◆Major League Season PlayBack 1983

OAKLAND ATHLETICS(オークランド・アスレチックス)

アメリカン・リーグ 西地区 4位 74勝88敗 勝率.457


3年間指揮をとった熱血ビリー・マーチンから
コンピューターを駆使するスティーブ・ボロスへ交代が注目されたシーズン。

「三塁手をなんとかする」とはじき出されたことで、主砲トニー・アーマスを出し、
レッドソックスからカーニー・ランスフォードを獲得した。

4月は11勝9敗で4位スタート。
5月になると、22勝25敗と負けが込んでくる。

理由は明らかだったが、コンピューターが見落としたようだ。
先発投手不足が原因だった。

リック・ラングフォードが0勝4敗、マイク・ノリスが4勝5敗と
ともにヒジと肩の持病で勝てなかった。
スティーブ・マカティも6勝9敗と勝てない。
新人のクリス・コダロリーが12勝12敗と唯一の2ケタ勝利では。。。

期待されたトム・バーグマイヤーがわずか5セーブ、
デイブ・ベアードが10セーブとブルペン陣も不甲斐なかった。
今季登板したのが21人、そのうち10人が新人という異常事態だった。

そんな中、新人マイク・ウォーレンが9月29日のホワイトソックス戦で
ノーヒッターの快投を演じた。
73年のジム・ビビー以来の新人ノーヒッターだった。

「ウチの武器はスピード」といった通り、235盗塁は両リーグダントツ。
だが、チーム打率.262と総得点708がリーグ10位では、折角のスピードが
生かしきれていない。

移籍のランスフォードが80試合しか出場できなかったのも誤算だっただろう。

リッキー・ヘンダーソン


リッキー・ヘンダーソンは108盗塁、打率.292で合格点。
主砲アーマスを出したことで、最多本塁打がデイビー・ロープスの17本という
長打力不足にも泣かされた。

来季は、ボロスが正しいプロミングをしないと大変なことになる。





★月間MVP

なし

★月間MVP投手

なし

★週間MVP

9月26日−10月2日 マイク・ウォーレン

★タイトル

盗塁王 108 リッキー・ヘンダーソン

★オールスター

リッキー・ヘンダーソン

★ゴールドグラブ

OF ドウェイン・マーフィー

★クラブハイ&ロウ

1試合最多本塁打(2チーム) 8 Seattle(6)vsOakland(2) 8月2日

1試合最多盗塁 7  vsBoston 7月17日

●1901年ー1983年
6012勝6704敗 .473


<記録 きろく キロク>

●7月3日のテキサス・レンジャース戦は、  延長15回に一挙12失点。
 9月3日のクリーブランド・インディアンス戦では
 9回に10失点を喫した。
 レンジャース戦は、2投手でまかなったが、
 インディアンス戦は6投手をくり出した。
 1イニング投手最多起用の大リーグ新記録となった。
     ★まさに大炎上でした!

●リッキー・ヘンダーソンは今季も走りまくった。
 7月3,4日のレンジャース戦で2試合7盗塁の大リーグタイ記録。
 オールスター明けの8日のタイガース戦で3盗塁して、連続3試合で
 10盗塁を記録した。
 4日のレンジャース戦では、3盗塁のあと3犠飛で生還し、4−3での
 勝利に貢献した。
 3回にビル・アーモンの外野寄りの二塁フライで判断よく生還する技を魅せた。
     ★足にスランプはないってことですか!


<PRIMARY STARTING LINEUPS>

捕 ボブ・カーニー
一 ウェイン・グロス
二 デイビー・ロープス
三 カーニー・ランスフォード
遊 トニー・フィリップス
左 リッキー・ヘンダーソン
中 ドウェイン・マーフィー
右 ロン・デービス
指 ジェフ・バローズ

<PRIMARY PICTHING STAFFS>

<STARTER>
スティーブ・マカティ
ルイス・コダロリ
ティム・コンロイ
ビル・クルーガー
マイク・ノリス

<CLOSER>
デイブ・ベアード

<BULLPEN>
トム・アンダーウッド
トム・バーグマイヤー
スティーブ・ベイカー



OAKLAND ATHLETICS Goods!


New ERA カスタマイズドキャップ(スローバック)
1962/カンザスシティ アスレチックス

1900年にアメリカン・リーグ発足時に加盟。
当初はフィラデルフィアを本拠地にしていた。
1955年にカンザスシティに移転した。
オススメ度★★★★


オーセンティック サーマ ベース プレミアジャケット

創世記のアスレチックスを率いたのは名将コニー・マック。
マックは50年間で9度のリーグチャンピオン、5度の
ワールドチャンピオンに輝いた。
オススメ度★★★★


プロパティ オブ パフォーマンス フーディッド フリース

1968年にオークランドに移転。
72年から74年までレジー・ジャクソン、
キャットフィッシュ・ハンターらで3連覇を達成した。
オススメ度★★★★


オーセンティック コンバーティブル クールベース ゲーマー ジャケット

その後はやや低迷期に入り、
75年と81年に地区制覇するも
ALCSで敗退した。
オススメ度★★★★


ACプロパティ オブ ヘビーウェイトTシャツ

86年からトニー・ラルーサが監督に就任。
88年にシーズン104勝で勝ちあがり、
WSへ進出したが、LADのカーク・ギブソンの
一打から1勝4敗で敗退した。
オススメ度★★★★


New ERA カスタマイズドキャップ(1989W.S Patch)

2年連続でWSへ進出。
シリーズ中にサンフランシスコ大地震が来て
中断したが、スイープでジャイアンツを破り、
74年以来の世界一に輝いた。
翌90年もWSまでいったが、レッズにスイープ負け。
オススメ度★★★★