今日の「ちょっと昔のMLB」日記

mlb.comより管理人が勝手に翻訳!
誤訳の嵐か??さて、どんなもんでしょうか?

1998年11月30日

アリゾナ・ダイヤモンドバックスは、
FAのランディ・ジョンソンを4年契約で獲得します。
多くの賞を獲得しているジョンソンは、ナショナルリーグで
4回のサイヤング賞に輝くなど、新しいレベルに進みます。
「ビッグユニット」は、シーズン平均を20勝、防御率2.48、
354奪三振としました。

ランディ・ジョンソン

★プチトリビア

88年にモントリオール・エクスポスでデビュー。
ただの最長身投手としか知られていなかったが、
89年途中でマリナーズへ移籍して92年に突然開花。
241奪三振、被打率.206をマークして初タイトル。
以降、サイヤング賞5回など超一流投手となった。

◆今日の気になった出来事

ダイヤモンドバックスで2シーズンを過ごした平野佳寿投手は
今オフ、契約満了でフリーエージェントとなっている。

新天地がどこになるか、注目が集まるが、米メディアは「バーゲン価格」で
契約できる選手として注目。
「どこかと契約できるはず」と予想している。

2017年オフに海外FA権を行使し、ダイヤモンドバックスと2年総額600万ドル
(約6億5700万円)で契約した平野は、1年目に75試合登板で4勝3敗3セーブ32ホールド、
防御率2.44と好成績をマーク。
今季は5勝5敗1セーブ15ホールド、防御率4.75と成績を落としたものの、62試合に登板した。

「CBSスポーツ」は「このオフシーズンにバーゲン価格で契約を結ぶかもしれない
10人のフリーエージェント」とのタイトルで特集を掲載。
「この10人は、今オフにどんな契約を結んでもそれ以上の働きをする可能性がある」
との小見出しを添えて、「実際の価値より安く(バーゲン価格で)契約できそうな
10選手をここで挙げる」と伝えている。

その中の1人として、平野が登場。防御率4.75、WHIP(1イニングあたりの四球+安打)
1.377、53イニング、22四球、61奪三振という今季の成績を紹介した上で、寸評を添えている。

「ダイヤモンドバックスのヨシヒサ・ヒラノの35歳のシーズンは、防御率4.75と
、期待外れのものとなった。しかし、彼の昨シーズン(2019年)の他のスタッツは、
防御率が示すほど悪くはなかった」

このように言及した上で、1四球を与えるまでにいくつの三振を奪ったかを示す
「K/BB」が2.77で、1イニングあたりに許した安打数が「1」以下であることに言及。
さらに「スプリットと90マイル(約145キロ)前半の速球で空振りを取ることができる」
と称賛し、「球団は彼のことを試合の後半を任せることができる救援投手とは
見ないかもしれないが、中盤に投げる中継ぎ投手として、どこかと契約できるはずだ」
と結論づけている。

35歳ながら、メジャーでもタフに投げ続ける平野。需要はまだまだありそうだ。

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1976年11月29日

ニューヨーク・ヤンキースは、ボルチモア・オリオールズで
シーズンを終えた強打のレジー・ジャクソン外野手と契約します。
ジャクソンのパワフルな打撃と生意気な口は、メディアまみれの
ニューヨーク・マーケットにぴったりフィットすることになります。
1977年のワールド・シリーズ第6戦の3本塁打によりヤンキースは
15年ぶりに世界一の座につきました。

レジー・ジャクソン

★プチトリビア

77年のシリーズ第6戦の3本塁打は、すべて初球を叩いたもので
まず4回にバート・フートンから2ラン、そして5回にエリアス・ソーサから
再び2ラン、とどめが8回にチャーリー・ハフからバックスクリーンへ
特大アーチを運び、ここに「ミスター・オクトーバー」が誕生しました。

◆今日の気になった出来事

2019年のシーズンが終了し、2010年にスタートした
「2010年代」が残り1ヶ月で幕を閉じようとしている。

MLB公式サイトでは、ウィル・レイッチが「2010年代最高の選手」
題してトップ10を選出。
データサイトの「Baseball Reference」や「FanGraphs」が算出している
WARを重視しつつも、各選手が残した実績や球界に与えたインパクトなどを
考慮したうえでのランキングとなっている。

文句なしの1位に選出されたのは、大谷翔平の同僚として
日本でもお馴染みのマイク・トラウト(エンゼルス)。

3度のアメリカン・リーグMVP、7度のシルバースラッガー賞、
8度のオールスター・ゲーム選出と残してきた実績も圧倒的だが、
メジャー定着が2012年であるにも関わらず、2010年代の通算WARでは
2位に13以上の大差をつけている。
トラウトがナンバーワンであることに異論を挟む余地はないだろう。

2位から4位には、クレイトン・カーショウ(ドジャース)、
ジャスティン・バーランダー(アストロズ)、マックス・シャーザー
(ナショナルズ)と通算56以上のWARを記録した好投手3人が
WARの順番にランクイン。

カーショウは2011年、2013年、2014年の3度、バーランダーは2011年と2019年の2度、
シャーザーは2013年、2016年、2017年の3度、3人で合計8度のサイ・ヤング賞を受賞している。

5位から8位には、2010年代のメジャーリーグを代表する野手が並ぶ。
5位のジョーイ・ボットー(レッズ)の2010年代の通算出塁率.428は、
あのケン・グリフィーJr.(元マリナーズなど)のキャリアハイを上回っている。

6位のエイドリアン・ベルトレイ(元レンジャーズなど)は2018年限りで引退するまで、
攻守両面でハイレベルな活躍を続けた。
7位のミゲル・カブレラ(タイガース)は2012年に三冠王の偉業を成し遂げた。
8位のバスター・ポージー(ジャイアンツ)は若き正捕手として2010年、2012年、
2014年とチームを3度のワールドシリーズ制覇に導いた。

9位には、メジャー屈指の奪三振マシンとして活躍を続けている
クリス・セール(レッドソックス)、10位には小さな身体から快打を連発している
ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)がランクイン。

2010年代の通算WARでは、ロビンソン・カノー(メッツ)がアルトゥーベを
大きく上回っているが、レイッチは「(身体が小さい)彼の成功は、
野球がみんなのものであることを思い出させてくれた」として、
アルトゥーベをトップ10の最後の枠に選出した。

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1958年11月28日

ボストン・レッドソックスは、100,000ドルの特別配当金で
10代のカール・ヤストレムスキーと契約します。
将来殿堂入りする彼は、テッド・ウイリアムスが守りつづけた
左翼のポジションで3年後にデビューします。
そして、3,419安打、452本塁打を23年間のキャリアで
記録しました。

カール・ヤストレムスキー

★プチトリビア

1967年に記録した三冠王が最後の三冠王といわれています。
通称は「ヤス」。
また、打つだけでなく守備も一流で7回のゴールドグラブ賞と
7回の最多捕殺もマークしています。

◆今日の気になった出来事

パイレーツは27日(日本時間28日)、新監督に今季まで
ツインズでベンチコーチを務めていたデレク・シェルトン氏が
就任したことを発表した。

パイレーツ公式サイトは「デレク・シェルトンを球団の
第41番目の監督として採用した。
シェルトンは15年コーチとしての経験があり、過去2年は、
ミネソタ・ツインズのベンチコーチを務めた」と、新監督就任を発表した。

また、米メディア「CBSスポーツ」はベン・チェリントンGMのコメントも紹介。
シェルトン氏を招聘した理由について「彼の野球への情熱、ワークエシックス
(労働倫理)、興味、探求心は素晴らしく、常に尊敬してきました」と説明。
シェルトン氏も「この歴史的に名高い球団に関わることができ、
大変、光栄に思っています」と語っている。

シェルトン氏は2005年からインディアンス、レイズ、ブルージェイズ、
そして今季までツインズでコーチを務めていた。
これで30球団全ての監督が出揃った。

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1997年11月27日

黒人リーグの伝説的人物バック・レナードが90歳で
死去しました。
「黒いルー・ゲーリック」といわれ、ホームステッド・グレイズで
すさまじい打撃と守備の上手い一塁手として活躍します。
1972年に黒人リーグだけの選手として初の殿堂入りした
レナードの実力を大リーグは認識していました。

バック・レナード

★プチトリビア

ニグロ・ナショナル・リーグで9連覇の中心選手。
48年に打率.395を最高に3回の首位打者となり
生涯打率は.328。
本塁打王2回にも輝くスーパー・スターでした。

◆今日の気になった出来事

9月中旬に左膝の手術を受けた大谷翔平(エンゼルス)は、
順調に回復してマウンドからの投球練習を再開することが
できるようになったようだ。
日本時間11月27日、エンゼルスのビリー・エプラーGMが明言した。

左膝の手術により9月中旬に今季を終えた大谷は、昨年10月に受けた
トミー・ジョン手術からのリハビリのプロセスを、あと3〜4週間ほど
残していると見られる。

投球練習を再開したあと、強度を上げていった際に左膝の違和感が大きくなり、
手術を受けることを決断したため、トミー・ジョン手術からのリハビリは一時中断。
手術から約2ヶ月を経て、投球練習再開にゴーサインが出たことにより、
再びリハビリを進めていくことになる。

メジャー1年目の2018年に、メジャーリーグに「二刀流」旋風を巻き起こして
アメリカン・リーグの新人王に選出された大谷は、今季を指名打者専任で過ごし、
来季はいよいよマウンド復帰のシーズンとなる。

今季は106試合に出場し、打率.286、20二塁打、5三塁打、18本塁打、62打点、
12盗塁、OPS.848をマーク。
打率、安打、打点、盗塁などの部門で1年目を上回る数字を残した。

来季の大谷は、1週間のうちに投手として1試合に登板、指名打者として
3〜4試合に出場することが予想されているが、エンゼルスは大谷を
先発ローテーションのなかにどのように組み込んでいくかについて、
大谷のリハビリが完全に終了するまで決定しない方針だ。

大谷はメジャー1年目の2018年に、投手として10試合に先発して51回2/3を投げ、
4勝2敗、防御率3.31、63奪三振をマークした。

また、エンゼルスは大谷が投手として来季の開幕に間に合うかどうかも
現時点では明言していない。
ただし、トミー・ジョン手術からのリハビリさえ無事に終了すれば、
通常のオフシーズンを過ごすことができる見込みであり、
スプリング・トレーニングには万全の状態で臨むことができそうだ。

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すいません!2日分です!

1975年11月26日

ボストンの中堅手、フレッド・リンはMVPを獲得した
初めての新人となります。
リンは打率.331、21本塁打、105打点という成績を
あげただけでなく、外野の守りでもワクワクさせて、チームを
リーグ優勝に導きました。

フレッド・リン

★プチトリビア

73年ドラフト2位で入団。上記3つのほかに47二塁打、
103得点、長打率.566も1位で文句なしのルーキーで
初のMVP受賞者になりました。

1914年11月25日

将来殿堂入りのジョー・ディマジオがカリフォルニア州
マルティネスで誕生します。
イタリア移民の息子、ディマジオは、ニューヨーク・ヤンキースで
13年間のキャリアを過ごす前に、パシフィック・コースト・リーグの
サンフランシスコ・シールズで小さな伝説となるでしょう。

ジョー・ディマジオ

★プチトリビア

ディマジオといえば、56試合連続安打が有名ですが、
マイナー時代に61試合連続安打を記録しています。
史上最高のオールラウンドプレーヤーです。

◆今日の気になった出来事

日本時間11月26日、ジ・アスレチックのケン・ローゼンタールは、
ホワイトソックスがヨルマー・サンチェスをウエーバーに置いたことを報じた。

現在27歳のサンチェスは、レギュラーとして打撃力に物足りなさは残るものの、
今季ゴールドグラブ賞を初受賞した好守の二塁手であり、今回の動きは
多少の驚きとともに伝えられている。
なお、現時点でホワイトソックスからの正式なアナウンスはない。

ベネズエラ出身のサンチェスは、2009年にホワイトソックスと契約し、
2014年にメジャーデビュー。
2017年に初めて規定打席に到達して12本塁打、OPS.732をマークし、
2018年には正三塁手の座を手中に収めたが、今季はヨアン・モンカダと
ポジションを入れ替えて二塁を守った。
守備防御点+11は二塁手としてリーグ最高の数字であり、それが認められて
ゴールドグラブ賞を初受賞。
若手の多いチームにおいて、クラブハウスの盛り上げ役としての存在感も
高く評価されていた。

しかしその一方で、2018年はOPS.678、今季もOPS.638に終わるなど、
レギュラーとして物足りない存在であったことも事実。
安定した守備力を誇る内野のユーティリティとしてベンチに置いておくのが
ベストの選択肢のように思われるが、「MLB Trade Rumors」は年俸調停1年目を迎える
サンチェスの来季の年俸を620万ドルと予想しており、ベンチ要員に見合わない金額
であることから、ホワイトソックスは放出を決断したのだろう。

チーム内にはレウリー・ガルシア、ダニー・メンディックなど、
二塁を守ることのできる選手はいるものの、ヤスマニ・グランダルを
獲得するなど勝負モードに移行しつつあることを考えると、
有望株のニック・マドリガルがメジャーに定着するまでの「つなぎ役」として
外部からの補強に動く可能性が高いと見られる。
あるいは、サンチェスの放出により40人枠に空きが生まれるため、
ザック・ウィーラーなど、二塁手以外のフリーエージェント選手獲得の
動きを加速させるかもしれない。

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1953年11月24日

ブルックリン・ドジャースは、あまり知られていない
ウォルター・オルストンを監督に据えます。
オルストンは、1955年にヤンキースを倒して
球団史上初の世界一に導き、ロサンジェルス移転後も
さらに3度の世界一になりました。
1976年まで監督を続け、2040勝を記録し引退。
1983年に殿堂入りを果たしました。

ウォルター・オルストン

★プチトリビア

マイナーでは4度の本塁打王になるも、大リーグでは
1試合で1打数無安打、1三振の成績のみでした。
44年にマイナーで監督となり、好成績でドジャースの
監督に抜擢されました。
1年目が2位、2年目が世界一で名将となりました。

◆今日の気になった出来事

大リーグ機構は、アストロズが2017〜19年にサイン盗みしていた
疑惑について調査中だが、選手への聞き取り調査も開始された。
23日の米スポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。

盗んだサインの内容を打席で知る方法として、ばんそうこうや
靴の中に電子機器を仕込んだり、目立たないイヤホンを装着したり
していたかなどを尋ねられているという。

また、情報提供した選手には、“司法取引”のように
寛大な処遇を受けるとの言質を与えられている。

また、大リーグはアストロズ首脳陣の携帯電話の押収を要請。
ヒンチ監督、当時のコーラ・ベンチコーチ(現レッドソックス監督)、
当時はアストロズの選手だった現メッツのベルトラン監督らは
既に聞き取り調査を受けたが、必要に応じて複数回の面談を命じられる可能性がある。

また、他球団からアストロズのサイン盗みに関する情報が続々と寄せられ、
大リーグはこの虚実を分別するのにも大わらわだという。

アストロズは17年、相手捕手のサインを盗むためのカメラを外野席に設置し、
サインを打者に伝達していたと報じられ、さらにゴールドスタインGM特別補佐は
電子機器によるサイン盗みを強制するメールをスカウト陣に送っていたとされる。

マンフレッド・コミッショナーは2月の来春キャンプまでに調査を終えたい意向で、
もし電子機器を用いたサイン盗みの違反が事実だった場合は、厳罰が見込まれる。

具体的には首脳陣の謹慎、億単位の罰金、ドラフト指名権のはく奪や国際FA契約金の
減額などの可能性が報じられている。

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1962年11月23日

モーリー・ウイルスは、ナショナル・リーグMVPに選ばれます。
ロサンジェルスの遊撃手は、打率.299、130得点、
1シーズン記録となる104盗塁をマークしました。
ウイリスは、リーグトップの49本塁打したウイリー・メイズを
209対202ポイントでかろうじて勝利しました。

モーリー・ウイルス

★プチトリビア

このとしは、史上最多の165試合に出場。
208安打は2位、盗塁成功率は.889でした。
ちなみにそれまでの記録は、タイ・カッブの96盗塁でした。

◆今日の気になった出来事

メジャーリーグで初の女性打撃コーチが誕生することになった。
ヤンキースのマイナーリーグで来年2月から
レイチェル・バルコヴェツさんが打撃コーチに就任することを
米メディアが伝えている。

米紙「ニューヨーク・タイムズ」は「ヤンキースが
マイナーリーグの打撃コーチに女性を雇用」と、
メジャーリーグで女性初の打撃コーチが誕生したことを伝えている。

2020年2月からチームに加わるのはこれまで、アストロズ傘下2Aなどで
コンディショニング・コーチを務めたレイチェル・バルコヴェツさん。

記事では「11月8日に契約をし、メジャーリーグの球団に雇用される
フルタイムの打撃コーチとしては初めての女性だと言われている」と、
打撃部門では初の女性コーチであることを伝えた。

バルコヴェツさんは大学時代にソフトボール部に所属し捕手としてプレー。
今年の8月からはトレバー・バウアー投手ら多くのメジャーリーガーも通う
「ドライブライン・ベースボール」で働き、打者のアイトラッキングと
投手の腰の動きに関する研究を行っていたという。

球団幹部はバルコヴェツさんの能力を評価し、来季のコーチ陣に招聘。
ヤンキースの打撃コーディネーターのディロン・ローソン氏も
「なぜこのポジションにレイチェルを選んだのかを答えるのは簡単だよ。
彼女は良い打撃コーチ、良いコーチなんだ」と語っている。

女性初の打撃コーチとして期待がかかるバルコヴェツさんは
「科学的な観点から向上するのを助け、選手の育成にもっと
大きな影響を与えたかった。研究や分析を更に理解することが、
球界でのキャリアにおいて強みになると思いました」と意気込みを口にしている。

またカブスは、レイチェル・ホールデンさんを
ルーキーリーグの4人目のコーチに起用する。

奇しくも、2人のレイチェルがMLBで女性初のコーチとなることになった。

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1954年11月22日

ピッツバーグ・パイレーツは、ブルックリン・ドジャースの
3Aロースターからロベルト・クレメンテをドラフトします。
クレメンテは、モントリオール・ロイヤルズ時代は.257しか
打てなかったが、パイレーツの先発ラインアップに入るように
なってから殿堂入りのキャリアが始まります。

ロベルト・クレメンテ

★プチトリビア

このドラフトはマイナー・リーグ・ドラフトといいます。
翌55年からすぐに正右翼手になる。「ライフルアーム」を武器に
61年の27捕殺を筆頭に最多捕殺5回、12年連続ゴールドグラブ
に輝くなど守備でも一流でした。

◆今日の気になった出来事

来季からのメジャー挑戦を目指す西武・秋山翔吾(31)と
DeNA・筒香嘉智(27)の両外野手について、移籍先と契約額、
来季成績を21日の米スポーツサイト、ジ・アスレチックが詳しく予想した。

秋山については本命がカブスで、理由は「中堅手」「年俸削減」といった
ターゲット要素に合致すると説明。
他の候補にダイヤモンドバックス、アスレチックス、ホワイトソックス、
インディアンス、ジャイアンツを挙げた。
また、契約は秋山側が3年総額1500万ドル(約16億3500万円)を目指すと
伝えられる中、2年総額1000万ドル(約10億900万円)弱を予想した。

筒香が最もフィットするのはブルワーズとし、打者有利な球場で
一塁での出場機会も見込めると指摘。
他はナショナルズ、マリナーズ、ブルージェイズを候補球団に挙げた。
契約は、ブルワーズが2016年に韓国球界からの逆輸入大砲テムズと結んだ
3年総額1600万ドル(約17億4400万円)が目安になると報じた。

成績については、過去の日本選手がメジャー1年目に残した成績と、
日本プロ野球で最終年にマークした数字の関連性をデータ化した上で予想。

それによれば、来季は秋山が打率3割6厘、出塁率3割7分3厘、長打率4割3分3厘。
一方の筒香は打率2割7分1厘、出塁率3割3分9厘、長打率4割4分2厘となった。

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1920年11月21日

将来殿堂入りのスタン・ミュージアルがペンシルベニア州
ドノーラで誕生しました。
壮大な22年のキャリアで「スタン・ザ・マン(男の中の男)」は、
3630安打、475本塁打、3度のMVPを記録します。
偶然にも、傑出した選手のケン・グリフィー・ジュニアは、
ミュージアルの誕生日の49年後に誕生しました。

スタン・ミュージアル

★プチトリビア

ミュージアルは、体をくねらせバットを体に巻きつけるように
打つ独特なフォームから安打を量産しました。
首位打者7回、最多安打6回、打点王2回、得点王5回
最高出塁率6回、オールスター20回のスーパースターです。
1948年には、1シーズンで5打数5安打を4試合記録しました。

1951年11月20日

ニグロ・リーグのインディアナポリス・クラウンズは、
17歳の痩せたヘンリー・アーロンという内野手と契約します。
アラバマ州モービル出身の彼は、ミルウォーキー・ブレーブスと
契約の前に1年間だけニグロ・リーグでプレーします。
そこで23年の現役生活と殿堂入りのスタートを切りました。

ハンク・アーロン

★プチトリビア

本名はヘンリー・ルイス・アーロン。
クラウンズでは、遊撃手でスタート。
52年に7500ドルでブレーブスと契約しました。
歴代2位の通算755本塁打を記録しました。

◆今日の気になった出来事

復活の右腕が、新天地に移る可能性はあるのだろうか。

米スポーツニュースサイト「ジ・アスレチック」は20日、
サイト閲覧者のQ&Aコーナーで今オフのツインズが行う
「驚きの補強」について質問され、カブスのダルビッシュ有投手(33)を
トレード獲得するかもしれないと指摘した。

実現の可能性は5%以下かもしれないと前置きしつつ、
「ダルビッシュのトレード獲得はどうだろうか。
カブスは年俸総額の削減を目指している。ダルビッシュの残り契約は
4年総額8100万ドル(約87億4800万円)。
昨年は苦しんだが、今季は復活して229奪三振をマークした。
ツインズはエース級の投手が必要だ」。

ツインズは2年前もFAだったダルビッシュの獲得を目指したが、
「あっさりと札束攻勢でカブスに負けた」と同サイト。
さらに、唯一の懸念材料として「ダルビッシュはトレード拒否できる
(全29球団中)12球団を毎年指名できるが、その中にツインズが
入っているか否かは定かではない」とした。

ツインズは今季メジャー新記録のチーム307本塁打をマークし、
101勝61敗で9年ぶりのア・リーグ中地区優勝。
だが、地区シリーズでヤンキースに3連敗スイープを喫し、敗退した。

★今日のオススメ!


Baseball Digest [US] November - December 2019 (単号)

MVPのマイク・トラウト、
投のジャステイン・バーランダー、
リリーフのカービー・イェーツを特集。
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1979年11月19日

ヒューストン・アストロズは、FAのノーラン・ライアンと契約しました。
16勝、223奪三振をカリフォルニア・エンジェルスであげたライアンは、
4年で450万ドルでサインしました。
ライアンは大リーグで初の100万ドルプレーヤーとなりました。

ノーラン・ライアン

★プチトリビア

79年のシーズンでライアンは、4年連続7回目の奪三振王に輝いた。
73年の383奪三振は、1900年以降の大リーグ最多記録。
通算5714奪三振は、当然のごとくダントツ1位の大リーグ記録です。
さらに、空前絶後の7度のノーヒッターも記録しています。

◆今日の気になった出来事

米野球殿堂が18日、元ヤンキースのデレク・ジーター氏(45)ら
新たに候補入りした18人を含む来年の殿堂入り候補32人を発表した。

新候補は通算3465安打のジーター氏の他、通算440本塁打の
ジェーソン・ジアンビ氏(48=ヤ軍他)、元広島のアルフォンソ・ソリアーノ氏(43=同)、
元ソフトバンクのブラッド・ペニー氏(41=ドジャース他)らがいる。

選出は全米野球記者協会の投票で決まり、結果は来年1月20日(日本時間21日)に発表される。

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1966年11月18日

ロサンジェルス・ドジャースが、左腕エースの
サンディー・コーファックスの引退を発表し、ベースボール界を唖然とさせました。
30歳のコーファックスは、3週間前に3度目のサイヤング賞に輝きましたが、
彼の左ヒジは関節炎のための痛みがとれず、キャリアを続けるのは無理と
判断しました。

サンディー・コーファックス

★プチトリビア

コーファックスは、合計12年のキャリアで引退しましたが、
最初の6年は36勝40敗だったが、61年に18勝してから、
引退までの6年間で、MVP1回、サイヤング賞3回、
最多勝3回、最高勝率2回、最優秀防御率5回、最多奪三振4回、
ノーヒッター4度(うち、1度はパーフェクト)の成績を収めた。
最後の66年は、27勝(1位)、382奪三振(1位)、防御率1.73(1位)の
投手三冠の成績からの引退だけに、周囲を唖然とさせました。

◆今日の気になった出来事

ブレーブスは、今オフの課題の1つである先発投手の補強として、
マディソン・バムガーナーの獲得に動く可能性が取り沙汰されている。

しかし、バムガーナーはジャイアンツからのクオリファイング・オファーを
拒否しており、獲得の際にはドラフト指名権の喪失が発生する。
ウィル・スミスを獲得してすでに来年のドラフト指名権を1つ喪失している
ブレーブスだが、バムガーナーの獲得にも動くのだろうか。

MLB公式サイトのリチャード・ジャスティスは、バムガーナーが
最もフィットする移籍先としてブレーブスの名前を挙げている。

確かに、ブレーブスは現時点でマイク・フォルティネビッチ、マイク・ソローカ、
マックス・フリードの3枠しか先発ローテーションの顔ぶれが決まっておらず、
先発投手の補強を必要としている。

しかし、バムガーナーは、ゲリット・コール、スティーブン・ストラスバーグ、
ザック・ウィーラーと同様に、いわゆる「QO物件」である。
ブレーブスは、同じく「QO物件」だったスミスの獲得により、
すでに来年のドラフトにおける2番目に高い順位の指名権と
インターナショナル・ボーナスプール50万ドルを喪失しており、
バムガーナーを獲得すると、今度は3番目に高い順位の指名権まで失うことになる。
その点を考慮して、ブレーブスのバムガーナー獲得を疑問視する関係者もいる。

ただし、ブレーブスからフリーエージェントとなったジョシュ・ドナルドソンの
動向次第では、ブレーブスのバムガーナー獲得の動きが加速する可能性もある。

「QO物件」であるドナルドソンが他球団と契約すれば、ブレーブスは
先発投手の補強をするための資金に余裕が生まれるだけでなく、
「QO物件」が流出した際の補償として、戦力均衡ラウンドBのあとに
補償指名権を得ることができるからだ。

ドナルドソンを引き留めるのか。バムガーナーの獲得に動くのか。
ブレーブスはチームの現在と将来のバランスを見極めながら、
今オフの補強を進めていくことになるだろう。

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1944年11月17日

将来、殿堂入りのジョージ・トーマス・シーバーが、
カリフォルニア州フレスノで誕生します。
すぐに「トム・テリフィック(驚異のトム)」として知られるようになり、
1967年に新人王としてビッグリーグで爆発し、1975年までに
3度のサイヤング賞に輝きました。
20年のキャリアで311勝をあげ、1992年に殿堂入りしました。

トム・シーバー

★プチトリビア

シーバーは、大学時代から完成された投手として、
66年のドラフト1位でブレーブスが指名したが、
NCAA協定違反とされ無効に。
結局、フィリーズ、インディアンス、メッツの3球団で
クジ引きになり、メッツに入団しました。

◆今日の気になった出来事

今オフのフリーエージェント市場において、最も人材が充実している
ポジションの1つとなっているのが三塁手である。
ナ・リーグ打点王に輝いたアンソニー・レンドンを筆頭に、
ジョシュ・ドナルドソン、マイク・ムスターカスといった好選手が
ズラリと顔を揃えている。
三塁手の補強を目指すチームも多く、今オフは三塁手が最も
ホットな市場の1つとなりそうだ。

MLB公式サイトのマーク・フェインサンドは「ナショナルズ、フィリーズ、
ブレーブス、レンジャーズ、ドジャースを含む多くのチームが三塁手の補強を目指している」と紹介。
そして、フェインサンドが具体的な名前を挙げて紹介した5球団は、いずれも
ドナルドソンの獲得に興味を示しているという。

ドナルドソンが多くの球団から興味を持たれる理由は明快だ。
ブルージェイズ時代の2015年にア・リーグMVPに輝いた強打の三塁手は、
37本塁打、長打率.521をマークしてパワーに衰えがないことを証明し、
選球眼の良さも健在(四球率15.2%)。

さらに、ゴールドグラブ賞を受賞したノーラン・アレナード(ロッキーズ)を
上回ってナ・リーグ三塁手ベストとなる守備防御点+15を記録し、
好守にも陰りがないことを大いにアピールした。

スコット・ボラスがレンドンの代理人を務めていることを考えると、
レンドンとの契約は一部の球団しか手を出せないような莫大なものとなる可能性があり、
レンドンに比べて手頃な契約で獲得できる可能性があることも、ドナルドソンが
人気を集めている理由の1つかもしれない。
ドナルドソンは今季の年俸が2300万ドルで来月34歳の誕生日を迎えるため、
3年7500万ドルあたりの契約が目安となりそうだ。

ハイレベルな攻守に加え、優秀な選球眼まで兼ね備えているドナルドソン。
今オフのフリーエージェント市場におけるベストの野手と評価されている
レンドンよりも現時点で人気を集めているのは、決して不思議なことではない。

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1979年11月16日

ボストン・レッドソックスは、FAのトニー・ペレスと契約しました。
1980年にベテラン一塁手は、25本塁打、105打点を記録し、
シンシナチのビッグ・レッドマシーン時代で最も大きなシーズンを
過ごしました。
ペレスは引退する1986年までフルタイムプレーヤーとして
現役を続けました。

トニー・ペレス

★プチトリビア

23年間で379本塁打、1652打点のペレスは、
38歳で25本塁打をマーク、42歳のときに当時の最年長記録となる
グランドスラムを記録しました。

◆今日の気になった出来事

西武からFA(フリーエージェント)でメジャー移籍を目指す
秋山翔吾外野手(31)の争奪戦に、レッズも参戦していることが分かった。
GM(ゼネラルマネジャー)会議の最終日となった14日(日本時間15日)、
ニック・クロルGMが代理人のケーシー・クロース氏とすでに折衝していることを明かした。

今季、ナ・リーグ中地区4位に終わったレ軍は、今オフ、全ポジションで
大胆な補強を進める方針。
同GMは「攻撃力はもちろんだが、守備力もアップグレードさせる」と、
あらためて積極的な姿勢を示した。

外野では中堅手に狙いを定めており、秋山については調査済み。
これまでに「他の選手と同じようにコンタクトは取っている」と話すなど、
今後は具体的な交渉に進む見込みだ。

秋山争奪戦は、ダイヤモンドバックス、カブスがリードする形で、
この2球団をレッズ、パドレス、ロイヤルズ、メッツが追走。
過去、全30球団で唯一レ軍には日本人メジャーが在籍していないだけに、
今後の交渉は注目を集めそうだ。

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