◆Major League Season PlayBack 1983

LOSANGELES DODGERS(ロサンジェルス・ドジャース)

ナショナル・リーグ 西地区 1位 91勝71敗 勝率.562


チームの「顔」だったスティーブ・ガービーとロン・セイが移籍し、
メンバーの若返りを図ったドジャースだったが、一応の成功を収めた。

開幕10試合を、8勝2敗の好スタート。
4月は、14勝6敗の2位で終えたが、
ラソーダ監督は、「打てない」と悩んでいた。

ガービーに替わる新一塁手のグレッグ・ブロックとマイク・マーシャルの
大スランプに、ダスティ・ベイカーの最悪のスランプで打線は湿ったまま。

快進撃は、リリーフ陣が頑張ったお陰といえた。

5月末時点で32勝14敗で1位に落ち着き、
6月18日時点で、スティーブ・ハウ、トム・ニーデンファー、
デイブ・スティワートらで14勝4敗18セーブ、防御率1.87をマークした。

オールスター時点では、一度2差の2位に落ちたが、大崩れせずに
勝負所でブレーブスを突き放し、昨年の雪辱を果たした。

打率.298、32本塁打、103打点のペドロ・ゲレーロ 打の中心は、ペドロ・ゲレーロで打率.298、32本塁打、103打点。
三塁へのコンバートもこなし、チームを引っ張った。

昨年の新人王のスティーブ・サックスは、打率.281、56盗塁で打は良かったが、
原因不明の「送球エラー病」にかかり、苦しんだ。

ブロックは、20本塁打したが打率.224止まり。
マーシャルは、打率.284、17本塁打だった。

好調だったリリーフ陣に対して、先発陣は今ひとつだった。

エースのフェルナンド・バレンズエラは、コントロールを失い15勝10敗、
ボブ・ウェルチも15勝12敗。
アレハンドロ・ペーニャとジェリー・ロイスは12勝づつあげたが、
負け数が9と11で、なかなか貯金が出来なかった。

「昨年のことを思い出そう」を合言葉に、諦めなかったドジャースと
ラソーダ監督の巧みな采配が地区優勝に結びついたといえた。


★月間MVP

7月 ダスティ・ベイカー

★月間MVP投手

6月 バート・フートン

★週間MVP

7月11日−17日 ダスティ・ベイカー
9月 5日−11日 マイク・マーシャル

★タイトル

なし

★オールスター

ペドロ・ゲレーロ
スティーブ・サックス
フェルナンド・バレンズエラ

★ゴールドグラブ

なし

★クラブハイ&ロウ

1試合最多得点−16 at Houston  4月5日
        vs St.Louis 5月6日
1試合最多本塁打−7 LosAngeles(4) Atlanta(3)6月8日
1試合最多失策−5 at SanFrancisco 5月25日

●1900年ー1983年
6673勝6126敗 .525


<記録 きろく キロク>

●ダスティ・ベイカーは、セントルイス・カージナルス戦で
 41打数18安打の打率.439をマーク。
 15本塁打中6本も記録。打点も75打点中18打点と
 カージナルス戦を大得意としていた。
     ★全部カージナルス戦だったら良かったのにね!!

●原因不明の送球エラー病に陥ったスティーブ・サックス。
 なんとオールスター戦でも悪送球したが、7月17日まで
 チーム88試合で25失策(悪送球失策は21)だったが、
 続く74試合で5失策、8月26日以降は無失策で閉幕した。
     ★二塁から一塁って、一番距離が短いんですけど。。。!

●今季1−0の完封勝利は、ボブ。ウェルチが両リーグで唯一。
 6月17日のシンシナチ・レッズ戦では、自らの本塁打の1点を守りきった。
 6月1日には、1安打完封も記録した。
     ★投手の本塁打とは。打者たちが情けない。

●今年も観客動員数は、350万人を越えた。
 最小が30,882人で6月から7月にかけて、
 27試合連続4万人以上という観客を集めた。
     ★でもドジャー・スタジアムは収容数56,000人なんですよ。


<PRIMARY STARTING LINEUPS>

捕 スティーブ・イエーガー
一 グレッグ・ブロック
二 スティーブ・サックス
三 ペドロ・ゲレーロ
遊 ビル・ラッセル
左 ダスティ・ベイカー
中 ケン・ランドロー
右 マイク・マーシャル

<PRIMARY PICTHING STAFFS>

<STARTER>
ボブ・ウェルチ
ジェリー・ロイス
フェルナンド・バレンズエラ
バート・フートン
アレハンドロ・ペーニャ

<CLOSER>
スティーブ・ハウ

<BULLPEN>
トム・ニーデンファー
ジョー・ベックウィズ
デイブ・スチワート




LOSANGELES DODGERS Goods!

←オーセンティックサテン ジャケット

創設は、1890年。
ニューヨークのブルックリンにあった「ブリッジグルームス」。
諸説によると「トロリードジャース」というネームもあります。
定番の白にドジャーブルー文字は、美しいです。
オススメ度★★★★

←クーパーズタウンレプリカジャージ

1900年にネッド・ハンロン監督の元、初優勝。
1914年から指揮をとったウィルバート・ロビンソンから
「ロビンス」と名乗っていた時期もあった。
ブルックリン時代の貴重な一品。
オススメ度★★★★★

←エレベーション プレミアジャケット

1939年にレオ・ドローチャー監督になり、
一気に優勝コンテンダーとなった。
54年からのウォルター・オルストン監督がさらに
強固なものにしました。
これからの時期にいい雰囲気出してくるアイテムです。
オススメ度★★★★

←クーパーズタウン キャップ ブルックリンドジャース 1923

この年は、76勝78敗で6位に低迷。
バーリー・グライムスが21勝18敗。
ジャック・フォーニアーが102打点をあげた。
オススメ度★★★★(レアもの)

←AuthenticToque Knit Cap

←NEW ERA オーセンティック パフォーマンスオンフィールドキャップ

04年に地区優勝。
世代交代で今季は、SDとデッドヒート中!
これまた定番中の定番アイテム。
どこでかぶっていても恥ずかしくないLAキャップです。
オススメ度★★★★