TRIPLE CROWN WINNERS


TY COBB(タイ・カッブ)


タイ・カッブ Tyrus Raymond Cobb

1886.12.18〜1961.7.17
ジョージア州ナロウズ出身

「球聖」「ジョージア・ピーチ」と呼ばれた史上最高の選手。

1905年 デトロイト・タイガースでデビュー。
41試合で36安打、打率.240。
後にも先にもカッブが大リーグで3割を残せなかったのが、この一度きりでした。

カッブの初タイトルは、1907年。
打率.350,212安打、116打点、49盗塁、283塁打と一挙に5つのタイトルを
手に入れました。

翌08年も打率.324、188安打、276塁打、108打点の4タイトルを獲得。

そして09年。
打率.377、9本塁打、107打点で三冠王に輝きました。
9本塁打はすべてがランニング・ホームランというカッブらしいものでした。

さらに、116得点、216安打、296塁打、76盗塁と打撃7部門を独占する成績でした。

本塁打の価値を認めていなかったカッブは、本塁打を嫌っていたともいわれています。
安打数と打点、盗塁数が価値があるといっていたようです。

こんなエピソードも。
ベイブ・ルースの出現で一気に本塁打が見直されるようになりましたが、
「進塁しようとする走者と、これを許すまいという守備側の駆け引きこそが
ベースボールだ」と公言していたカッブでしたが、あるときあまりにうるさい
(カッブは本塁打が打てないという)記者団に向かってこういった。

「明日と明後日の試合をよく見ていてくれたまえ。君たちの気がつかなかった事を
証明してみせよう」

そしてカッブは、6安打で3本塁打、4安打で2本塁打と2試合で5本塁打。
本塁打などはいつでも打てるぞ、というカッブのデモンストレーションでした。

グリップの間を空ける独特の打撃スタイルから、24年間で4189安打を記録。
ピート・ローズに抜かれるまで、歴代1位を保持し続けました。

生涯打率.366は、76年間1位を守り続けています。

1936年に初代殿堂入り選手の投票では、ベイブ・ルースを上回り、最高得票で殿堂入り。

通算
3035試合 4189安打 724二塁打 295三塁打 117本塁打 1938打点 2246得点
892盗塁 1249四球 357三振(*) 打率.366

タイトル
首位打者12回(1907〜15,17〜19年) 最多安打8回(07〜09,11,12,15,17,19年)
本塁打王1回(09年) 打点王4回(07〜09,11年) 盗塁王6回(07,09,11,15,16年)
得点王5回(09〜11,15,16年) 最高出塁率6回(09,10,13,15,17,18年)


★メジャーリーグッズ!

cover←MAJOR LEAGUE BASEBALL 球史に輝く名場面30選

ベーブ・ルース、ルー・ゲーリックの時代からバリー・ボンズ、イチローまで!!
1905年から2001年のMLB史上に残る名場面を厳選した歴史的作品。

ヤンキー・スタジアムでのルー・ゲーリックの引退スピーチ他、各場面にまつわる映像を追加収録

ベーブ・ルース、ルー・ゲーリック、バリー・ボンズ、イチローといった様々な選手達のMLB史上に残る
30の名場面を厳選した作品。貴重な映像に加え、選手・監督・オーナーなどの関係者の回想・解説も収録。
オススメ度★★★★★
(とにかくいいです。涙が出ます。。。)

cover←ロック!ザ・ベースボール
イチロー、ピアッツァ、ソーサ、ボンズといった、
MLBが誇るスーパースターたちのプレイヤーズ・クリップ集。
MLBのスーパースターたちとロックミュージシャンが織り成す
スポーツ&ミュージッククリップ。
エキサイティングなゲームの様子や選手のハイライトシーンから
ミュージシャンのジャムセッションまで夢のシーンで構成。
各選手の初ホーマーも収録。
オススメ度★★★★★

cover←メジャー・リーグ・ベースボール ライジング・サン-輝ける日本人プレイヤー達

イチロー、佐々木、新庄、野茂といった日本人プレイヤーたちの大活躍で
永遠に記憶に残るであろう2001年シーズンのメジャーリーグ!
その足跡を記録したメジャー・リーグ・ベースボール・プロダクション
製作による永久保存版。
オススメ度★★★★

cover ←ライジング・サンズ 2

松井、イチロー、長谷川、野茂、石井など大リーグで活躍する日本人選手の特集映像。

好評を博した『ライジング・サンズ-輝ける日本人プレイヤー達』に続く、メジャーで活躍する日本人選手特集第2弾。
今年ニューヨーク・ヤンキースに加入し躍進を続ける松井を始め、その勢いが増々延びるイチローなど、
印象に残る名場面を凝縮。
オススメ度★★★★

Official Major League Baseball Fact Book 2005

「The Sporting News」誌製作の誉れ高き1冊、
野球ファンには貴重な「お宝」的データ年鑑です。
1876年から1997年までの全シーズンのレビューは、圧巻です。
グラビアも豊富、ファンはぜひ手に入れたい1冊です。
オススメ度★★★★★

Baseball Guide 2005 (Baseball Guide)

大リーグのガイドの決定版です。
私はこれをずーっと買いつづけています。
メジャーだけでなく、3A、2A、1A,ルーキー・リーグの選手まで
記載されています。
歴代タイトル保持者も当然入っています。
オススメ度★★★★★

Baseball Register 2005 Edition (Baseball Register)

2004年に大リーグでプレーしたメジャーリーガー、
マイナーリーガーの成績を総括した本です。
全選手のプロフィール、これまでの登録・移籍情報、成績、受賞歴など
右打者、左打者、右投手、左投手の全統計
2004年の全スコアが掲載されています。
1940年以来、『Baseball Register』は、
メジャーリーガーのガイドブックの決定版になっています。
オススメ度★★★★

←Total Baseball: The Ultimate Baseball Encyclopedia (TOTAL BASEBALL)

Total Baseballの第8版です。
かつてはBaseball Encyclopediaと並ぶ記録集でしたが
Encyclopediaが1996年以来版を絶やしているため、
実質的には現在最高峰の野球百科事典となっています。
記録集ならコレです。(でも、全部英語です)
オススメ度★★★★

メジャーリーグこそ我が人生―パンチョ伊東の全仕事

大リーグといえば、パンチョ。パンチョといえばメイジャーリーグ(伊東さんの発音)。
読まなければ、大リーグは語れませんよ。
もちろん私は読みましたよ。
あまりに多すぎて全部載せきれなかったとか。。。。
第二弾を期待してます。
絶対オススメ度★★★★★

coverMajor league―アメリカ大リーグ写真集 ベースボール・マガジン社 (著)

やさしい大リーガーの素顔。ボールパークを華麗な戦いの舞台に変える男たちと、
その舞台に熱狂するファンへの限りない讃歌。
ベースボールを演出する最高の舞台装置は光と風、そして緑鮮やかなフィールドです。
そこで選手たちのプレーを見守るファンの熱気が、スタジアムを最高潮に盛り上げます。
厳選アメリカ大リーグの写真集。
ちょっと発行年度は古いですが、色あせてません。
まさに、大好きMLB!!的なチョイスです。
オススメ度★★★★

coverメジャー・リーグ人名事典

本邦初、ありそうでなかった米国大リーグの人名事典。
メジャー125年の歴史を対象に総勢2692名を収載する。
殿堂入りの名選手から現役まで、日本人選手も網羅。
タイトルホルダー一覧等のデータも充実。

人名事典としては優秀です。
残念は、2002年版なのですでに新しい選手たちが出てきていますが
載っていません。毎年は出せませんしね。
でもオススメ度★★★★