HALL OF FAME(野球殿堂)


2000年−

大変、栄誉のあるこのHall of Fameには、
最低10年間メジャーでプレーし、引退後5年を経て
さらに75%以上の得票率をとらなければならない、
それはとても狭き門なのです。
それだけに、選ばれし者たちはまぎれもないスーパースターです。

CC・・・・百年委員会選出

C1・・・・オールドタイマー選手、記者委員会選出

C2・・・・オールドタイマーズ委員会選出

VC・・・・ベテランズ委員会選出

SE・・・・全米ベースボール記者協会特別選出

SCNL・・・・ニグロリーグ特別委員会選出


2000年

カールトン・フィスク   79.6% 捕手歴代最多の2226試合出場 捕手通算351本塁打は2位
トニー・ペレス   77.2%  ビッグ・レッド・マシンの中軸 11年連続90打点以上をマークした
スパーキー・アンダーソン   VC  大リーグ史上初の両リーグで世界一の名将 両リーグで600勝以上
ターキー・スターンズ   VC  黒人リーグ最多の171本塁打したスラッガー
ビッド・マクフィー   VC  19世紀を代表する名二塁手 守備率1位が8回 素手で守った


2001年

デイブ・ウィンフィールド   84.5%  MLB、NBA、ABA、NFLから指名された5ツール万能選手
カービー・パケット   82.1%  豆タンクのような体から安打を量産した人気者 首位打者1回 最多安打4回
ビル・マゼロスキー   VC  史上最高の守備の名二塁手 60年のワールドシリーズのサヨナラ本塁打は有名
ヒルトン・スミス   VC  1937年から48年に黒人リーグのモナークスで活躍した投手 5度の最多勝

2002年

オジー・スミス   91.7%  「オズの魔法使い」と呼ばれた名遊撃手 8375補殺、1570併殺が歴代1位

2003年

エディー・マレー   85.3%  128犠飛は歴代1位 満塁本塁打19本 通算504本塁打の強打のスイッチヒッター
ゲーリー・カーター   78.0%   捕手として2056試合出場はナ・リーグ記録 通算324本塁打 カータースマイルは有名

2004年

ポール・モリター   85.2%  通算3319安打 最多安打と得点王3回の「導火線」
デニス・エカーズリー   83.2%  1071試合登板 197勝で390セーブの長髪の横手投げ投手

2005年

ウエイド・ボッグス   91.9%  首位打者5回 通算3010安打の安打製造機
ライン・サンドバーグ   76.2%  ゴールドグラブ賞9回 90年に二塁手として65年ぶりの本塁打王

2006年

ブルース・スーター   76.9%  スプリット・フィンガード・ファーストボールの元祖 サイヤング賞と5度のセーブ王
レイ・ブラウン   SCNL  エースとして8度の優勝 打撃も良く登板しない日は外野や代打もこなした
ウィラード・ブラウン  SCNL  プエルトリコのウインターリーグで三冠王と打率.400を2度記録した外野手
アンディ・クーパー   SCNL  長身の左腕投手 コントロールの良さと緩急で勝負した
フランク・グラント   SCNL  19世紀の偉大なニグロリーガー 広い守備範囲と俊足、アクロバチックな二塁手
ピート・ヒル   SCNL  強肩で知られた名中堅手 打撃はラインドライブを飛ばした
ビズ・マッケイ   SCNL  すべてにおいてお手本になる名捕手 選手兼任監督もこなした
エファ・マンレー   SCNL  共同オーナーであり、ニグロリーグの発展に尽くした女性
ホセ・メンデス   SCNL  豪速球と切れ味鋭いカーブを武器に10イニングの完全試合も達成
アレックス・ポンペス   SCNL  球団オーナーでオーランド・セペダ、ホワン・マリシャル、アルー兄弟らを送り出した
カム・ポッセイ   SCNL  選手、監督そして球団オーナーとなった初めての人物
ルイス・サントップ   SCNL  パワフルな打撃と抜群な選球眼を持った左打ちの名捕手
ムール・ストルス   SCNL  ニグロリーグ史上でも有数な強打の一塁兼外野手
ベン・テイラー   SCNL  常時打率.300以上をマークした守備も上手い名一塁手
クリエストバル・トリエンテ   SCNL  左のパワーヒッターで中堅手 悪球打ちでも有名
ソル・ホワイト   SCNL  創世記のニグロリーグで選手、監督、歴史家として活躍
J・L・ウイルキンソン   SCNL  ニグロリーグで唯一の白人オーナー
ジュド・ウイルソン   SCNL  あのサッチェル・ペイジに「やっかいな打者」といわしめた左打ちの三塁手

2007年

トニー・グウィン   97.6%  首位打者8回(ナ・リーグ記録) 通算3141安打の安打製造機
カル・リプケン・Jr   98.53%  歴代1位の2632試合連続出場 3184安打 431本塁打 MVP2回の大型遊撃手の先駆け

2008年

バーニー・ドレイファス  83.33% 1900年から32年までピッツバーグ・パイレーツのオーナー ワールドシリーズ開催に尽力
グース・ゴセージ  85.82%  通算310セーブ ひたすら豪速球を投げ込むリリーフエースとして君臨
ボゥーイ・キューン  83.33%  大リーグ第5代コミッショナー
ウォルター・オマリー  75%  1950年にブルックリン・ドジャースのオーナーに 58年にロサンジェルスへ移転させた
ビリー・サウスワース  81.25%  通算1044勝 ワールドシリーズを2度制覇 年間最優秀監督賞も2度受賞
ディック・ウイリアムス  81.25%  通算1571勝 ワールドシリーズを2度制覇した名将

2009年

ジョー・ゴードン  83.33%  ニューヨーク・ヤンキースの名二塁手 最多捕殺4度 最多併殺3度 監督としても305勝
リッキー・ヘンダーソン  94.8%  歴代1位の通算1406盗塁の韋駄天  2295得点 先頭打者本塁打81も歴代1位
ジム・ライス  76.43%  ボストン・レッドソックス一筋16年 通算382本塁打 本塁打王3回 打点王2回 MVP1回のスーパースター

2010年

アンドレ・ドーソン  77.92%  史上3人目の400本塁打300盗塁を達成した通算438本塁打 314盗塁の5ツールプレーヤー 
ダグ・ハービー  93.75%  1960年から80年代を中心に31年間メジャーリーグ審判を勤めた
ホワイティ・ハーゾク  87.50%  通算1281勝 WS制覇1回 リーグ優勝2回 スカウト、コーチ、GMもファームディレクターも務めた

2011年

ロベルト・アロマー  90.0%  プエルトリコ出身 俊足巧打の二塁手で2724安打 474盗塁 通算打率.300
バート・ブライレブン  79.69%  「カーブボール・アーティスト」と呼ばれ、22年間で287勝250敗、3701奪三振
パット・ギリック  81.2%  4つのチームでGMを歴任 1992,93年のブルージェイズ、2008年のフィリーズで世界一

2012年

バリー・ラーキン  86.4%  19年間をレッズ一筋で過ごす 30−30も記録 2340安打 通算打率.295
ロン・サント  93.75%  2254安打 342本塁打 1331打点 ゴールドグラブ賞5回のカブスの名三塁手

2013年

オーディ・ハンク  93.8%  ナショナル・リーグで選手・監督・審判の3つの職歴をフルシーズン務めた唯一の人物
ジェイコブ・ルーパート  93.8%  1910年代から30年代のニューヨーク・ヤンキースのオーナーで、一時代を築いた。
ディーコン・ホワイト  87.5%  NA時代からの捕手 首位打者2回 打点王3回
 
2014年

グレッグ・マダックス  97.2%  通算355勝 サイヤング賞4回 ゴールドグラブ18回の「精密機械」
トム・グラビン  91.9%  通算305勝 サイヤング賞2回 最多勝5回 シルバースラッガー賞5回の左腕
フランク・トーマス  83.7%  通算打率.301 2468安打 521本塁打の「ビッグハート」
ジョー・トーレ VC 選手で首位打者1回 打点王1回 監督で2326勝 勝率.538の名将
ボビー・コックス VC 2504勝 世界一1回 最優秀監督4回の闘将
トニー・ラルーサ VC 2728勝 世界一3回 最優秀監督をア・リーグで3回 ナ・リーグで1回の知将