
ジム・クランシー(ブルージェイズ)
マーク・クリアー(レッドソックス)
デニス・エカーズリー(レッドソックス)
ローリー・フィンガース(ブリューワーズ)
リッチ・ゴセージ(ヤンキース)
ロン・ギドリー(ヤンキース)
ダン・クイゼンベリー(ロイヤルズ)

捕手
カールトン・フィスク(ホワイトソックス)
ランス・パリッシュ(タイガース)

内野手
バディー・ベル(レンジャース)
ジョージ・ブレット(ロイヤルズ)
ロッド・カルー(エンジェルス)
セシル・クーパー(ブリューワーズ)
ボビー・グリッチ(エンジェルス)
トビー・ハラー(インディアンス)
ケント・ハーベック(ツインズ)
エディー・マレー(オリオールズ)
アンドレ・ソーントン(インディアンス)
フランク・ホワイト(ロイヤルズ)
ロビン・ヨーント(ブリューワーズ)

外野手
リッキー・ヘンダーソン(アスレチックス)
レジー・ジャクソン(エンジェルス)
フレッド・リン(エンジェルス)
ハル・マクレー(ロイヤルズ)
ベン・オグリビー(ブリューワーズ)
ウイリー・ウイルソン(ロイヤルズ)
デイブ・ウインフィールド(ヤンキース)
カール・ヤストレムスキー(レッドソックス)


★最多得票者

●ナ・リーグ

捕手
ゲーリー・カーター 2,785,407

一塁
ピート・ローズ 1,845,679

二塁
マニー・トリーヨ 1,506,402

三塁
マイク・シュミット 2,748,210

遊撃
デイブ・コンセプシオン 2,203,574

外野
アンドレ・ドーソン 1,685,704
デール・マーフィー 1,664,863
ティム・レインズ 1,362,851


●ア・リーグ

捕手
カールトン・フィスク 2,625,650

一塁
ロッド・カルー 2,165,296

二塁
ボビー・グリッチ 1,451,370

三塁
ジョージ・ブレット 2,548,560

遊撃
ロビン・ヨーント 2,014,651

外野
レジー・ジャクソン 1,782,745
リッキー・ヘンダーソン 1,452,601
フレッド・リン 1,353,890

_____________________________

◆ちょっと昔のオールスターコラム

★特別コラム

●オールスターファン投票

1933年に始められたオールスターゲーム。

その提唱者のアーチ・ウォードがまず考えたのが
両リーグのメンバーをファン投票によって選ぶことでした。

とはいっても、今日のように選抜即先発メンバーというものではなく、
とにかく、ファンの眼による選手の選抜を大目的としていたのですが、
投票の範囲は開催都市の周りに限られていました。

第一回のシカゴ、第二回のニューヨークはファン投票で行われましたが、
第三回からは、それぞれのオールスター監督が全選手を選ぶことになりました。

そのまましばらく続きますが、戦争による中止(1945年)などを乗り越えます。

戦争が終結すると共にアメリカ全土に、空前のベースボールブームがまき起こり
各地で球場に足を運ぶファンが増えました。

そこで、1947年から再びファン投票が復活することになります。

ここから、投手を除く8人の当選者をそのまま先発メンバーとすることになりました。
そして、投票の範囲も次第に広がっていきました。

こうして順調にいくかと思われた、投票の復活から
11年目の1957年に「大事件」が起こりました。

さて、その事件とは?

1957年は、セントルイスのブッシュ・メモリアル・スタジアムでの開催でした。

その締め切り直前に20万票を超えるハガキが殺到したのです。
しかも、その全てにシンシナティ・レッズの選手ばかり書き込んであったのです。

結果、ナショナル・リーグの先発メンバーは、一塁手のスタン・ミュージアルを除いて
全てレッズの選手になってしまいました。(いわゆる組織票ってやつ)

これに激怒したのが、当時のフォード・フリック・コミッショナーで
「けしからん。ウィリー・メイズとハンク・アーロンを先発で出せ!!」
と異例のコミッショナー指令が出ました。

あとで、ナ・リーグのウォルター・オルストン監督が監督推薦を選ぶ時に
メイズとアーロンに代わられた選手のうち、ガス・ベルは選ばれましたが、
もう一人のウォーリー・ポストは外されました。
ちなみに、ベルとは、現フィリーズのデビットの祖父でありますよ。

この事件をきっかけにして、ファン投票の見直しをしよう、
ということとなり、翌1958年からは廃止になってしまいました。

代わりに各球団の監督、コーチ、選手による互選になりました。
ただし、自チームの選手には投票しないというルールがつけられました。
この方法は1969年まで続けられます。

この1969年に新しくコミッショナーに就任したのが、

彼は真っ先にオールスターのファン投票の復活を提唱しました。

ちょうど1970年、コンピューター導入により、
コンピューター用紙に両リーグの投手を除く
8ポジションを6人ずつの名前入りのものを作成して
それぞれの名前の上に穴を開ければいいという簡単なものになりました。

もし、名前の入っていない新人を入れたい場合は、
用紙の一番下の書き込み欄に名前を書き、その上に穴を開ける
“ライトイン”が採用されました。

現在では、この方式に加えて、インターネットでも投票が可能になり
世界各国から票が集まります。

日本語のページもあり、さらに投票しやすくなりました。

今年は第75回を迎えたオールスターゲーム。
さて、どんな「真夏の古典劇」が見られますか。

_________________________________

★オールスター新人先発選手

昨年まで74回のゲームで、栄誉あるスターティングラインアップに
名前を連ねたルーキーは、たったの19人だけ。

1995年以降は日本人3人だけです。
これは、日本人の実力が認められた証拠?ですか。(本当はルーキー?)

今年のカズオは果たして?

以下に簡単ですが、ミニ選手紹介です。

スーパースターになった選手や、はたまたこれっきりという選手など様々。

ここにも、大リーグのドラマがありました・・・・。


1936年 ジョー・ディマジオ AL ニューヨーク 右翼手

1943年 ディック・ウェークフィールド AL デトロイト 左翼手

1948年 リッチー・アシュバーン NL ファラデルフィア 中堅手

1949年 エディー・カザック NL セントルイス 三塁手

1950年 ウォルト・ドローポ AL ボストン 一塁手

1960年 ロン・ハンセン AL ボルティモア 遊撃手

1962年 リッチ・ロリンズ AL ミネソタ 三塁手

1962年(2) デイブ・ステンハウス AL ワシントン 投手

1962年(2) トム・トレッシュ AL ニューヨーク 遊撃手

1964年 トニー・オリーバ AL ミネソタ 右翼手

1966年 ジョージ・スコット AL ボストン 一塁手

1976年 マーク・フィドリッチ AL デトロイト 投手

1981年 フェルナンド・バレンズエラ NL ロサンジェルス 投手

1986年 ウォーリー・ジョイナー AL カリフォルニア 一塁手

1990年 サンディー・アロマー・jr AL クリーブランド 捕手

1995年 ヒデオ・ノモ NL ロサンジェルス 投手

2001年 イチロー・スズキ AL シアトル 中堅手

2003年 ヒデキ・マツイ AL ニューヨーク 中堅手


●ディマジオはいわずと知れた「ヤンキー・クリッパー」(特急列車からついた)
で56試合連続安打はいまだに不滅の記録です。

●ディック・ウェークフィールド
41年当時の新記録となる5万2千ドルて契約。
43年は最多安打(200)のタイトル、打率.316(2位)。
この年だけの出場

●リッチー・アシュバーン
史上最高といわれる守備の名手。
シーズン500刺殺を4回記録して
48年は打率.333(2位)、盗塁32(1位)でした。

●ロン・ハンセン
守備のうまい大柄な選手。
60年は22本塁打、86打点で新人王。
一回だけ。

●リッチ・ロリンズ
62年、.296、16本塁打、96打点。
オールスターはこの年だけ。

●トム・トレッシュ
62年、.286、20本塁打、86打点。
ワールドシリーズでもチーム最多の9安打しました。

●ジョージ・スコット
66年、162試合フル出場して27本塁打、90打点。
ゴールドグラブ8回の名手でもある。

●マーク・フィドリッチ
76年、19勝、2.34で新人王。
しかし、ボールに話しかけたり(桑田?)、
ファインプレイをした選手に握手を求めたりという
パフォーマンスで人気者なりました。

●トニー・オリーバ
64年、リーグ新人記録の217安打、打率.323で首位打者、
43二塁打、109得点も1位。32本塁打、94打点で新人王。
最多安打5回のキューバの安打製造機。

●カルーはパナマ出身の安打製造機です。

●バレンズエラはメキシコの金太郎で全米でフェルナンドマニアが発生しました。

●ジョイナーはいきなりの22本塁打、100打点。

●ノモ、イチロー、ヒデキと3人の日本人もしっかりとはいっています。

________________________________

第75回オールスター 最終結果発表

オールスターファン投票の最終結果が出ました。
ほぼ、わたしの予想通り(♪)でした。

★アメリカン・リーグ

●捕手
イバン・ロドリゲス

●一塁手
ジェイソン・ジアンビ

●二塁手
アルフォンゾ・ソリアーノ

●三塁手
アレックス・ロドリゲス

●遊撃手
デレク・ジーター

外野手
ブラディミール・ゲレーロ
マニー・ラミレス
イチロー


★ナショナル・リーグ

●捕手
マイク・ビアザ

●一塁手
アルバート・プホールス

●二塁手
ジェフ・ケント

●三塁手
スコット・ローレン

●遊撃手
エドガー・レンテリア

●外野手
バリー・ボンズ
ケン・グリフィー・ジュニア
サミー・ソーサ

_______________________________

●第75回オールスターファン投票ノート

◎最多得票はソリアーノ。3,466,447でした。

◎ナ・リーグの外野手3人は、通算500本塁打以上で史上初の記録。

◎ロドリゲスはタイガースの捕手としては、1986年のランス・パリッシュ以来の選出。
タイガースの選手としては、現監督アラン・トラメルね1988以来の出来事。

◎ロドリゲスとヒアザはジョニー・ベンチのもつ10回選出に並びました。

◎ピアザは今年2,296,667票を獲得して
合計票数がカールトン・フィスクの22,710,613を抜いて歴代1位となりました。(23,381,226)

◎ゲレーロは、1970年以来両リーグで同じポジションで
選出された5人目の選手になりました。
(ケン・グリフィー、ケニー・ロフトン、マーク・マグワイヤ、デイブ・ウインフィールド)

◎デレク・ジーターは、1981年のバッキー・デント以来の
ファン投票選出のヤンキース遊撃手です。

◎グリフィーは外野手としての合計得票数が
37,524,627となり、自分の最高記録を更新しました。

◎グリフィーは、12回目の選出で歴代3位のオジー・スミスと並びました。
1位はカル・リプケンの17回、
2位はロッド・カルーの15回です。

さあ、いよいよ始まります。
13日がホームランダービー、14日がゲームです。

今年も観にいけなかった・・・。
(来年はいってやる〜)

ヒデキが32人めで2年連続オールスターを決めました。

________________________________


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Click Here! ←シアトルマリナーズ 2003年 イチローオーセンティックオールスタージャージ

Click Here! ←ニューヨークヤンキース松井秀喜オーセンティックオールスタージャージ

両方とも2003年オールスターゲームのアメリカン・リーグジャージーです。
今では製造していません。かなり貴重ですよ。
画像をクリックしていくとエンブレムやロゴなど細部を見ることが出来ます。
今週の一押しです。お早めに!!
ヨダレものですよ。なのでオススメ度★★★★★


Click Here! ←2001All Star Game(2001年オールスター記念バット)

2001年メジャーリーグは100周年を迎えましたが、同時にイチロー選手がマリナーズへ入団した年でもありました。
そんな記念すべき2001年のオールスター戦を記念して作られたバットです。

バットの表面には17名の選手※のサインがバットにレーザーカービングで克明に再現されています。
現在もマリナーズで活躍中のイチロー選手、佐々木投手のサインも入っていて、稀少価値大!!

※メジャーリーグ・ベースボール・プレイヤーズ・アソシエーションよりオールスター選手選出前の2001年6月29日に
公式承認リストとしてヘビーヒッター社に渡されたものを基づいて生産されました。
(14, 15の2選手は実際は選ばれておりません。)

All Star 2001 オールスター 署名一覧
1. I. Rodriguez, Rangers 2. J. Olerud, Mariners 3. B. Boone, Mariners 4. A. Rodriguez, Rangers 5. I. Suzuki, Mariners
6. E. Martinez, Mariners 7. R. Clemens, Yankees(RH) 8. K. Sasaki, Mariners(RH) 9. J. Kent, Giants
10. B. Bonds, Giants 11. R. Aurilia, Giants 12. C. Jones, Braves 13. T. Helton, Rockies 14. G. Maddux, Braves
15. D. Bell, Mariners 16. C. Schilling, D-Backs(RH) 17. M. Piazza, Mets(以上17名)


コレクターなら喉から手が出ちゃうほどの一品ですよ。プレミア間違いなしでしょう。
イチロー、ササキが揃っているのは、最初で最後かもしれません。シリアルナンバー入りの
限定品ですから オススメ度 ★★★★★です。
お早めに!!