◆Major League Season PlayBack 1983

ST.LOUS CARDINALS(セントルイス・カージナルス)

ナショナル・リーグ 東地区 4位 79勝83敗 勝率.488


昨年のワールドチャンピオン・チーム。

自信家のホワイティ・ハーゾクは、「まだまだ、力をだしきっていないよ」と
意気揚々と83年シーズンインした。

出だしはまずまず。
4月は10勝6敗の1位スタート。
5月末でも25勝18敗で1位をキープしていた。

だが、ハーゾクの予想していないことが起こる。
昨年のワールドシリーズのヒーロー、ウィリー・マギーが開幕から肩を故障、
ダーン・オージ、トミー・ハー、マイク・ラムジーと次々と戦線離脱。
さらに、核弾頭ロニー・スミスが「コカイン事件」で治療のため入院し、
30試合の欠場を強いられた。

ベストメンバーを組めた試合は数えるほどしかなかった。

それでもなんとか4強の戦いを続けたが、9月5日の首位フィリーズに
5.5差まで詰め寄ったのを最後に後退し、閉幕した。

エース不在の中、ウォーキン・アンダハーが昨年の15勝から6勝(16敗)。
柱と期待されたジョン・ストゥパーもノーコン病で配置転換で12勝。
ボブ・フォーシュが10勝、デイブ・ラポイントが12勝しかあげられなかった。

途中でメッツからキース・ヘルナンデスと交換でニール・アレンを補強したが、
先発と救援の両刀で後半は失速してしまった。

ブルース・スーター

しかし、なんといっても守護神ブルース・スーターの不調が
チーム成績に直結したようだ。
9勝21セーブは、まずまずだが、防御率4.23では。。。


弱い投手陣をなんとか打撃陣がカバーはした。
本塁打はリーグ最低の83本のピストル打線は、リーグ2位の打率.270。
盗塁は、リーグ1位の207個をマークした。

入院で約30試合欠場のロニー・スミスが打率.321で2位となり、
4番のジョージ・ヘンドリックが打率.318、18本塁打、97打点と
ヘルナンデスがいなくなった打線をカバーした。

ウィリー・マギー

デイビッド・グリーン、マギー、アンディ・バン・スライクら若手が成長し、
来季に期待を持たせてくれたのが、明るい材料だった。




★月間MVP

なし

★月間MVP投手

なし

★週間MVP

9月26日−10月2日 ボブ・フォーシュ

★タイトル

なし

★オールスター

ジョージ・ヘンドリック
ウィリー・マギー
オジー・スミス

★ゴールドグラブ

SS オジー・スミス
OF ウィリー・マギー

★クラブハイ&ロウ

1試合最多安打 22 at Pittsburgh 7月1日
1試合最多盗塁 9  vs SanFrancisco 7月27日
1試合最多ダブルプレー 5  at Chicago 8月11日
1試合最多イニング 18 at Houston 5月27日
 

●1900年ー1983年
6647勝6253敗 .515


<記録 きろく キロク>

●昨年の最多連敗は2だったが、今季は6月と8月に2度8連敗。
 6月は2ケタ安打が1試合だったが、8月は5試合もあった。
 8月3日は12安打を放ちながら、1点もとれなかった。
     ★まさに無駄打ちの典型ですか!!

●投手のジョン・ストューパーの勝利打点はいずれもメッツ戦。
 4月15日は、先制タイムリーは自身キャリア初打点。
 2度目は7連敗中の9月21日に勝ち越し二塁打。
 自身36打数ぶりの安打が連敗ストップの貴重な一打となった。
     ★打者たちは何をしてたんだ!

●新人ダニー・コックスは、8月6日のフィリーズ戦でデビュー。
 延長10回まで無失点に抑えたが、11回に代打を出されて、
 勝利投手になれず。
     ★新人いじめか!


<PRIMARY STARTING LINEUPS>

捕 ダレル・ポーター
一 ジョージ・ヘンドリック
二 トミー・ハー
三 ケン・オバークフェル
遊 オジー・スミス
左 ロニー・スミス
中 ウィリー・マギー
右 デイビット・グリーン

<PRIMARY PICTHING STAFFS>

<STARTER>
デイブ・ラポイント
ウォーキン・アンドゥハー
ボブ・フォーシュ
ジョン・ストゥーパー
ニール・アレン

<CLOSER>
ブルース・スーター

<BULLPEN>
ジェフ・ラーチ
デイブ・ボン・オーレン
デイブ・ラッカー



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1885年から88年まで4年連続で優勝。
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1926年に初優勝、初の世界一まで上り詰めた。
監督は、ロジャース・ホーンスビー。
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42,44,46年と世界一となった。
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