◆Ｏｌｄ　Ｐｌａｙｅｒｓ　Ｃｈｏｉｃｅ Ｇｅｏｒｇｅ　Ｂｒａｄｌｅｙ（ジョージ・ブラッドリー） １８５２．７．１３生まれ１９３１．１０．２没 ペンシルベニア州レディング Ｇｅｏｒｇｅ　Ｗａｓｈｉｎｇｔｏｎ　Ｂｒａｄｌｅｙ 右投げ右打ち ナショナル・アソシエーションに参加したセントルイス・ブラウンストッキングスが １８７５年に創設された際に入団。 この年、全７０試合のうち、ブラッドリーは ６０試合に先発し３３勝２６敗という成績を残した。 翌７６年にチームはナショナル・リーグに加盟、ブラッドリーはチームの全６４試合に先発し、 途中降板は一度だけというタフさをみせた。 １６完封を含む４５勝を挙げ、同年７月１５日にメジャーリーグ史上初となる ノーヒットノーランを達成した。 防御率は、１．２３でタイトルを獲得した。 またこの年に記録した『シーズン１６完封』は、グローバー・アレクサンダーが １９１６年にタイ記録を打ち立てたが、現在でもメジャーリーグ記録として残っている。 ７７年には、シカゴ・ホワイトストッキングスに移籍、、この時は１８勝２３敗で リーグ最多の３９もの暴投を記録し、期待された活躍はできなかった。 以後ブラッドリーはいくつもの球団を転々とし、７９年にはリーグワーストの４０敗を記録、 しかし８０年にトロイ・トロージャンズでは、防御率１．３８と復活し、登板のない試合では 三塁手として試合に出るようになっていたが、打撃の方はさほどでもなかった。 ナショナル・リーグで徐々に投手としての登板機会が減っていたブラッドリーは、 ８３年にアメリカン・アソシエーションのフィラデルフィア・アスレチックスで２６試合、 ８４年には1年だけ運営されたユニオン・アソシエーションのシンシナティ・アウトロー・レッズに在籍し ４１試合に登板している。 合計４つのリーグで投げたというのも、ブラッドリーの特異なキャリアとなっている。 投手を辞めた後ブラッドリーはマイナーリーグのナッシュビルで選手兼任監督などし、 ８８年に選手を引退、その後はフィラデルフィアで警察官をしていた。 殿堂入りは、していない。 ＜通算成績＞ ３４７試合　３２５先発　３０２完投　３２完封　１７１勝１５１敗１Ｓ ２９４０．０回　６２０奪三振　１９５四球　防御率２．４２ ＜タイトル＞ 最優秀防御率１回（１８７６年）

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