◆Major League Season PlayBack 1983

MONTREAL EXPOS(モントリオール・エクスポス)

ナショナル・リーグ 東地区 3位 82勝80敗 勝率.506

今季も高い評価を受けながら、3位どまりだった。

4月を10勝7敗の3位スタート。
5月末時点で22勝21敗の2い、そして6月末には3差の1位だった。

7月4日にローテーション投手のスコット・サンダーソンが
右手親指のケガで戦線離脱。
ここから、勝てなくなり7月末時点では1.5差ながら4位へ後退。

勝負所の9月22日の首位フィリーズとのダブルヘッダー。
4連勝で2ゲーム差と迫ったが、ベテラン揃いのフィリーズに
連敗して、ズルズルと後退して閉幕してしまった。

昨季同様の「ここ一番の勝負弱さ」が出てしまった。

自慢の投手陣は、エースのスティーブ・ロジャースが苦しみながら17勝。
チャーリー・リーが16勝、ビル・ガリクソンが17勝と先発陣は頑張ったが、
あと一枚左の先発が欲しかったところだった。

リリーフ陣は、切り札のジェフ・リアドン肩の不調で7勝9敗21セーブ、
リアドンをカバーしたのが、ボブ・ジェームスで1勝7セーブと健闘した。

アンドレ・ドーソンン

走好守揃った「ザ・ホーク」のアンドレ・ドーソンは、159試合出場で
打率.299、32本塁打、113打点、25盗塁とMVP級の働きを見せた。

主砲のゲーリー・カーターは、ヒジ痛から打率.270、17本塁打、79打点は誤算。
昨年の首位打者アル・オリバーは、打率.300だが、勝負弱さが目立った。

核弾頭のティム・レインズは、打率。298、11本塁打、71打点、90盗塁で
打線を大いに引っ張った。

春先の高評価が生かせない、歯がゆいモントリオール市民は、
来季こそ念願を果たせるのだろうか。

★月間MVP

6月 アンドレ・ドーソン

★月間MVP投手

なし

★週間MVP

5月30日−6月5日 アンドレ・ドーソン
6月20−26日   ティム・レインズ
9月12−18日   ボブ・ジェームス

★タイトル

盗塁王 ティム・レインズ 90

★オールスター

ゲーリー・カーター
アンドレ・ドーソン
アル・オリバー
ティム・レインズ
スティーブ・ロジャース

★ゴールドグラブ

外野手 アンドレ・ドーソン

★クラブハイ&ロウ

1試合最多安打 2チーム−35 Montreal(20)vs SanFrancisco(15) 6月5日
1試合最多本塁打−5 vs NewYork  9月10日
1試合最多本塁打 2チーム−7  Montreal(5) vs NewYork(2)  9月10日

●1969年ー1983年
1118勝1248敗 .473


<記録 きろく キロク>

●大リーグ史上二人目の70盗塁、70打点をマークした
 ティム・レインズがサヨナラ打も3本記録した。
 6月22日のフィラデルフィア・フィリーズ戦で
 アル・ホランドの交代直後の初球をレフトにサヨナラグランドスラム。
     ★足が速いだけじゃない、大きいのも打てるんです!

●今季に5安打したのは、両リーグでアンドレ・ドーソンだけ。
 4月8日のロサンジェルス・ドジャース戦は、本塁打だ出ず、
 6月5日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦は、三塁打が打てずに、
 サイクルヒットを逃した。
     ★4,5安打めを足してサイクルにしたいでしょうね!

●9月26日のカージナルス戦でボブ・フォーシュにノーヒッターをされたが、
 その試合の負け投手がスティーブ・ロジャース。
 チームの完封負けが13回あるが、4月10日のドジャース戦、
 7月14日のアストロズ戦、8月12日のカブス戦のロジャースが先発した
 4試合で完封負け(一番多い)、1点だけの援護も3試合あった。
     ★本当についていない1年でした!


<PRIMARY STARTING LINEUPS>

捕 ジョー・カーター
一 アル・オリバー
二 ダグ・フリン
三 ティム・ウォーラック
遊 クリス・スパイアー
左 ティム・レインズ
中 アンドレ・ドーソン
右 ウォーレン・クロマティー

<PRIMARY PICTHING STAFFS>

<STARTER>
レイ・バリス
ビル・ガリクソン
スコット・サンダーソン
チャーリー・リー
スティーブ・ロジャース

<CLOSER>
ジェフ・リアドン

<BULLPEN>
ダン・シャッツダー
ボブ・ジェームス
ブリン・スミス



MONTREAL EXPOS(Washington Nationals) Goods!


↑ERA Customized Authentic Cap(Throw Back)

1969年の球団拡張でカナダに初めて本拠地を
置く球団として創設された。
初代監督は、ジーン・モーク。
オススメ度★★★★


↑エクスポズキャップ/ロード

1968年にモントリオールで開催された
万博(エクスポ)から、命名された。
オススメ度★★★★(アメリカ・ツインズ社製)


↑レプリカジャージーTシャツ

1981年後期に初優勝。
しかし、ドジャースにNLCSで敗れた。
1994年に2度目かと思われたが、
ストライキでシーズンが打ち切りとなった。
オススメ度★★★★


↑オーセンティックモメンタム Tシャツ2008

以降、優勝出来ず、ついに2004年に
モントリオールから撤退。
首都ワシントンに移転し、ナショナルズとなった。
オススメ度★★★★


↑レプリカジャージ

初年度は、そのままフランク・ロビンソンが監督をつとめ、
81勝81敗の勝率.500で閉幕。
2006年は、71勝91敗と成績がダウン、ロビンソンは辞任した。
オススメ度★★★★


↑オーセンティック コンバーティブル クールベース ゲーマー ジャケット

2007年からマニー・アクタが新監督に。
寄せ集めながら、検討し、4位へ引き上げた。
今年は、新球場がオープンしたが、現在は東地区最下位。
オススメ度★★★★