HALL OF FAME(野球殿堂)


1936年ー1969年


大変、栄誉のあるこのHall of Fameには、
最低10年間メジャーでプレーし、引退後5年を経て
さらに75%以上の得票率をとらなければならない、
それはとても狭き門なのです。
それだけに、選ばれし者たちはまぎれもないスーパースターです。

CC・・・・百年委員会選出

C1・・・・オールドタイマー選手、記者委員会選出

C2・・・・オールドタイマーズ委員会選出

CV・・・・ベテランズ委員会選出

SE・・・・全米ベースボール記者協会特別選出

SCNL・・・・ニグロリーグ特別委員会選出

1936年


タイ・カッブ    98.2%  生涯打率.366「球聖」
ウォルター・ジョンソン    83.6%  球界の紳士「ビッグトレイン」
クリスティー・マシューソン    90.7%  「フェイド・アウエイ」(スクリュー)の開発者
ベーブ・ルース   95.1%  大リーグ史上最大のスーパースター
ホーナス・ワグナー    95.1%  史上最高の遊撃手、打率.381はナ・リーグ記録

1937年


モーガン・バックリー   CC   ナ・リーグ初代会長
バン・ジョンソン   CC  ア・リーグ創設者
ナボレオン・ラジョイ    83.6%  史上最高の二塁手、打率.426は大リーグ記録
コニー・マック    CC  伝説の53年間監督
ジョン・マグロー   CC  名将「リトル・ナポレオン」
トリス・スピーカー    82.1%  史上最高の中堅手、極端な前進守備で449捕殺
ジョージ・ライト   CC  シンシナチ・レッドストッキングスを結成
サイ・ヤング   76.1%  通算511勝の「サイクロン」

1938年


グローバー・クリーブランド・アレキサンダー    80.9%  9回平均1.65四球の制球力で373勝
アレキサンダー・ジョイ・カートライト    CC  ベースボールの生みの親
ヘンリー・チャドウイック    CC  ベースボールの父、記者

1939年


キャップ・アンソン    C1  19世紀の第一人者
エディー・コリンズ   77.7%  実働25年の名二塁手
チャールズ・コミスキー   C1  選手、監督、オーナーで実力を発揮
キャンディ・カミングス   C1  カーブの発明者
バック・ユーイング   C1  19世紀最高の捕手
ルー・ゲーリック   SE  史上最高のスーパースター
ウイリー・キーラー   75.5%  19世紀の打撃の職人 生涯打率.341
ホス・ラドボーン   C1  下手投げの名投手
ジョージ・シスラー   85.8%  史上2位のシーズン257安打(2004年にイチローが抜いた)
アルバート・グッドウイル・スポルディング   C1  選手、球団社長、スポーツ店で活躍

1942年


ロジャース・ホーンスビー   78.1%  通算打率.358の史上最高の右打者

1944年


ケネソー・マウンテン・ランディス    C2  初代コミッショナー

1945年


ロジャー・ブレスナハン   C2  マスクやレガースを考案した好捕手
ダン・ブルーサーズ    C2  通算打率.349の強打者
フレッド・クラーク    C2  名選手で名監督
ジミー・コリンズ   C2  バント処理の革命的名人
エディー・デラハンティ   C2   五兄弟の長兄“ビッグ・エド”
ヒュー・ダフィー   C2  小柄ながら1894年に.440
ヒューイー・ジェニングス   C2  1896年0本塁打で121打点
キング・ケリー   C2  19世紀の“野球の王様”で人気
ジム・オルーク   C2  “演説家”といわれた好打者
ウイルバート・ロビンソン   C2  1892年に1試合7安打の好捕手

1946年


ジェシー・バーケット   C2  ファウル打ちの名人でストライクルール制定のきっかけになった人物
フランク・チャンス   C2  ティンカー、エバンスとの併殺トリオで有名な一塁手
ジャック・チェスブロー   C2  スピットボーラーで1904年に41勝
ジョニー・エバース   C2  併殺トリオの二塁手でルールを熟知した頭脳派
クラーク・グリフィス   C2  選手、監督、オーナーとして70年携わる
トミー・マッカーシー   C2  ヒットエンドランやトリックプレーなどの技術が評価
ジョー・マクギニティー   C2  オフに鉄工所で働いた本当の「アイアンマン」
エディー・プランク   C2  左腕として歴代3位の326勝
ジョー・ティンカー   C2  併殺トリオの遊撃手、エバースとは長年不仲
ルーブ・ワッデル   C2  大リーグ史上有数の寄人左腕投手
エド・ウォルシュ   C2  スピットボールとシンカーで大リーグ最後の40勝投手

1947年


ミッキー・カクレイン   79.5%  通算打率 .320の名捕手
フランキー・フリッシュ   84.5%  27年に641捕殺の大リーグ記録の名二塁手
レフティ・グローブ   76.4%  通算勝率 .680で300勝の左腕投手
カール・ハッベル   87.0%  「キング・カール」があだ名のスクリューボール左腕

1948年


ハーブ・ペノック   77.7%  頭脳派左腕、ワールドシリーズ5勝無敗 1.95
パイ・トレイナー   76.9%  3割10回、100打点7回、2289刺殺の名三塁手

1949年


モーデカイ・ブラウン   C2  ハンディキャップの「スリーフィンガー」からのカーブで239勝
チャーリー・ゲリンジャー   85.0%  寡黙なタイガースの名二塁手
キッド・ニコルス   C2  7回の30勝以上を記録した361勝の大投手

1950年


ジミー・フォックス   79.2%  名前から「ダブルエックス」があだ名の534本塁打の伝説のスラッガー
メル・オット   87.2%  独特の一本足打法で本塁打王6回、通算511本のホームランバッター

1952年


ハリー・ヘイルマン   86.8%  全球場で本塁打を記録した20年代の好打者
ポール・ウェイナー   83.3%  「ビッグポイズン」200安打以上8回の史上最高のヒットマシン

1953年


エド・バーロー   CV  ヤンキース黄金時代のGM ボストン最後(?)の優勝監督
チーフ・ベンダー   CV  アメリカ・インディアン出身で最も成功した剛球投手
トミー・コナリー   CV  審判として初の殿堂入り ナ・ア両リーグで審判
ディジー・ディーン   79.2%  自信家でビッグマウス マイナーから引退するまで負け越しなしの投手
ビル・クレム   CV  審判として初の殿堂入り 史上最高の審判といわれる
アル・シモンズ   75.4%  「バケットフット」があだ名 通算307本塁打の名外野手
ボビー・ウォーレス   CV  全盛時は球界最高年棒 監督も審判も経験
ハリー・ライト   CV  初のプロ球団シンシナチ・レッドストッキングスをつくった人物

1954年


ビル・ディッキー   80.2%  通算打率.313の元ヤンキースの名捕手
ラビット・マランビル  82.9%  パフォーマンス豊富な球界の芸人 5139刺殺の名手
ビル・テリー   77.4%  通算打率.341の元ジャイアンツの名一塁手

1955年


ホームラン・ベイカー   CV  「ホームラン」は愛称 1911ー14年に4年連続本塁打王
ジョー・ディマジオ   88.8%  華麗なプレイの史上最高のオールラウンドプレーヤー
ギャビー・ハートネット   77.7%  38年「黄昏時の本塁打」で有名な名捕手
テッド・ライオンズ   86.5%  ホワイトソックス一筋21年で260勝投手
レイ・ショーク   CV  19年のワールドシリーズで17回中10回刺した強肩捕手
ダジー・バンス   81.7%  22年から7年連続奪三振王 ナ・リーグ初のMVP選手

1956年


ジョー・クローニン   78.8% 59年に元選手として初のア・リーグ会長に
ハンク・グリーンバーグ  85.0 MVP2回 本塁打王4回の強打者

1957年


サム・クロフォード  CV  18歳でメジャー 晩年背番号99をつけた
ジョー・マッカーシー  CV  史上最高勝率.615 7回の世界一の名将

1959年


ザック・ウィート  CV  通算打率.317 17年間で12回3割以上

1961年


マックス・キャリー   CV  盗塁王10回 31連続成功は53年間破られず
ビリー・ハミルトン  CV  「スライディング・ビリー」俊足巧打のリードオフマン

1962年


ボブ・フェラー  93.8% 「火の玉」の剛速球とスライダーで奪三振王7回
ビル・マッケクニー  CV  選手としては内野全ポジションと監督として世界一2回の名将
ジャッキー・ロビンソン  77.5% 大リーグ初のアフリカ系アメリカ人。42番は全球団永久欠番
エド・ラウシュ  CV  通算打率.323 首位打者2回 太いグリップの重たいバットの外野手

1963年


ジョン・クラークソン   CV  30勝以上6回  通算328勝の名投手
エルマー・フリック   CV  05〜07年に3年連続三塁打王の俊足巧打の外野手
サム・ライス  CV  史上最高のコンタクトヒッター  3割13回 200安打以上6回
エッパ・リクシー  CV  42歳まで投げ続けた266勝左腕

1964年


ルーク・アプリング  84.0% 球史に残る名リードオフマン  通算2749安打
レッド・フェイバー  CV   ホワイトソックス一筋20年のスピットボーラー  通算254勝
パド・ガルビン  CV  通算361勝  1883年に46勝
バーリー・グライムズ   CV  通算270勝  1927年に13連勝あり
ミラー・ハギンス  CV  ヤンキースで6度のリーグ制覇  3度の世界一の名将
ティム・キーフ   CV  通算342勝  チェンジアップ初の使い手
ヘイニー・マヌーシュ  CV  3割11回、打撃ベスト5以内6回  通算打率.330
ジョン・ウォード  CV  2136安打に投手でも164勝  組合活動の先駆者

1966年


ケーシー・ステンゲル  CV  ヤンキースで7回の世界一の名将  メッツの初代監督も
テッド・ウイリアムス  93.4% 史上最高の天才打者  最後の4割打者(.406)通算.344

1967年


ブランチ・リッキー  CV  葉巻に蝶ネクタイの史上最高のGM  J・ロビンソンを入団させた
レッド・ラフィング  86.9%  左足の4本の指をなくす事故のハンデを乗り越え273勝
ロイド・ウエイナー  CV  「リトル・ポイズン」 通算2459安打  ウエイナー兄弟の弟  通算.316

1968年


カイカイ・カイラー   CV  2299安打 328盗塁の三拍子揃った名外野手
グース・ゴスリン   CV  打率3割、100打点を11回づつ記録した外野手
ジョー・メドウィック   84.8%  「ダッキー」2471安打 37年三冠王+四冠でMVP

1969年


ロイ・キャンパネラ   79.4%  10年でMVP3回 史上最高捕手の一人
スタン・コベルスキー   CV  スピットボールを武器に215勝  18年から4年連続20勝
ウェイト・ホイト   CV  ヤンキース第一期黄金時代の主戦投手 237勝 WSで6勝
スタン・ミュージアル   93.2%  「スタン・ザ・マン」 3630安打 打率.331 MVP3回


熱い思いをご自由に!

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