◆Major League Season PlayBack 1983

HOUSTON ASTROS(ヒューストン・アストロズ)

ナショナル・リーグ 西地区 3位 85勝77敗 勝率.525


ナショナル・リーグ記録となった開幕9連敗で始まってしまった4月は、
8勝14敗の5位でスタート。

結果的には、この出足のつまずきが最後まで響いてしまった。

5月末には、22勝28敗まで持ち直したが、依然として最下位。
6月末時点でも、37勝39敗の5位止まりだった。

しかし、7月から猛ダッシュが始まり、開幕から62試合目でようやく5割復帰。
7月を15勝11敗として3位へ浮上する。

なんとか上位2強へ追いつきたかったが、反撃が遅すぎた。
球団史上3位となる85勝をあげたものの、3位で閉幕した。

相変わらずの投高打低。

ノーラン・ライアン
エースのノーラン・ライアンは、開幕をDL入りで迎えたが、
4月27日のMON戦でウォルター・ジョンソンの3509奪三振を抜き、
歴代1位となり、14勝をあげた。


ジョー・ニークロは15勝、NYMから移籍のマイク・スコットが10勝したが、
ボブ・ネッパーが6勝13敗と勝てなかったのが、痛かった。

しかし、今季の投手陣を支えたのは、リリーフ陣。

CINから獲ったビル・ドーリーが6勝14セーブ、フランク・ディピノが3勝20セーブ、
マイク・マデンが9勝、デイブ・スミスが3勝6セーブと大健闘した。


ホセ・クルーズ
伝統的に弱い打撃陣も健闘し、リーグ6位の.257をマークした。

看板のホセ・クルーズが.318、(14本塁打、92打点)、レイ・ナイトが.304、
(9本塁打、70打点)と球団史上初の1シーズンに2人の3割打者を出した。


リーグ有数の遊撃手となったデッキー・ソン、移籍のジェリー・マンフリーが
からむ打線も例年よりはマシといえたが、フィル・ガーナーが打率.238と不振。
大砲が不在なだけに、中軸の不振は成績に響いた。


2年目のボブ・リリス監督は、リーグでも有数の熱心な監督といわれており、
85年まで契約が延長されたのは当然のことといえた。


★月間MVP

なし

★月間MVP投手

なし

★週間MVP

4月25日−5月1日 ノーラン・ライアン

★タイトル

最多安打 ホセ・クルーズ 189

★オールスター

ビル・ドーリー
ディッキー・ソン

★ゴールドグラブ

なし

★クラブハイ&ロウ

連続試合敗戦−9 4月5日−13日
最多観客動員−53,790 at Cincinnati 9月17日
 

●1901年ー1983年
1664勝1837敗 .475


<記録 きろく キロク>

●8月3日の対サンディエゴ・パドレス戦で
 ライアンは、自身9度目となる1安打試合を記録した。
 ノーヒッター5度と合わせて、14度の「ローヒット・ゲーム」は、
 ボブ・フェラーと並ぶ大リーグタイ記録となった。
     ★まさに大リーグの剛球王だ!!

●6月12日のまたもや対サンディエゴ・パドレス戦。
 ライアンがキャリア17年目にして、初の無四球試合を達成した。
 ライアンといえば、やはり三振記録。
 通算奪三振では、スティーブ・カールトンに差をつけられたが、
 今季も2ケタ奪三振を6度マーク。自己記録を151へ伸ばした。
     ★三振取るのって気持ちいいんですよね(by草野球さん)!

●ディッキー・ソンの台頭で控えに回ったシェーン・レイノルズだが、
 7月20日のフィラデルフィア・フィリーズ戦で、9回一死後に安打して、
 チャールズ・ハドソンのノーヒッターを壊した。
 また、4月16日のモントリオール・エキスポズ戦で、テリー・プールが
 9回二死から安打して、チャーリー・リーの夢を打ち砕いた。
     ★あと、一人、二人がむずかしいんですよね。


<PRIMARY STARTING LINEUPS>

捕 アラン・アシュビー
一 レイ・ナイト
二 ビル・ドーラン
三 フィル・ガーナー
遊 ディッキー・ソン
左 ホセ・クルーズ
中 オマー・モレノ
右 テリー・プール

<PRIMARY PICTHING STAFFS>

<STARTER>
マイク・スコット
ジョー・ニークロ
ノーラン・ライアン
ボブ・ネッパー
マイク・ラコス

<CLOSER>
フランク・ディピノ

<BULLPEN>
デイブ・スミス
ビル・ドーリー
バーン・ルール




Houston Astoros Goods!

←レプリカジャージ

1962年創設。
当初は、コルト45’sと名乗っていたが、
本拠地もコルト・スタジアムでした。
オススメ度★★★★

←バッティングジャージ

アストロズになったのは、65年からで
アストロノーツ(宇宙飛行士)からつけました。
オススメ度★★★★

←オーセンティック クールベース 
             バッティングプラクティス ジャージ

2007年のニューバージョン!
クールベースの名の通りに涼しげです。
初夏にピッタリです!
オススメ度★★★★

←オーセンティック トレーナージャケット

初優勝は、1980年。
ノーラン・ライアンを獲得し、1ゲーム差で
ドジャースを振り切った。
オススメ度★★★★★(軽くて着やすい)

←ピンチヒッターキャップ

80年以降、81,86,97,98,99年と地区優勝したが
NLCSまでしか進出できなかった。
が、05年は見事に球団創設以来初のワールドシリーズへ進出した。
オススメ度★★★★

←NEW ERA クーパースタウンキャップ

レトロ調キャップです。
今年こそ、世界一になりたい、ビジオでしょう。
オススメ度★★★★

オーセンティックチーム プライド Tシャツ

2007年、打撃陣にカルロス・リーを迎え入れ、得点力アップを狙う。
が、アンディ・ペティットとロジャー・クレメンスが抜け、
自慢の投手陣に弱点があるか。
オススメ度★★★★

←1980 ヒューストンアストロズ ユニフォーム
                ノーラン・ライアン

これが、うわさのレインボーユニフォーム。
なんともカラフルです。
昔、日本ハムもこんな感じのユニフォームを着てましたね。
オススメしたいのですが、売り切れ状態です。
目の保養に。