今日の「ちょっと昔のMLB」日記

mlb.comより管理人が勝手に翻訳!
誤訳の嵐か??さて、どんなもんでしょうか?

頑張って更新中!

すいません!2日分です!

1972年9月30日

ピッツバーグ・パイレーツのスター、ロベルト・クレメンテが、
キャリア通算3,000本目のヒットを記録します。
ニューヨーク・メッツに5−0で勝利した5回にジョン・マトラックから
マイルストンヒットを放ちました。
このヒットは、1972年の大晦日に飛行機事故で亡くなるクレメンテの
レギュラー・シーズン最後のヒットになりました。

ロベルト・クレメンテ

★プチトリビア

最終戦試合前に「今日打てなければ、
3000本は打てないな」と同僚にもらしていたそうで、
31日の救援機が飛び立つ際も「もし墜落しても
それは天命だ」ともいっていたそうです。
自分の運命を知っていたのかも。。。。

1954年9月29日

ウィリー・メイズは、ワールド・シリーズ第一戦において
大リーグ史上で最も偉大な「キャッチ」を魅せました。
2−2の同点の8回に、インディアンスのビック・ワーツが
ポロ・グラウンズのセンター深くに打球を飛ばします。
メイズは、460フィートを背走して、クリーブランドの二人の
走者が得点したであろうというヒットを防ぎました。
ジャイアンツは、この試合に勝ち、このシリーズは、
インディアンスをスイープしました。

ザ・キャッチ

★プチトリビア

メイズはこの年、打率.345で初の首位打者。
41本塁打、110打点でナ・リーグMVPに輝きました。

◆今日の気になった出来事

ドジャースの大谷はレギュラーシーズン最終戦のロッキーズ戦に1番指名打者(DH)で出場し、
4打数1安打1盗塁だった。

今季は「54本塁打、59盗塁」で終了。
打率は3割1分でナ・リーグトップに立てなかったが、54本塁打と130打点の2冠は確実な状況。
ドジャースは2―1で逆転勝ちした。

カブスの鈴木はレッズ戦に3番DHで出て4打数1安打。
タイガースの前田はホワイトソックス戦に先発し、4回3分の2を5安打5失点で7敗目(3勝)を喫した。
パドレスの松井はダイヤモンドバックス戦で3分の1回を無安打無失点。

ア・リーグはこの日でレギュラーシーズン全日程が終了。
ナ・リーグは30日に終了し、個人タイトルが確定する。
プレーオフは10月1日に始まる。 

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1941年9月28日

ボストン・レッドソックスのテッド・ウィリアムスは、
シーズン最終戦のダブルヘッダーで8打数6安打して
シーズン打率を.406としました。
ウィリアムスは、ゲースを欠場すれば.400を「保護」出来たにも
関わらず、試合に出場して、マイルストンの最後の打者になっています。

テッド・ウィリアムス

★プチトリビア

この4割が、現在でも最後の4割打者となっています。
さらに、1942年と47年に三冠王になり、
史上で二度の三冠王は、ロジャース・ホーンスビーと
ウィリアムスだけなのです。

◆今日の気になった出来事

ア・リーグ中地区のタイガースが10年ぶりのプレーオフ進出を果たした。

27日(日本時間28日)に本拠デトロイトで行われたホワイトソックス戦に
4-1で勝って6連勝を飾り、今季2試合を残した時点で86勝74敗。
ア・リーグのワイルドカードを争う82勝77敗のツインズが残り3試合に勝っても
及ばないため、プレーオフ出場が決まった。

1回に1死二塁、4回に2死一、二塁のチャンスを潰していたタイガースは
5回、無死満塁から相手暴投と2番ビアリングの犠飛で2点を先制。
直後に1点を返されたものの、7回にも1死一、三塁から3番グリーンの
中堅フェンスを直撃する適時二塁打、さらに暴投で2点を加えた。

タイガースは2011〜14年の地区4連覇後、9年間で勝率5割以上が一度だけと低迷が続いた。
AJ・ヒンチ監督4年目の今季も前半戦は負けが込んだものの、8月以降は快進撃。
7月に若手との交換で右腕フラーティをドジャースへ、正捕手ケリーをレンジャーズへ放出して
チームの活性化を進め、投手では27歳のスクバルがリーグトップの18勝、防御率2.39をマークして
MLBを代表する左腕へ進化し、打線も23歳のグリーンが24本塁打で主軸に成長した。

ツインズからFAで今季加入した前田は当初、先発ローテーションの一角を任されたが、
7月中旬からリリーフへ配置転換。
28試合で3勝6敗、防御率5.93となっている。
プレーオフ出場はドジャース、ツインズ時代から通算7度目となる。

歴史的な低迷を続けるア・リーグ中地区最下位のホワイトソックス。

24〜26日に地元シカゴで行われた3連戦では、西地区最下位のエンゼルスに3連勝。
勝率を.245まで上げ、2リーグ制となった1901年以降のリーグワースト記録、
1916年アスレチックスの.235を下回ることはなくなった。
この日はオールスター左腕のギャレット・クロシェが先発して4回まで無失点と好投したが、
投手が代わった5回以降に失点を重ねた。

ドジャースの大谷翔平がロッキーズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。
この日は4安打4打点、1本塁打、1盗塁と大爆発。自身が打ち立てた「本塁打・盗塁」の記録を
「54-57」に伸ばし、盗塁数も2001年にイチロー氏が樹立した日本人メジャーリーガー最多記録を更新。
圧倒的な活躍で打率も.308に伸ばし、残り2試合で現在2位の首位打者争い=三冠王も現実味を帯びている。
チームもナ・リーグ地区優勝を決めた翌日の敵地のゲームで好調を維持し、11−4で大勝を収めた。

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1963年9月27日

ヒューストン・コルト45’sは、大リーグ史上でラインアップの
9人全員を新人にするという記録をつくりました。
全員新人のラインアップは、ハリー・クラフト監督が考案し、
その中には、将来殿堂入りのジョー・モーガン、オールスター
選手となるラスティー・スタウブとジミー・ウィンがいました。
しかし、コルト45’sは、10−3でニューヨーク・メッツに敗れました。



★プチトリビア

一番SS ソニー・ジャクソン
二番2B ジョー・モーガン
三番CF ジミー・ウィン
四番1B ラスティ・スタウブ
五番RF アーロン・ポインター
六番LF ブロック・デービス
七番3B グレン・ボーン
八番 C ジェリー・グロート
九番 P ジェイ・ダール
というのが、この日のコルト・45’sのオーダーです。

◆今日の気になった出来事

来季から移転が決まっているアスレチックスが、
本拠地オークランドコロシアムでの最終戦を勝利で飾った。

守護神メーソン・ミラーが1点リードの9回にマウンドに上がると、
4万6889人の超満員の観客が総立ちとなった。
2死走者なしで最後の打者ジャンコウスキーに対し、1ボール2ストライクから投げた
フォーシームは103・8マイル(約167キロ)で、自身最速。
さらにMLB公式データ「スタットキャスト」が導入された2015年以降では同球場最速でもあった。

この1球がファウルとなった後、次の103・5マイル(約166・5キロ)で三ゴロに打ち取り勝利。
「ここでの最終戦でセーブを挙げたことは、僕の野球人生で最高にクールな経験になった」
と振り返った。

試合中には守備についている選手が涙をこらえるような場面もあった。
ファンは試合終了から1時間以上も球場に残って名残を惜しみ、涙に暮れ、
球場職員に頼んでグラウンドの土をもらうファンもいた。

アスレチックスは28年からラスベガスに移転することが決まっており、
オークランドコロシアムの使用契約は今季で終了。
ラスベガス移転までの少なくとも3年間はサクラメントにある3Aのマイナーリーグの球場で
プレーすることになっている。
内陸にあるため夏は猛暑、設備もメジャーレベルかどうかには疑問のある球場での間借りを
強いられることになり、あまりに強引過ぎる移転に球団オーナーや大リーグ機構には
怒りの声が上がり続けている。

ドジャースは26日(日本時間27日)、本拠でのパドレス戦のスタメンを発表。
大谷翔平は「1番・DH」で先発出場する。

地区優勝へのマジックナンバー「2」で迎え、勝てば3年連続のVが決まる大一番。
3試合ぶりの54号に期待がかかる。

前日25日(同26日)の同戦は2安打2打点で勝利に貢献。
決勝打を放った6回は二盗も決めて56盗塁とし、
01年イチロー(マリナーズ)の日本選手最多記録に並んだ。

首位攻防戦とあり、決勝打を放った際にはバットを放り投げ、叫ぶなど感情をむき出しに。
試合後は冷静さを取り戻し「打てて少し感情的になって、うれしさが出た」と笑っていた。

ここで試合経過をCheck!!

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1971年9月26日

シカゴ・カブスのアーニー・バンクスが、大リーグで最後の
試合をプレーしました。
将来,殿堂入りのバンクスは、キャリア最後なる2,583本目の
安打ーフィリーズのケン・レイノルズに対して内野安打ーを
放ち、最終打席ではリグレー・フィールドのファンからスタンディング
オベーションを受けました。
その時は、バンクスの通算512本塁打は、歴代5位タイの記録でした。

アーニー・バンクス

★プチトリビア

バンクスといえば、遊撃手が有名ですが、
一塁手としての出場試合数のほうが、長いのですよ。
19年間カブス一筋だったが、ポストシーズンの出場は、
一度も訪れなかった。

◆今日の気になった出来事

アストロズの菊池雄星投手は25日(日本時間26日)、本拠地の
マリナーズ戦で6回4安打2失点(自責0)と好投したものの、
移籍後初黒星となる10敗目(9勝)を喫した。防御率4.05。
菊池の登板日は5勝負けなしで、チームは9連勝中だったが、この連勝記録もストップした。

1点リードの6回、味方の失策から崩れて2失点。
5回まで2安打無失点と封じていたが、ミスで流れが変わった。
6回98球を投げ、8奪三振1四球、4安打2失点だった。

シーズン206奪三振に伸ばした。
日本投手でシーズン200奪三振を達成したのは野茂英雄(4度)、松坂大輔(1度)、
ダルビッシュ有(4度)、大谷翔平(1度)、千賀滉大(1度)に次いで6人目。
日本人左腕としては初の快挙だ。

この日がレギュラーシーズン最終登板。今季は7月末にブルージェイズからトレード移籍し、
計32試合登板、9勝10敗、防御率4.05。自己最多175回2/3を投げ、206奪三振、44四球と好成績を残した。

ドジャース・大谷翔平が25日(日本時間26日午前11時10分開始予定)、
本拠地・パドレス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。
ここまで「53本塁打&55盗塁」で打率3割1厘、123打点。
残り5試合でどこまで成績を残せるかに注目だ。
チームはこの日勝つと、3年連続の地区優勝へのマジック「2」が点灯し、
連勝すれば26日(同27日)にも決まる。

前日24日(同25日)の初戦はドジャースが初回に先取点を奪ったが逆転負け。
9回には2点を追って無死一、二塁というチャンスを作って、
ネクストバッターズサークルには大谷も控えていたが、まさかの三ゴロでのトリプルプレーで
ゲームセットとなった。
パドレスは2年ぶりのプレーオフ進出が決まり、試合後にはシャンパンファイト。
ゲーム差は「2」に縮まった。

ここまで大谷は157試合中、チーム最多の154試合に出場。
614打数185安打(リーグ2位)で打率3割1厘(同3位)、53本塁打(同1位)、
123打点(同1位)、55盗塁(同2位)、OPS1・024(同1位)、
129得点(同1位)をマークして、本塁打王と打点王の2冠は確定的で、
DH専任では初となるMVP候補筆頭となっている。

ここで試合経過をCheck!!

★今日のオススメ!


野球翔年2 MLB編2018-2024 大谷翔平 ロングインタビュー [ 石田 雄太 ]

「僕は絶対に世界一になりたいし、一番の選手になりたい」
大谷がメジャー入りしてから、スポーツ雑誌「Number」に7年間掲載された独占インタビューのすべて。
二刀流の危機、右ヒジ手術の真相、WBCへの想い、ドジャース入団、そして結婚までを語る。!
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1965年9月25日

カンザスシティ・アスレチックスのサッチェル・ペイジは、
大リーグにおいて最年長選手として登板します。
59歳といわれているペイジは、1953年以来の大リーグで、
ボストン・レッドソックスに対して、リリーフで3回を無失点に抑えます。
伝説のニグロリーガーは、オールスター選手のカール・ヤストレムスキーに
1安打を許しただけでした。

サッチェル・ペイジ

★プチトリビア

あの「火の玉投手」といわれた豪球ボブ・フェラーが、
「私の球がチェンジアップに見えた」といわしめた超豪球に
まさしく針の穴を通すコントロールを持っていたというから驚き。
300完封、55度のノーヒッターという伝説の記録もある(?!)らしい。

◆今日の気になった出来事

ドジャースは24日(日本時間25日)から本拠地ドジャースタジアムで
同地区2位のパドレスとの3連戦を迎える。
ナ・リーグ西地区首位を走ってきたドジャースだが、最大9.0あったゲーム差は
いまや3.0。今季最後の首位攻防戦の結果次第では、一気に順位が入れ替わる状況だ。
大逆転で2006年以来18年ぶりの地区優勝を目指すパドレスは、直近9戦8勝と波に乗っている。

ともにレギュラーシーズン残り6試合で迎えるナ・リーグ西地区の首位攻防戦。
首位ドジャースが93勝63敗、2位パドレスは90勝66敗でゲーム差はわずかに3.0だ。
今季の直接対決はここまでパドレスの7勝3敗で、仮に最後の3連戦で全敗しても勝ち越しが決定している。
同率で並んだ場合は直接対決の戦績で上回るチームが1位となるため、パドレスは
3連勝すれば首位に立つことができる。

MLB公式サイトは「ナ・リーグ西地区がかかる中、パドレスとドジャースがLAで対決」
と題して2チームの状況を分析。

「舞台は整った」と天王山の行方に注目している。
記事によると、ドジャースは6月20日(同21日)時点で今季最大の9ゲーム差をつけて
首位を独走していた。
しかし、パドレスは球宴後メジャートップとなる40勝17敗の成績で猛追。
直近9戦で8勝と勢いを増している。

怪我人が続出しているドジャースに対し、パドレスの主要メンバーの中で現在
負傷者リスト入りしているのはキム・ハソン内野手のみ。
ダルビッシュ有投手、フェルナンド・タティスJr.外野手、ジョー・マスグローブ投手など、
長期離脱していた主力も続々と復帰しており、記事はドジャースと「全く対照的だ」と強調している。

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野球翔年2 MLB編2018-2024 大谷翔平 ロングインタビュー [ 石田 雄太 ]

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1992年9月24日

将来、殿堂入りのトロント・ブルージェイズ、
デイブ・ウィンフィールドが大リーグ最年長の
シーズン100打点を記録します。
40歳のウィンフィールドは、8−2でボルチモア・
オリオールズに勝利した試合で本塁打と二塁打を
放ちました。
彼は、シーズン終了時に103打点を記録しました。

デイブ・ウィンフィールド

★プチトリビア

ミネソタ大学の卒業時には、MLBの他に、NBA,ABA,NFLからも
ドラフト指名を受けたウィンフィールド。
マイナーを経ずにサンディエゴ・パドレスで大リーグデビュー。
5ツールプレーヤーのさきがけで、すべての部門で平均以上をマーク。
91年には、史上最年長の39歳でサイクル安打を達成しました。

◆今日の気になった出来事

日本時間9月24日、2024年シーズン26週目の週間MVPが発表され、
ア・リーグはフリオ・ロドリゲス(マリナーズ)、
ナ・リーグは大谷翔平(ドジャース)が選出された。

ロドリゲスは通算4度目の受賞で、2022年に1度、2023年に2度受賞。
マリナーズからの選出は昨年8月にロドリゲス自身が選ばれて以来である。

一方の大谷は今季3度目・通算10度目の受賞。
ドジャースからの選出は今年7月のギャビン・ラックス以来であり、
週間MVPを10度以上受賞するのは史上23人目、両リーグで3度以上受賞するのは
史上8人目の快挙となった。

現在23歳のロドリゲスは6試合に出場して打率.433(30打数13安打)、3本塁打、9打点、
1盗塁、OPS1.219の好成績をマーク。
塁打(23)はリーグ1位、打点と安打は同1位タイ、本塁打と長打(4)は同2位タイ、
打率は同3位にランクインした。
日本時間9月18日のヤンキース戦と同22日のレンジャーズ戦では1試合4安打を記録。
同21日のレンジャーズ戦では通算4度目となるマルチ本塁打を達成した。
今季はシーズンを通してなかなか調子が上がらなかったが、9月は20試合に出場して
打率.337、6本塁打、17打点、5盗塁、OPS.940と実力を発揮している。

大谷は歴史的な1週間を過ごした。
7試合に出場して打率.500(32打数16安打)、6本塁打、17打点、7盗塁、OPS1.668という大暴れ。
本塁打、打点、長打率(1.125)、OPS、安打、長打(8)、塁打(36)、得点(11)、
盗塁はいずれもメジャー1位だった。

日本時間9月20日のマーリンズ戦では6打数6安打3本塁打10打点2盗塁という大活躍を見せ、
史上初の「50−50」を達成。
自身初の1試合3本塁打をマークしただけでなく、「3本塁打2盗塁」や「5長打2盗塁」は
いずれも史上初の快挙だった。
今季は本塁打と盗塁の両方を記録した試合が15度あり、リッキー・ヘンダーソン
(1986年に13度)が持っていたメジャー記録を更新。
現時点で53本塁打&55盗塁に到達しており、最終的にどこまで数字を伸ばすか注目される。

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1908年9月23日

ニューヨーク・ジャイアンツのフレッド・マークルは、
大リーグ史上最も有名な失態を演じました。
アル・バードウェルがヒットを放ち、カブスに対して
ウィニングランでアルハリー・マコーミックがホームに
帰ったとき、マークルは一塁走者でした。
マークルが二塁ベースを踏まずに帰ってしまったために、
アウトを宣告され、得点は無効になり、試合は同点のまま
再試合となります。
ジャイアンツとカブスが同率でシーズンを終えたために、
この再試合が優勝決定戦となりました。
結局、この再試合を4−2で勝ったカブスがナショナル・リーグ
ペナントを手にしました。
「マークルのボーンヘッド」です。

フレッド・マークル

★プチトリビア

この話には、前段があって、当時の習慣からすると、
マークルのこの行為は通常のものでボーンヘッドには当たらないというもの。
だが、これと同じことが、3週間前に起きていて、パイレーツ対カブスだった。
塁審も同じ人であり、カブスのエバース二塁手が塁審と今後はキッチリ見る、
という確約を取り付けていた矢先の出来事だ、というものでした。

1968年9月22日

ミネソタ・ツインズのセザール・トバルは、
オークランド・アスレチックスに2−1で勝利した試合で
全ポジションを守りました。
1試合で全ポジションを守った唯一の選手のバート・キャンパネリスが
偶然にもトバルがマウンドに上がった時の最初の打者でした。

セザール・トバル

★プチトリビア

ベネズエラ出身のトバルは、元々器用な選手で、
この試合で、あのレジー・ジャクソンを三振に切りました。

◆今日の気になった出来事

ドジャースの大谷翔平は22日(日本時間23日)、本拠地ロサンゼルスでの
ロッキーズ戦に「1番・DH」で出場。5打数4安打1本塁打1打点2盗塁の大活躍で
チームの逆転サヨナラ勝利に貢献した。

4―5と1点ビハインドの9回。
先頭の大谷がカウント2―1から振り抜いた一撃は弾丸ライナーとなって
右中間スタンドへ飛び込んだ。今季53号本塁打は起死回生の同点アーチ。
雄叫びをあげながらダイヤモンドを一周した大谷にドジャースタジアムの
ファンからは大歓声と拍手が送られた。

さらに続くベッツが左翼席へ劇的なサヨナラアーチ。
MVPコンビの連続弾で球場のボルテージは最高潮に達した。

先発の山本が3回4失点で降板するなどこの日のゲームは終始苦しい展開だった。
西地区2位のパドレスがこの日、逆転勝利を収めて4連勝。敗れれば2ゲーム差に
迫られるところだったが、ドジャースが土壇場で踏ん張った。

大谷は第1打席で左前打を放ち6試合連続安打を記録。
3回一死一塁の第2打席では強烈な打球が二塁手の横を抜けていく右前打を放ち
一、三塁になると、続くベッツの打席で今季54個目の盗塁を決めた。

第3打席は一ゴロに倒れたものの2点差に迫った7回一死の第4打席では一、二塁間を破る
この日3本目の安打で打率を3割に乗せた。
さらに続くベッツの打席で初球をいきなりスチール成功。
盗塁数を55として2001年にイチロー(マリナーズ)が記録した日本人最多56盗塁に1差に迫った。

24日(日本時間25日)からはホームで2位・パドレスと直接対決3連戦。
自身初体験となる地区優勝に向けて大谷が足とバットでどんな働きを見せるか注目だ。

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まだ、当時はブルックリンでしたが、ドジャースのレジェンドといえば、
ジャッキーを忘れてはいけません!
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1964年9月21日

フィラデルフィア・フィリーズは、チコ・ルイズの驚くべき
ホーム・スチールでシンシナチ・レッズに1−0で敗れます。
この敗戦は、フィリーズの10連敗のスタートとなり、
6.5ゲーム差でリードしていたにもかかわらず、
セントルイス・カージナルスに1ゲーム差の
ナ・リーグ2位タイで閉幕してしまいました。

チコ・ルイズ

★プチトリビア

1950年以来の優勝を逃したフィリーズは、
1976年まで地区優勝出来ませんでした。

◆今日の気になった出来事

ドジャースの大谷翔平は19日のマーリンズ戦でメジャーリーグ史上初の
「50本塁打、50盗塁」という大記録を達成したが、ほかにも史上初となる記録を複数成し遂げていた。

大谷は同試合の一回に三盗、二回に二盗をそれぞれ決め、今季の盗塁数を51に伸ばした。
また、六回の第4打席でライトスタンドに49号2ラン、続く七回にレフトスタンドへ
50号2ランを放つと、九回にも51号3ランをライトスタンドに運び、
6打数6安打10打点2盗塁と圧倒的な存在感を示した。

MLB公式ウェブサイトによると、1試合に3本塁打と複数盗塁成功を同時に達成するのは史上初。
5安打以上放ち、複数本塁打、複数盗塁が記録されたのも2リーグ制となった1901年以降では初めて、
さらに1試合で5本以上の長打(大谷は3本塁打、2二塁打)と複数盗塁を決めたのも大谷が最初となった。

加えて、1試合で10打点、6安打、5長打、3本塁打、2盗塁を全て達成した選手は、
打点が公式記録となった1920年以降で大谷が唯一。

また、ドジャースは同試合で20─4と大勝し、12年連続のプレーオフ進出を決めたが、
大谷にとってはエンゼルス時代から出場866試合での悲願達成で、この記録は
ポストシーズンに出たことがない現役選手で最長だった。

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1968年9月20日

将来、殿堂入りのニューヨーク・ヤンキースの
ミッキー・マントルは、キャリアの最終本塁打を放ちます。
マントルは、ボストン・レッドソックスのジム・ロンボーグから
536本目を叩き込みました。
そして、マントルは、1969年のスプリング・キャンプ中に
引退を発表しました。

ミッキー・マントル

★プチトリビア

通算536本塁打は、スイッチヒッターの歴代1位記録。
左右両打席本塁打10度は、エディー・マレーに次ぐ、歴代2位です。

◆今日の気になった出来事

ドジャースは現地9月19日、敵地マイアミ・マーリンズ戦に臨み、20-4で大勝。
これで今シーズン通算91勝62敗とし、ポストシーズン進出を確定させた。

「1番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は6打数6安打、3本塁打10打点2盗塁で
「51本塁打-51盗塁」を達成。
最高の形で悲願のプレーオフ進出を果たした。

第1打席から右翼フェンス直撃のツーベースヒットを打った大谷。
4番ウィル・スミスの打席で今季50個目の盗塁となる三盗を際どいタイミングながら成功すると、
スミスの犠牲フライで生還しチームに先制点をもたらす。

2回2死一、二塁で迎えた第2打席はライトへのタイムリーヒットを放ち、
今度はバットで追加点。さらに次打者ムーキー・ベッツの打席でこの試合2つ目、
今季51個目の盗塁を成功させた。

3回にはマーリンズ先発のエドワード・カブレラが73球4安打4四死球4失点の乱調で降板。
ドジャースが4点リードした3回2死一、三塁の場面で第3打席を迎えた大谷は2番手
アンソニー・ベネツィアーノかタイムリーツーベースを放つ。打球を見て大谷は果敢に
三塁を目指したが、惜しくもタッチアアウト。走塁死となったものの、2点を追加して
7-1とリードを広げた。

第4打席は1死二塁の場面で2球目を打って2ランホームラン。
今季13試合目となる盗塁&本塁打を記録し、「49-51」と大偉業に王手をかけた。

そして迎えた第5打席。相手投手マイケル・バウマンが勝負を選択し、
大記録達成に球場の緊張感も高まる中、バウマンが3球目でワイルドピッチを喫し、
12-3とドジャースがリードをさらに拡大。2死三塁となり、直後の4球目にその瞬間が訪れる。
振り抜いた打球はレフトスタンドに飛び込み、「50-50」の偉業を達成した。

ここで終わらず、第6打席で大谷は3打席連続となる右本塁打を放ち、
なんと「51-51」にまで記録を伸ばした。
このままドジャースは完勝を収め、大谷は自身初のポストシーズン進出に笑みを浮かべた。

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1973年9月19日

アトランタ・ブレーブスのデイビー・ジョンソンは、
二塁手の1シーズン最多本塁打を更新します。
彼の43号本塁打は、4−1でロサンジェルス・ドジャースに
敗れた試合で放たれ、殿堂入りのロジャース・ホーンスビーを
凌ぎました。
ジョンソンのシーズン合計43本は、
本塁打王ウィリー・スタージェルに1本及ばず、2位でした。

デイビー・ジョンソン

★プチトリビア

実際のところは、ジョンソンの1本が代打で放ったものであるため、
記録集によっては、42本でホーンスビーとタイ記録としているのもあります。

◆今日の気になった出来事

ナ・リーグ中地区首位のブルワーズが18日(日本時間19日)、
2年連続の地区優勝を決めた。

2位のカブスがこの日のアスレチックス戦に3ー5で敗れ、今季残り10試合で
ゲーム差が10・5となった。ブルワーズはこの日のフィリーズ戦を含めて残り11試合のため、
最終的に勝敗が並ぶ可能性はあるが、カブスとの直接対決で8勝5敗と勝ち越しており、優勝が確定。
ここ4年で3度目で、通算7度目となる。

就任1年目のパット・マーフィー監督(65)は、20歳のチョウリオ外野手を筆頭に
若い選手中心のチームについて「選手らは、自分たちの最大限のポテンシャルが何なのか知らない。
これまでも、そしていまだにね。ただ、1つだけわかっていることがある。
団結し、競い合い、強さを疑われることで、優勝への道が開けるということだ」などと
AP通信にコメントした。

ブルワーズは5月9日に単独首位に浮上し、そのままトップを守った。
7月20日以降は2位と少なくとも5ゲーム差、8月14日以降は少なくとも8ゲーム差をつけていた。
現在87勝64敗で、ポストシーズンのシード争いではフィリーズと4ゲーム差、
ドジャースとは2ゲーム差となっている。

★ドジャースは敵地ローンデポ・パークでのマーリンズ3連戦第2戦を迎え、
序盤からリードを奪う展開で8対4の快勝。地区優勝へのマジックナンバーを「7」とした。

大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場。
初回の第1打席からレフト前ヒットで出塁すると、続くムーキー・ベッツの打席で
初球から果敢に走って今季49個目の盗塁に成功。
「48−49」となっている。

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1996年9月18日

ボストン・レッドソックスのロジャー・クレメンスが、
自身が持つ大リーグ記録の1試合20奪三振に並びます。
「ザ・ロケット」は、デトロイト・タイガースを4安打で4−0と
封じました。
クレメンスは、1986年4月にシアトル・マリナーズ相手に
この記録を達成していました。

ロジャー・クレメンス

★プチトリビア

もう一人、1試合20奪三振を達成しているのが、
CHCのケリー・ウッド。
1998年5月6日のHOU戦で、1安打完封だった。
大リーグ記録としては、1962年9月12日に
ワシントン・セネタースのトム・チェイニーが16回で21奪三振がある。

◆今日の気になった出来事

ドジャースの大谷翔平が現地9月17日(日本時間18日)、敵地での
マイアミ・マーリンズ戦に1番・指名打者で先発出場。
3回の第2打席で48号2ランホームランを放った大谷は、5打数1安打2打点をマークした。

前人未到の「50-50」へあと2本塁打、2盗塁としている。
ドジャースはナ・リーグ東地区最下位のマーリンズに9対11で敗れ、優勝マジックが消滅した。

3回1死一塁の場面で、マーリンズ先発のダレン・マコーガンと対峙した大谷は、
3球目のスライダーを振り抜くと、打席で確信の仁王立ち。
打球は圧巻の弾丸ライナーでライトスタンド2階席に着弾した。
大谷に5試合ぶりの特大弾が飛び出している。

試合は序盤4点をリードされたドジャースが、3回に大谷の2ランなどで同点に追いつくものの、
その裏に再びロペスの6号ソロでリードを許してしまう。
その後は点の取り合いとなったが、終盤にマーリンズに突き放されたドジャースは9対11で敗戦。
3連勝とはならず、前日に「9」としていた優勝マジックが消えている。

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1984年9月17日

カリフォルニア・エンジェルスのレジー・ジャクソンが、
通算500号本塁打を達成しました。
将来、殿堂入りの彼は、カンザスシティ・ロイヤルズの
サウスポー、バッド・ブラックから放ちました。
これは、1978年にサンフランシスコ・ジャイアンツの
ウィリー・マッコビーが到達して以来で、史上13人目の
マイルストン到達でした。

レジー・ジャクソン

★プチトリビア

レジーには、もうひとつの三振記録という大きな勲章がある。
通算2597三振は、歴代ダントツの1位で2位は、
サミー・ソーサの2194、3位はアンドレス・ガララーガの2003なので
これは安泰(?!)の記録か。

◆今日の気になった出来事

カブスの今永昇太投手が16日(日本時間17日)、本拠のアスレチックス戦に先発。
6回を5安打2失点で5連勝で14勝目をマーク。
左腕では2002年、メジャー1年目でもあった石井一久(当時ドジャース)に並ぶ
シーズン最多勝利となった。
また、11奪三振は自己新記録で、シーズン規定投球回もクリアした。

今永は、初回先頭のウィルソンにいきなり三塁打を浴びるも後続を空振り三振、
遊直、三ゴロで先制を許さなかった。
すると、その裏2アウトから鈴木が左前安打で出塁するとベリンジャー、パレデスも
安打で続き、鈴木が先制のホームイン。

2回裏は下位打線がつながって2点を挙げるとスワンソンが15号3ランを放つなど、
今永先発時はいつものように打線がつながった。

今永は3回にルーカーに38号2ランを許すも、直後3者連続三振に仕留めた。
その後も奪三振ペースは衰えず、6回まで11三振の快投を続け、99球を投げたことで降板。

この日で投球回数も166回1/3の最終規定投球回をクリアとなった。

新人王レースはライバルは多いながらも、投手では抜群の内容を残しており、
日本人では大谷翔平(エンゼルス)以来の受賞も夢ではない。

★LAD大谷翔平は、ノーヒットも2打点で勝利貢献。
  今季108打点でトップに1打点差迫る。
チームは、9−0で連勝!!

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今永の闘志あふれる姿がフォトに!
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1975年9月16日

ピッツバーグ・パイレーツのレニー・スティネットは、
リグレー・フィールドでのシカゴ・カブス戦で22−0で
大勝した試合で、7打数7安打、5得点を記録しました。
パイレーツの二塁手は、9イニングで7打数7安打の
大リーグ史上唯一の選手だった1892年のボルチモア・オリオールズの
ウィルバート・ロビンソンと並びました。

レニー・スティネット

★プチトリビア

ウィルバート・ロビンソンは、元々名将ジョン・マグローと親友だったが、
1913年のWSでの采配をめぐって口論となり、コーチを解任。
ライバルのドジャースで監督となり、「アンクル・ロビー」として
ファンや選手から愛された存在だった。

◆今日の気になった出来事

日本時間9月16日、MLBは「ロベルト・クレメンテ・デー」となり、
パイレーツは全選手・監督・コーチが背番号「21」のユニフォームでプレー。

クレメンテ氏の家族が始球式に登場したロイヤルズとの一戦に4対3で勝利し、
本拠地PNCパークでの3連戦のスイープ負けを回避した。
パイレーツ2番手のカルメン・マジンスキーが3勝目(5敗)を挙げ、
6番手のアロルディス・チャップマンは9セーブ目を記録。
ロイヤルズ先発のブレイディ・シンガーは5回6安打4失点で11敗目(9勝)を喫した。

初回にブライアン・レイノルズのタイムリー二塁打で先制したパイレーツは、
直後の2回表にユリ・グリエルの犠飛で追いつかれ、4回表にはマイケル・ガルシアの
タイムリー二塁打で勝ち越されたものの、4回裏一死満塁からニック・ゴンザレスの
内野ゴロの間に同点に。5回裏にはアイザイア・カイナー=ファレファの
タイムリーで勝ち越しに成功し、さらに二死満塁からラウディ・テレズが
押し出し四球を選んで4対2とリードを広げた。

6回裏に3番手のコリン・ホルダーマンが二死満塁のピンチを招き、
ボビー・ウィットJr.の押し出し四球で1点差に迫られたが、
4番手のデニス・サンタナがピンチを脱出。サンタナは7回表無死2塁のピンチもしのぎ、
8回表は5番手のデービッド・ベッドナー、9回表は6番手のチャップマンが三者凡退に抑えて
1点のリードを守り抜いた。

クレメンテ氏と同じ右翼手としてプレーしたパイレーツの新人ビリー・クックは、
カイナー=ファレファのタイムリーで一塁から生還して勝ち越しのホームを踏み、
3回表の守備では右翼からの強肩も披露。
試合後、「彼の背番号を背負っていいプレーができたのは本当に特別なことだ」と
嬉しそうに話していた。

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「バッドボールヒッター」な打撃、「ライフルアーム」と呼ばれた強肩。
18年間で打率.317,3000安打440二塁打166三塁打240本塁打!
ゴールドグラブ賞12回の歴代最多タイ。
慈善活動を積極的に行い、すぐれた人格者に贈られるロベルト・クレメンテ賞は彼の功績から。
各チーム一人ずつエントリーされる。
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