ＲＯＧＥＲＳ ＨＯＲＮＳＢＹ（ロジャース・ホーンスビー）
Rogers Hornsby
１８９６．４．２７〜１９６３．１．５
テキサス州ウィンタース出身
右投げ右打ち
二塁手 遊撃手
大リーグ史上２位の通算打率．３５８の安打製造機。
１９１４年、テストでセントルイス・カージナルス入り。
マイナー時代には、２度の解雇をされたが、２０年からは、
６年連続首位打者に輝く一流打者となりました。
２０年は、打率．３７０、９本塁打、２１年は打率．３９７、２１本塁打。
２２年は、打率．４０１、４２本塁打、１５２打点で初の三冠王。
シーズン中には、３３試合連続安打、シーズン２５０安打も記録した。
２３年は、打率．３８４、１７本塁打。
２４年は、打率．４２４、２５本塁打。
この打率．４２４は、近代ベースボール史上最高打率となっています。
２５年には、打率．４０３、３９本塁打、１４３打点で２度目の三冠王。
この年は、途中から監督を兼任しての三冠とＭＶＰ獲得でした。
２６年は、見事にリーグとワールドシリーズ優勝を果たし、
自身も打率．３１７、９３打点という成績だった。
だが、性格的にトゲがあり、物事をズバズバいうために
２７年にはトレードでニューヨーク・ジャイアンツへ。
打率．３６１、２６本塁打、１２５打点と気をはいたが、
すぐにボストン・ブレーブスへ移籍。
ここでも打率．３８１、２１本塁打、９４打点。
翌２８年からは、シカゴ・カブスへ。
打率．３８０，３９本塁打、１４９打点でチームを優勝に導き
２度目のＭＶＰを獲得。
３２年途中で一度解雇されたが、セントルイス・ブラウンスで監督兼任として
３７年まで現役を続けました。
５２年にブラウンス、５２年から５３年までシンシナチ・レッズで監督を
つとめたものの、選手達からは大いに嫌われていたといわれています。
ただし、選手としての自己管理は徹底していて、酒、タバコ、コーヒーのほか、
目を守る為に、映画も観ず、本は読まなかったとされています。
１５年にデビューしたホーンスビーの打率が急にはねあがったのが、２０年から。
これには、訳があるとされていて、ライグリー・ボールと呼ばれた
いわゆる「飛ぶボール」が採用されていました。
そのボールに対応するため、ホーンスビーは「フリースイング打法」を取り入れた。
バッター・ボックスの一番後ろに立ち、踏み込んで打つ。
投げ込んできた投手めがけて、ただ打ち返すのみということ。
人並みはずれた集中力が生んだ打法だった。
ニックネームは、「ラージャ」。
これは、インドの「王様」のラージャと名前の響きが似ているので
付けられました。
徹底した自己管理で大リーグ史上初の
２度の三冠王となった「王様」も６６歳でこの世を去った。
１９４２年に殿堂入り。
通算成績
２２５９試合 ８１７３打数２９３０安打 ５４１二塁打 １６９三塁打 ３０１本塁打
１５８４打点 １５７９得点 １０３８四球 ６７９三振 １３５盗塁 打率．３５８＝２３年
Hitting Stats
|
ＹＥＡＲ
１９１５ |
ＴＥＡＭ
St. Louis Cardinals |
Ｇ
１８ |
ＡＢ
５７ |
Ｈ
１４ |
２Ｂ
２ |
３Ｂ
０ |
ＨＲ
０ |
ＲＢＩ
４ |
AVG
.２４６ |
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