◆Major League Season PlayBack 1983

TORONTO BLUEJAYS(トロント・ブルージェイズ)

アメリカン・リーグ 東地区 4位 89勝73敗 勝率.549


1977年の球団創設以来、万年最下位チームの前評判は、高かった。
順位予想では「2位」としたベテラン記者もいたほど、戦力があった。

4月は8勝10敗の最下位スタートだが、首位まで2差のダンゴ状態。
5月になると、調子をあげて球団の最多月間最勝利となる18勝9敗で、一気に首位へ。

オールスターブレイクで、2位のオリオールズに1差ながら首位をキープ。
この時点で「優勝説」が流れることになった。

だが、「優勝」が現実に近づいたところで、落とし穴にはまってしまう。

8月15日まで、救援陣で20勝8敗を記録していたが、突然の連鎖反応か、
出ると打たれるのスランプ状態に陥ってしまった。

結局、「優勝」は幻に終わったが、16も勝ち越したことは「ミラクル」といえた。

デイブ・スティーブ


大看板の先発投手陣は、エースのデイブ・スティーブが17勝12敗、3.04、
ジム・クランシーが15勝11敗、3.91、ルイス・リールが13勝12敗、4.31で
合格点だったが、ジム・ゴットの9勝14敗、4.74が誤算だった。

ヤンキースから途中加入したドイル・アレキサンダーが7勝したのが救いだった。

前半戦好調を持続した救援陣は、切り札はいなかったが、ジョエイ・マクローフリンが
7勝9セーブ、4.45、ランディ・モフィットが6勝10セーブ、3.77を中心に
全体的に安定した投球を披露した。

打撃陣は、昨年までの打低を返上、チーム打率.277はリーグ1位、
総本塁打167は2位と検討した。

ロイド・モズビー


ウィリー・アプショーが打率.306、27本塁打、104打点、
ロイド・モズビーが打率.315、18本塁打、81打点、
核弾頭ダマソ・ガルシアが打率.307、31盗塁と若い戦力が確実に力を出し、
移籍のベテラン、デイブ・コリンズが31盗塁、DHをつとめたクリフ・ジョンソンが
22本塁打、76打点、9勝利打点とベテランの味を発揮してくれた。

ブルージェイズとして最高のシーズンだったが、
チャンピオン・フラッグがカナダに渡る日も近いかもしれない。




★月間MVP

8月 ロイド・モズビー

★月間MVP投手

5月 デイブ・スティーブ

★週間MVP

5月 9日−15日 ルイス・リール
5月16日−22日 デイブ・スティーブ
5月23日−29日 ロイド・モズビー
6月20日−26日 クリフ・ジョンソン
8月29日−9月4日 ジェシー・バーフィールド

★タイトル

なし

★オールスター

デイブ・スティーブ

★ゴールドグラブ

なし

★クラブハイ&ロウ

1試合最多得点 19 vs Seattle 6月26日

1試合最多安打(2チーム) 36 Toronto(21)vs Seattle(15) 6月26日

●1977年ー1983年
437勝639敗 .406


<記録 きろく キロク>

●8月24日から28日にかけての5試合で4試合にサヨナラ負け。
 特に24,25日のオリオールズ戦との首位攻防戦では、延長10回に
 勝ち越すもその裏に逆転サヨナラ負け。
 この2試合がきっかけになったか、それまで延長9戦全勝だったが、
 以降2勝6敗。終盤で接戦を落としたのが首位陥落の原因。
     ★地元で戦っていれば、勝っていたのにね!

●エースのデイブ・スティーブは、今季も17勝で、チーム記録更新ならず。
 惜しかったのが9月25日のオリオールズ戦で、9回まで無失点で
 10回裏にロイ・リー・ジャクソンが無得点に抑えていれば、勝利投手だった。
 開幕当初スティーブは、82回2/3連続無失点を記録したが、
 5月21日のスティーブ完封から、続くジム・クランシー、ルイス・リールと
 3試合連続完封となった。
     ★エースがチームに及ぼす影響は大きいです!


<PRIMARY STARTING LINEUPS>

捕 アーニー・ウイット
一 ウイリー・アプショー
二 ダマソ・ガルシア
三 ランス・マリニクス
遊 アルフレッド・グリフィン
左 デイブ・コリンズ
中 ロイド・モズビー
右 ジェシー・バーフィールド
指 クリフ・ジョンソン

<PRIMARY PICTHING STAFFS>

<STARTER>
ジム・ゴット
デイブ・スティーブ
ルイス・リール
ドイル・アレキサンダー
ジム・クランシー

<CLOSER>
ランディ・モフィット

<BULLPEN>
ジョエイ・マクローフリン
ロイ・リー・ジャクソン
デイブ・ガイセル



Toronto BLUEJAYS Goods!


New ERA カスタマイズドキャップ(W.S Patch)1992ロード

1997年にカナダを本拠地とする2番目の球団として発足。
1年目は54勝107敗の最下位。
オススメ度★★★★


NEWERA オーセンティックキャップ(オルタネイト2/ブルー×ホワイト)

78年は102敗、79年は109敗。
82年からボビー・コックスが監督に就任。
初の6位タイの78勝84敗と躍進。
オススメ度★★★★


Authentic Batting Practice キャップ 2010

83年に89勝と初の勝ち越し。
84年についに2位となる。
オススメ度★★★★


レプリカ ゲーム ジャージ

85年に地区初制覇。
ALCSでKCに敗退。
オススメ度★★★★


Tech Fleece Pullover

89年に2度目の地区制覇。
90年は2位、91年も地区制覇。
89,91年はALCSで敗退。
オススメ度★★★★


ACプロパティ オブ ヘビーウェイトTシャツ

92年にリーグ初制覇、WSでもブレーブスを破り
初の世界一に。
翌93年も2年連続の世界一となった。
94年以降は、ポストシーズン進出はない。
オススメ度★★★★