今日の「ちょっと昔のMLB」日記

mlb.comより管理人が勝手に翻訳!
誤訳の嵐か??さて、どんなもんでしょうか?

1945年3月15日

第二次世界大戦で足を失ったにもかかわらず、
左腕投手のバート・シェパードはワシントン・セネタースの
トライアウトで成功します。
彼の大リーグ・キャリアは、8月4日のボストン・レッドソックス戦の
1試合のみで、5回1/3を1失点というものですが、記憶の一つと
して残っています。

バート・シェパード

★プチトリビア

ハンデを背負いながら大リーガーとなった選手は大勢いますが、
最近だとジム・アボットですかね。
隻腕投手といわれ、1989年大リーグにデビュー。
12勝で新人王となり、以降10年間で87勝108敗。
91年にはインディアンス戦でノーヒッターも達成しました。

◆今日の気になった出来事

ドジャースの前田健太投手(27)は15日(日本時間16日)、
敵地でのホワイトソックス戦でオープン戦3度目の先発マウンドに上がり、
3回2/3を4安打2失点、2四球、3奪三振だった。
味方守備の乱れで初失点を許したが、要所を抑えて自責点0の好投だった。

強打のホワイトソックスを相手に、毎回走者を背負う苦しいマウンドとなったが、
制球と変化球でしのいだ。
1回は2死後に2年連続で30本塁打、100打点をクリアした
3番アブレーユに中前打を打たれたあと、昨季35本塁打の4番フレージャーを遊飛に打ち取った。

2回は1死から6番ローリーに左翼線三塁打を打たれたが、
次打者の三ゴロでの本塁突入を刺してピンチを脱した。
3回2死からもアブレーユに左翼線二塁打を打たれたが、4番フレージャーから空振り三振を奪った。

4回は一塁手の失策と四球で2死一、二塁となり、9番シャックに中前適時打を打たれたところで降板。
救援が打たれて失点は2となったが、3試合で自責点は0のままだ。

★今日のオススメ!


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バリー・ボンズのサインバットです。
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2日分です!

1961年3月14日

将来、殿堂入りのカービー・パケットがイリノイ州シカゴで
誕生します。
パケットは1984年に大リーグで爆発し、ミネソタ・ツインズの
人気選手になります。
彼は、1995年に目の状態を悪くし、早期の引退となりましたが
通算打率.318を残し、ツインズを2度のワールド・チャンピオンに
導きました。

カービー・パケット

★プチトリビア

ずんぐりむっくりの体型ながら、安打製造機ぶりを発揮し、
首位打者、最多安打のタイトルも。
さらにゴールドグラブ賞の6度も輝き、まさにツインズのスター
の一人でした。

1995年3月13日

栄誉殿堂に選ばれたばかりのレオン・デイが78歳で
亡くなります。
ニグロ・リーグ史上でも偉大な投手の一人であり、
デイは登板しない日は、二塁手や外野手として打撃でも
貢献しました。
彼が亡くなるほんの1週間前に殿堂入りの知らせが
届きました。

レオン・デイ

★プチトリビア

ノーワインドアップやサイドから投げ、多くの三振を取った
好投手で、プエルトリコの殿堂入りも果たしています。

◆今日の気になった出来事

現地13日、ワシントン・ナショナルズのダスティ・ベイカー監督が、
4月4日に敵地で行われるアトランタ・ブレーブスとの今季開幕戦の先発投手に、
エース右腕マックス・シャーザーを指名することを示唆した。

ベイカー監督は、「当然そうなるだろう」と述べ、シャーザーに2年連続の
開幕投手を任せる方針であることを示した。
さらに、「先発するたびにノーヒッターを達成する可能性を感じさせる投手を
見ているのが好きなんだ」とエース右腕を高く評価している。

31歳のシャーザーは昨オフ、7年総額2億1,000万ドル(約239億円)の
大型契約でナショナルズに加入。
すると、移籍1年目で、6月20日のピッツバーグ・パイレーツ戦、
10月3日のニューヨーク・メッツ戦の2試合でノーヒットノーランを成し遂げた。
1シーズンに2度のノーヒッター達成は、史上6人目の快挙となっている。
昨季は14勝12敗、防御率2.79をマークし、6年連続の2ケタ勝利とした。

キャリア8年間の通戦成績は、105勝62敗、防御率3.46。
デトロイト・タイガース時代の2013年に自身初のサイ・ヤング賞を獲得したほか、
オールスターにはここ3年連続で選出されている。

★今日のオススメ!


バリーボンズバットサイズスコアボードサインバット

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1921年3月12日

コミッショナーのケネソー・マウンティン・ランディスは、
1919年のワールドシリーズにおいて疑わしい行為の為に
シカゴ・ホワイトソックスの8人のメンバーを停職にします。
その8人とは、エディー・シーコット、オスカー「ハッピー」フェルシュ
アーノルド「チック」ガンディル、フレッド・マクマリン、
チャールズ「スウェード」リスバーグ、ジョージ「バック」ウイーバー
クロード「レフティ」ウイリアムズ、「シューレス」ジョー・ジャクソンです。

ケネソー・マウンティン・ランディス

★プチトリビア

この事件は、オーナーのチャールズ・コミスキーに
原因があったという話で「エイトメン・アウト」の映画は描いています。

★今日のオススメ!

ヤンキースの田中将大投手(27)は11日(日本時間12日)、
フロリダ州タンパでオープン戦2試合目となるオリオールズ戦に先発。
予定されていた3回を1安打無失点、1死球3三振に抑え、勝ち投手となった。
試合は7−1だった。右肘の故障の影響が心配されていたが、
2試合連続の好投で開幕投手に大きく前進した。

カーブでストライクを先行させる頭脳的な投球で打者のバランスを崩し、
強い当たりを許さなかった。
初回は空振り三振、空振り三振、投ゴロ。16球で3者凡退として危なげない立ち上がり。

2回も味方のまずい守備が続いて走者を背負ったが、落ち着いた投球をみせた。
先頭は昨年の世界野球「プレミア12」でMVPとなった韓国代表の金賢洙。
緩いゴロを二塁手がお手玉して一塁はセーフ(記録は内野安打)。
2死をとったあとには、ゴロをさばいた捕手が一塁へ悪送球し、一、三塁のピンチとなった。

ここで田中は8番トレンソンに初球に73マイルのカーブをど真ん中に投げてストライクを先行。
外角のスライダーで空振り三振に仕留めた。3回も先頭打者に死球をぶつけたが、
1番リカードを二塁ゴロ併殺に打ち取った。

40球を投げ、外野に飛んだのは浅い中飛が1つだけ。
唯一の安打となった内野安打も、当初は失策が記録された打ち取った打球だった。

ジラルディ監督は「いいカーブがいくつかあった。制球もよかった」と評価。
右肘不安を払拭する内容で、米CBSスポーツは「田中が開幕投手の流れだ」と報じた。

★今日のオススメ!


ジム・パーマーサインフォト

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通算268勝、3度のサイヤング賞、最多勝3回のム・パーマーのサインフォト。
1990年、殿堂入り。
オススメ度★★★★★

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1974年3月11日

アトランタ・ブレーブスが、713本塁打のハンク・アーロンを
ホーム開幕戦までベンチに下げる計画を知ったコミッショナーの
ボウイ・キューンはブレーブスにロードゲーム3試合のうち、
2試合はアーロンにプレーさせるように命じます。
アーロンはベイブ・ルースとタイとなる開幕本塁打を打ちますが
新記録は4月8日に本拠地のファンの前で放ちました。

ハンク・アーロン

★プチトリビア

1974年4月8日午後9時7分。
アトランタ・フルトン・カウンティ・スタジアム
4回無死一塁でアーロンの打球は左中間131mの一撃。
これが球聖を抜いた「世紀の一打」でした。

◆今日の気になった出来事

現地10日、かつてニューヨーク・ヤンキースなどで活躍し、
野球殿堂入りを果たしたリッチ・ゴセージ氏が、トロント・ブルージェイズの
ホセ・バティスタとニューヨーク・メッツのヨエニス・セスペデス両外野手が
昨季のプレーオフで見せた振る舞いに、腹を立てていることが分かった。

バティスタは、ア・リーグ地区シリーズ第5戦の7回に勝ち越しの3ランホームランを
スタンドに叩き込んだ際、持っていたバットを高く放り投げた。
そのことについて、ゴセージ氏は「全てのラテン系の選手にとっての恥だ」と述べると、
「バットを投げて、あのように振る舞うのは馬鹿げている」と強く語った。

また、ナ・リーグ地区シリーズ第3戦で、同様にホームランを打った直後に
バットを投げ捨てたセスペデスにも同様の感情を抱いているもようで、
「野球への侮辱」と二人の行為を非難している。

なお、バティスタは、ゴセージ氏の発言に「彼とケンカをするつもりはない。
殿堂入り選手の好きにさせておくよ」と意に介さず。
一方、同氏の存在を知らなかったと話すセスペデスも、
「バッターが自分の活躍を喜んで何が悪い?」と述べており、
二人とも打席で結果を残すことが自身の役目だとした。

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ドジャース ファッション レプリカ バッティング プラクティス ユニフォーム

MLB公式ユニフォームサプライヤー「Majestic(マジェスティック)」製ジャージ。
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2日分です!

1951年3月10日

FBI取締役のJ・エドガー・フーバーは、大リーグの
コミッショナーの申し出を断る事を発表します。
結局、コミッショナーはA・B・「ハピー」・チャンドラーから
ナ・リーグ会長のフォード・C・フリックに変わりました。

フォード・C・フリック

★プチトリビア

フリックは第三代コミッショナーで、ジャッキー・ロビンソンを
承認したチャンドラーを支持し、ナ・リーグ会長時には、
ロビンソンの入団を認めないカージナルスの試合ボイコットを
断固としてはねつけました。

1981年3月9日

シカゴ・ホワイトソックスは、フリー・エージェントの
カールトン・フィスクと契約します。
ボストン・レッドソックスが基本の契約の元で課された
締め切りまでに契約書を郵送しなかった為に、2月に
フリー・エージェントと認定されました。
フィスクは1984年にア・リーグ西地区優勝の助けとなり
キャリアをシカゴで過ごします。

カールトン・フィスク

★プチトリビア

フィスクといえば、1975年のワールドシリーズでの
ホームラン・ダンスが有名な名捕手です。

◆今日の気になった出来事

大リーグ公式サイトは9日、マーリンズのイチロー外野手の
安打記録について、「単打の価値の高さを示すいい例になっている」と報じた。
大リーグでは単打狙いのイチローの打撃をあまり評価しない論調もあるが、
だいぶ風向きは変わりつつあるようだ。

大リーグ通算2935安打で3000安打に65安打と迫り、
米殿堂入り確実といわれている一方で、豪快な打撃を好む米国では
辛辣な評価も多かった。

「単打ばかりで得点につながらない」「四球を選ばないので出塁率が高くない」
「内野安打ばかり」などと、セコい打撃のように報じる米メディアもあったほどだ。

しかし、同サイトは「単打はしばしば低い評価を受けるが、その重要性は変わることはない」
と報じ、イチローの打撃を称賛。
「本塁打、四球、出塁率、OPS(出塁率と長打率を合わせた打撃指標)に
注目が集まっている近代野球では、単打は重要視されてこなかった。
しかし、四球では二塁走者は帰れないし、一塁走者が三塁にいくこともできない。
2打点が記録されることもないのだ」として、イチローの安打記録を契機に、
単打の重要性を見直すべきだと伝えている。

★今日のオススメ!


ヨギ・ベラ ホワイティ・フォードデュアルサインフォト

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ヤンキースの黄金時代を築いたヨギ・ベラ 
ホワイティ・フォード2人のサンフォトです。
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1999年3月8日

ヤンキースの伝説的人物、ジョー・ディマジオが
肺ガンと多くの戦いの後に亡くなります。
1936年に始まった13年のキャリアで、
「ヤンキー・クリッパー」は、通算打率.325を記録し
ヤンキースを9回のワールドシリーズに導きました。
1941年の56試合連続安打は、スポーツの無敵の
記録のひとつであり続けます。

ジョー・ディマジオ

★プチトリビア

「ヤンキー・クリッパー」は、ヤンキースの快速艇と言う意味で
足も速かったことを表現しています。

◆今日の気になった出来事

ボルティモア・オリオールズが現地7日、今オフに
ピッツバーグ・パイレーツからFAとなっていたペドロ・アルバレス一塁手と、
1年契約で合意したことが分かった。
メジャーリーグ公式サイト『MLB.com』が報じている。

球団からの正式発表はまだないが、複数の報道によると、
年俸575万ドル(約6億5,000万円)に、最大150万ドル(約1億7,000万円)の
出来高払いが含まれているとのこと。
オリオールズでは、一塁手兼指名打者として起用される見込みとなっている。

29歳のアルバレスは、2008年ドラフトで全体2位指名を受けてパイレーツ入り。
2013年はキャリアハイの36本塁打、100打点で、オールスターに初選出された。
昨季は、150試合の出場で打率.243、27本塁打、76打点の成績だった。

★今日のオススメ!


Baseball Digest [US] March - April 2016

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1902年3月7日

殿堂入りの投手、ジェームス「パッド」ガルビンが
45歳で死去します。
365勝をあげたガルビンのファーストボールは、
19世紀を代表する投手の一人であることを可能にします。
彼は、40勝以上を2回記録し、1884年には369奪三振を
マークしました。

ジェームス「パッド」ガルビン

★プチトリビア

剛速球と抜群の制球力を兼ね備えた投手で、
1880年と84年にノーヒッターを記録しています。
さらに、1883年には、656.1投球回というのもあります。
まさに「伝説の男」です。

◆今日の気になった出来事

メジャー3年目を迎えたヤンキースの田中将大投手(27)が
6日(日本時間7日)、フロリダ州クリアウォーターでの
フィリーズ戦で今季のオープン戦初登板。
2回を2安打無失点、2奪三振1四球だった。

初回は先頭のヘルナンデスを二ゴロに打ち取ると、続くガルビスを一ゴロ、
3番のヘレーラは空振り三振と3者凡退。2回は先頭の4番・フランコに左前打、
ステイシーには中前打と連打を許し、無死一、二塁のピンチを招いたものの、
ルイスを三ゴロ併殺。
ハンターに四球を与えて2死一、三塁となったが、
ロウを見逃し三振に仕留めて無失点で切り抜け、この回でマウンドを降りた。

実戦登板は2日のシート打撃以来今キャンプ2度目。
前日5日には「感覚を大事に投げていきたい。結果どうこうという感じではないですけど、
その中でもしっかりと抑えていきたい」と話していた田中。
2年連続の開幕投手に向け、まずまずの実戦スタートを切った。

★今日のオススメ!


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デイブ・パーカーの1978年NLMVPの
サインフォトです。
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1987年3月6日

ベテラン、アンドレ・ドーソンは1年65万ドルの大安値で
カブスと契約します。
「ザ・ホーク」は、リグレー・フィールドの天然芝が痛めたヒザに
いいと考えましたが、誰もが以前のような活躍を期待しませんでしたが、
この年、49本塁打、137打点でナ・リーグMVPに選ばれました。

アンドレ・ドーソン

★プチトリビア

1987年のシカゴ・カブスは76勝85敗の地区最下位。
ですが、ドーソンは最下位チームから復活のMVPを獲得しました。

◆今日の気になった出来事

現地5日、今オフにロサンゼルス・ドジャースへ移籍した前田健太投手が、
アリゾナ・ダイヤモンドバックスとのオープン戦に先発登板。
2回1安打、無四球、2三振、無失点の好投を披露し、見事な“デビュー”を飾った。

前田は初回、先頭から2者連続で凡退に仕留めるも、
フィル・ゴセリン二塁手に二塁打を許す。
しかし、続くデービッド・ペラルタ外野手の打席で、三塁を狙った
ゴセリンが盗塁に失敗し、この回を無失点で切り抜けた。
続く2回は、1人目からファーストゴロ、サードゴロ、見逃し三振と
完ぺきに抑え、この回限りでマウンドを下りている。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、前田のオープン戦初登板について
「良かった」とコメント。
28球で2イニングを投げ終えた右腕に、「投球数が非常に少なくすんだので、
彼をマウンドに戻したいところだった。
ダイヤモンドバックスの打者のスイングを見れば、前田の投球が
彼らを翻弄していることが分かったよ。非常に良かった」と満足げな様子だった。

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ドジャースサインカード

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1970,80年代のドジャースメンバー50人のサインカードです。
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1966年3月5日

全米鉄鋼組合役員のマービン・ミラーは、
大リーグ選手会の代表に指名されます。
ミラーの強い指導で組合は団結し、
選手の為に全ての作業条件を見直すことになります。
特にフリー・エージェント制を引き起こすのを手伝うでしょう。
これらは、選手の給料を増加させます。

マービン・ミラー

★プチトリビア

フリー・エージェント制のきっかけを作ったのは、
当時ドジャースのアンディ・メッサースミスで、
1年間契約をせずにプレーして権利を得ました。

◆今日の気になった出来事

1976年にメジャーリーグでフリーエージェント(FA)制度が導入されて以来、
今オフ、ヤンキースはメジャー30球団で唯一、FA選手の獲得がゼロでした。
これは球団史上初のことで、まさに「ヤンキース歴代屈指の珍事」です。

今回、ヤンキースがFA選手を獲得しなかったのは、ふたつの理由が挙げられます。
まずひとつは、「ブライス・ハーパーを獲得するため」です。

今、メジャー最高の彼が、2018年にFA権を獲得します。
おそらく、ナショナルズとヤンキースの間で激しい争奪戦が繰り広げられるでしょう。
一説には「10年で総額4億ドル」、「10年以上で総額5億ドル」とも言われています。

現在、メジャーの最高総額は、2014年11月にマイアミ・マーリンズと契約延長した
ジャンカルロ・スタントンの13年総額3億2500万ドル(約373億7500万円)です。
2018年のオフには、間違いなくメジャー初の4億ドルプレーヤーが誕生するでしょう。

ヤンキースがハーパーを獲得する最大のメリットは、FAになったときの年齢が26歳という若さ。
しかも左のパワーヒッターなので、ライトへのホームランの出やすいヤンキースタジアムには
まさにうってつけの存在。
FA後も10年間は間違いなく活躍できる逸材なので、ノドから手が出るくらい欲しいでしょう。

さらに、ハーパーは、子どものころからヤンキースファン。
「史上最高のスイッチヒッター」と称されるミッキー・マントルに憧れて
メジャーリーガーになりました。まさに相思相愛の関係なので、
ハーパーがピンストライプのユニフォームを着る可能性は大きいと思います。

FA選手獲得のために資金を投入せず、現在抱えている高年俸選手の契約が満了すれば、
ヤンキースの人件費はかなり余裕が出てきます。
長期的なスパンで戦略を立てた結果、これらの資金をハーパー獲得に回そうと考えているのでしょう。

理由のもうひとつは、「チームの若返り」もあると思います。
それは近年、FA選手と大型契約を結んで大金を費やしても勝てない――という傾向があるからです。

世界一の座を奪還するためにヤンキースは現在、若い選手をファームから
育て上げようとしています。
そして、生え抜きでなくとも若きスターのハーパーが新たに加われば、
ふたたび黄金時代を迎えられるというビジョンを描いているのだと思います。

ただ、伝統と人気のある名門チームだけに、若手育成だけに戦略をシフトするわけにはいきません。
毎年ワールドチャンピオンを期待されているので、「今シーズンは優勝争いを捨てる」と
いう大胆な切り替えをできなのが難しいところでしょう。

FA選手に頼らず、新たな道を進もうとしているニューヨーク・ヤンキース。
この決断が今後、どんな変化となって表れてくるのか、非常に楽しみです。

Text by 福島良一

★今日のオススメ!


デール・マーフィーNLmvp 82 83アトランタブレーブスローリングスブロンドmlbバット

1982,83年の2年連続NLMVPを獲得した
デール・マーフィーのサイン・バットです。
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1972年3月4日

テキサス・レンジャースは、オークランド・アスレチックスの
マイナー・リーガー、ジョン・ステンハウスとジム・パンサーと
前30勝投手のデニー・マクレインをトレードします。
マクレインは、1971年にワシントン・セネタースで
リーグトップの22敗を喫し、アトランタ・ブレーブスへ移籍する
前にオークランドで5先発をしただけでした。
この年の終わりまでに彼の輝かしいベースボール・キャリアは
終わります。

デニー・マクレイン

★プチトリビア

マクレインは、1968年に31勝した最後の30勝投手で、
1968、69年には連続サイヤング賞に輝いた。
が、71年から成績が急下降して、72年わずか28歳で消えました。

1984年3月3日

ロサンジェルス・オリンピック組織委員会長の
ピーター・ユベロスはボゥイ・キューンの後の
大リーグ・コミッショナーに選出されます。
大リーグ史上第6代コミッショナーのユベロスは、
次のA・バートレット・ジアマッティに職を譲るまで
5年間勤めました。

ピーター・ユベロス

★プチトリビア

実際にユベロスがコミッショナーになったのは、
オリンピックが終わった後の、10月1日からでした。

◆今日の気になった出来事

レッドソックスの上原浩治投手(40)は3日(日本時間4日)、
今キャンプ初のライブBPに登板した。
延べ9人のマイナー選手に対し計44球投げ、安打性は2本。
打者によってセット、ワインドアップを投げ分けた。
上原は「全球ストライクを投げられたらいいなぐらいの感じで投げていた。
ケガせずに投げられたので良かった」と笑顔。ファウルとなった
4球を含めほとんどがストライクで、制球力の良さは健在だ。

ファレル監督が見守る中、上原はゆっくりとマウンドに上がった。
最初の打者はレンジャーズ時代の同僚で、先日レッドソックスと
マイナー契約したばかりの外野手・マーフィー。
メジャー通算10年で950安打、104本塁打と勝負強い打撃が持ち味だ。

上原はマーフィーと4度対戦。
スプリットに全然タイミングが合わなかったため、
3打席目と4打席目は球種を「ストレート」と教えた。
左前へ運ばれた当たりもあったが、強い打球は一本も許さず。
上原は大粒の汗をぬぐいながら「彼はメジャーでもそこそこの実績がありますし、
彼の反応が一番いいんじゃないですか。いい練習ができました」と振り返った。

ファレル監督は「非常に力強くて良かった」と安堵の表情。
マーフィーは「どのボールにも力強さがあった。
スプリットは相変わらずいやらしい動きをしていたし、
まあ、動くのが遅いのでやっかいだ」と脱帽した。

今後は6日(同7日)に再びライブBPで投げ、
9日(同10日)のシミュレーション・ゲームで実戦初登板する予定だ。

★今日のオススメ!


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ケン・グリフィー・jrのサインカード。
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1966年3月2日

USCの投手、トム・シーバーが4万ドルで
アトランタ・ブレーブスと契約した少し後に
コミッショナーのウイリアム・「スパイク」・エッカートは
大学のシーズンが開始されている間の契約は違反という
規則を用いて、この契約を無効とします。
シーバーは、特別にクジ引きでニューヨーク・メッツ
のメンバーになりました。

トム・シーバー

★プチトリビア

このときのクジ引きは、メッツ、フィリーズ、インディアンスの
3球団で行われて、メッツが見事に引き当てました。

◆今日の気になった出来事

シカゴ・カブスのジョー・マッドン監督は現地1日、
4月4日に敵地で行われるロサンゼルス・エンゼルスとの
今季開幕戦の先発投手に、ジェーク・アリエッタを指名した。

マッドン監督はこの日、「サプライズニュースだ」と冗談を交えながら、
今季の開幕投手を発表した。
アリエッタが大役を務めるのは、ボルティモア・オリオールズ時代の
2012年以来2度目のこと。
昨季のカブスの開幕戦では、左腕ジョン・レスター投手が先発している。

今月6日に30歳を迎えるアリエッタは昨季、33試合に先発すると
22勝6敗、防御率1.77と圧倒的な成績をマーク。
自身初のサイ・ヤング賞に選出されたほか、
カブスの7年ぶりのプレーオフ進出に大きく貢献した。

メジャー6年間の通算成績は56勝38敗、防御率3.70となっている。

★今日のオススメ!


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通算324勝、4136奪三振、サイヤング賞4回、最多奪三振5回、
最多勝4回の輝かしい球歴で、1994年に殿堂入りしたサウスポー。
オススメ度★★★★★

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1969年3月1日

ニューヨーク・ヤンキースの伝説的人物、
ミッキー・マントルが引退を発表します。
1968年にマントルはスランプに陥り、打率.237とし、
キャリアの本塁打を536本、打率.298で終えます。
ヤンキースは、ラルフ・ハウク監督の元でコーチの職を
マントルに与えました。

ミッキー・マントル

★プチトリビア

1964年に3割を打ったのが最後で、本塁打は35本でした。
以降引退まで打率も本塁打も下降線をたどりました。
一説には、早死の家系を気にして、不摂生な生活を送ったため
とも言われています。

◆今日の気になった出来事

現地29日、今オフにシアトル・マリナーズからボルティモア・オリオールズへ
トレード移籍したマーク・トランボが、新天地について
「最も手強いチームの一つ」と自信を見せていることが分かった。

クリス・デービス、アダム・ジョーンズ、マニー・マチャドら擁する、
オリオールズの新たな戦力となったトランボ。
豪華な顔ぶれについて、「これほど層の厚いラインナップであれば、
相手チームの投手は頭を抱えると思うよ」とコメントしている。

さらに、「数人の野球関係者と話す機会があって、
中でもア・リーグ東地区でプレーしている人間は、オリオールズを
最も手強いチームの一つ、もしくは対戦したくないチームだと言っていた」と明かした。

また、トランボの加入をチームメイトも喜んでいるようで、
ともに打撃練習を行ったジョーンズは、同じラインナップに名前を連ねることが待ちきれないという。
「うちの球場で、トランボがヒットを打つのがすごく楽しみだ。彼は打ち損じても
ヒットにしてしまうからね」と期待を寄せていた。

30歳のトランボは昨季、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとマリナーズで合計142試合に出場、
打率.262、22本塁打、64打点をマーク。
ロサンゼルス・エンゼルスに所属していた2011年から2013年までの3シーズン平均で、
30本塁打、90打点以上を記録するなど、大砲として活躍した。

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