◆Major League Season PlayBack 1983

SEATTLE MARINERS(シアトル・マリナーズ)

アメリカン・リーグ 西地区 7位 60勝102敗 勝率.370


82年は、球団史上初となる4位で今季に期待が集まったが、
エースのフロイド・バニスターがFA移籍、ブルース・ボクティは引退と
投打の主軸が抜けたが、思うような補強が出来ず惨敗した。

開幕2戦をNYYと対戦し、なんと2連勝したところで、
誰もが「オッ」と思ったはずだが、期待はここまで。
次の18試合で4勝14敗を記録し、4月は8勝16敗とダントツのビリ。

5月末時点でも20勝30敗の最下位に低迷した。
そして、6月24日には成績不振の責任を取らされて、38歳のラッチマン監督が
クビを切られた。

この意気のいい青年監督をクビにしたことで、ますますチーム状態は悪化。
フロントの失態のツケは、大きいものとなってしまった。

閉幕後にGMを解雇するくらいなら、「ラッチマンは残すべきだ」という声が出ていた。
以降も最下位を独走し、弱いといわれたツインズにも10差をつけられて、屈辱的な閉幕だった。

いかんせん、先発陣が弱すぎた。
開幕直前になっても、昨年300勝達成のゲイロード・ペリーとジム・ビーティーしか
ローテーションが決まっていなくては、どうしようもないか。

そんな中、マット・ヤングが11勝をあげたのが救いか。
あとは、故障で0勝におわったジーン・ネルソンの復活待ちになる。

ビル・コーディル


抑えの切り札、ビル・コーディルは2勝8敗26セーブだったが、防御率4.47と
安定感に欠けた。

打線はというと、主砲リッチー・ジスクは、打率.242、12本塁打、36打点と衰えが目立ち、
3割打者は出ず、スティーブ・ヘンダーソンの.294が最高で、パット・パットナムの19本塁打が
最高本塁打では、どうしようもなかった。

しかし、若手のトニー・バーナザードが打率.265も141安打、34二塁打、23盗塁は
チーム1を記録する働きを見せ、二塁手だけは来季の安心材料となった。

83年途中から新しく指揮を取ったデル・クランドールがどんな体制をとるか、
大変な仕事であるのは間違いないところだが。。。。





★月間MVP

なし

★月間MVP投手

なし

★週間MVP

なし

★タイトル

なし

★オールスター

マット・ヤング

★ゴールドグラブ

なし

★クラブハイ&ロウ

1試合最多本塁打 6 vsvsOakland(2) 8月2日

1試合最多本塁打(2チーム) 8 Seattle(6)vsOakland(2) 8月2日

1試合最多得点(2チーム) 27  Seattle(15)vsOakland(12) 8月2日

●1977年ー1983年
426勝653敗 .395


<記録 きろく キロク>

●弱体投手陣といわれながら、
 相手を2安打以下に抑えたのが一番多かったのがマリナーズ。
 計6度あったが、7月23日のボブ・ストッダートは、
 ホワイトソックス打線を8回二死までノーヒットに抑え、
 9月27日のジム・ビーティーは、ロイヤルズ戦でワシントンの
 1安打だけの準完全試合の快投をみせた。
 6試合中5試合は完封勝ちだったが、7月10日のオリオールズ戦の
 マット・ヤングは、味方の援護なく2失点で負け投手に。
     ★これが野球の面白いところです!

●内野手のマニー・カスティーヨが6月26日のブルージェイズ戦で登板。
 1980年に3Aで登板したことがあるが(1回3失点)、今回は
 2回2/3で7失点、防御率23.63と大失敗だった。
     ★餅屋は餅屋ってことですね!


<PRIMARY STARTING LINEUPS>

捕 リック・スイート
一 パット・パットナム
二 トニー・バーナザード
三 ロッド・アレン
遊 スパイク・オーエン
左 デイブ・ヘンダーソン
中 スティーブ・ヘンダーソン
右 アル・カウエンズ
指 リッチー・ジスク

<PRIMARY PICTHING STAFFS>

<STARTER>
ボブ・ストッダート
マイク・ムーア
ジム・ビーティー
マット・ヤング
ブライアン・クラーク

<CLOSER>
ビル・コーディル

<BULLPEN>
エド・バンデバーグ
マイク・スタントン
ロイ・トーマス



SEATTLE MARINERS Goods!


New ERA カスタマイズドキャップ(スローバック)
1969/シアトル パイロッツ

創設は、1977年。
このパイロッツは、1年で解散。
後にブリューワーズとなった。
オススメ度★★★★


クーパーズタウン サーマベース
テックフリース プルオーバー

初年度に64勝98敗ながら、最下位を免れた。
が、以降も下位に低迷が続いた。
オススメ度★★★★


オーセンティック サーマベース
ロード プロパティ ヘビーウェイト フーディー

1993年からルー・ピネラが監督に就任。
短縮シーズンとなった94年に3位に躍進。
オススメ度★★★★


オーセンティック クールベース
バッティングプラクティス ジャージ

95年に球団初の地区優勝。
ALDSでヤンキースに3勝2敗で勝つが、
ALCSでインディアンスに2勝4敗で負けた。
オススメ度★★★★


オーセンティック サーマ ベース プレミアジャケット

97年に2度目の地区制覇。
しかし、オリオールズにALDSで
1勝3敗で敗戦。
オススメ度★★★★


オーセンティック サーマ ベース プレミアジャケット
(ファッションカラー)

2001年にイチローが入団。
この年116勝で3度目の地区制覇。
ALDSでもインディアンスを3勝2敗で撃破。
だが、ALCSでヤンキースに1勝4敗で敗退。
以降、苦戦のシーズンが続いている。
オススメ度★★★★