◆Major League Season PlayBack 1983

SANDIEGO PADRES(サンディゴ・パドレス)

ナショナル・リーグ 西地区 4位 81勝81敗 勝率.500


スティーブ・ガービー


最大の関心は、「ミスター・ドジャース」だった
スティーブ・ガービーが移籍してきたこと。

2年目の名将ディック・ウィリアムスの采配と合わせて注目だった。

そのガービーは、4月16日にビリー・ウィリアムスの1117試合連続出場の
ナ・リーグ記録を更新したのだが、7月29日に本塁へ滑り込んだ際に、
左手親指を脱臼し、そのまま戦線離脱し、記録は1207でストップしてしまった。

チームは、というと、開幕24試合中18試合がロードゲームという不利が関係したか、
4月は10勝12敗の4位スタート。
5月には、一時首位に立ったが、末では21勝25敗の4位へ戻ってしまった。

しかし、そこからは5割ラインを出たり入ったりが続き、終わってみれば
昨年と全く同じ勝率5割ジャストで閉幕した。

エリック・ショー


期待の若手投手陣で、15勝のエリック・ショー、14勝のデイブ・ドラベッキーは、 中盤までは投手陣をよく引っ張っていたが、疲労からか後半戦で勝てなくなった。
エースのティム・ローラーは、ヒジ痛で7勝12敗、エド・ウィットソンが肩痛で5勝と 投手陣たちを襲った「肩、ヒジ痛」が先発陣の致命傷となった。

ブルペン陣は、ゲーリー・ルーカスが5勝17セーブ、ルイス・デレオンが6勝13セーブ、
フィリーズから途中移籍のシド・モンジが10勝7セーブと安定感があった。

打撃陣では、主砲のテリー・ケネディーが打率.284、17本塁打、98打点で及第点、
アラン・ウィギンスが快足で66盗塁、ボビー・ブラウンが57試合で27盗塁をマークし
期待のトニー・グゥインも規定打席不足ながら打率.309をマークするなど、
故障からの復活のガービーともども来季に期待をつないだといえる。

来季は、就任3年目のウィリアムスが78年以来のシーズン勝ち越しをかける。




★月間MVP

4月 テリー・ケネディー

★月間MVP投手

なし

★週間MVP

4月11日−17日 スティーブ・ガービー

★タイトル

なし

★オールスター

デイブ・ドラベッキー
テリー・ケネディー

★ゴールドグラブ

なし

★クラブハイ&ロウ

1試合最多得点 16 at SanFrancisco 4月5日
1試合最多得点(2チーム) 29 SanDiego(16) at SanFrancisco(13) 4月5日

●1969年ー1983年
995勝1327敗 .420


<記録 きろく キロク>

●8月中旬にボビー・ブラウンが22試合連続安打をマークしたが
 トニー・グウィンは8月21日から9月18日まで25試合連続安打をマーク。
 これは、両リーグで今季最長記録だった。
     ★ジョー・ディマジオの56試合連続安打の偉大さがわかります!

●昨季0本だった満塁本塁打が、今季は3本記録。
 スティーブ・ガービーが7月3日に通算5本目の満塁弾。
 ティム・フラナリーとカート・ベバッカ(代打)は初の満塁弾だった。
 ことにフラナリーは、4月26日のカブス戦で大リーグ287試合目での
 初本塁打。7月11日のカブス戦の満塁弾は、通算3号目だった。
     ★満塁弾の味は格別でしょうね!

●7月31日のブレーブス戦でチーム78年以来の三重殺。
 4回無死一、二塁でグレン・ハバードの打球を遊撃テンプルトンが
 左翼手の前でダイビングキャッチ。
 そして二塁から一塁と転送されて完成させた。
     ★最大のピンチを最高の形で切り抜けた!


<PRIMARY STARTING LINEUPS>

捕 テリー・ケネディー
一 スティーブ・ガービー
二 ホワン・ボニーヤ
三 ティム・フラナリー
遊 ゲーリー・テンプルトン
左 アラン・ウィギンス
中 ルーパート・ジョーンズ
右 シクスト・レスカノ

<PRIMARY PICTHING STAFFS>

<STARTER>
アンディ・ホーキンス
エド・ウィットソン
エリック・ショー
ティム・ローラー
デイブ・ドラベッキー

<CLOSER>
ゲーリー・ルーカス

<BULLPEN>
シド・モンジ
ルイス・デレオン
エリアス・ソーサ



SANDIEGO PADRES Goods!


New ERA カスタマイズドキャップ(スローバック)1984

創設は、1969年。
西海岸に3番目の球団としてスタート。
オススメ度★★★★(レトロ)


NEW ERA オーセンティック パフォーマンス ニットキャップ

初代監督は、プレストン・ゴーメッツ。
6年連続最下位でワシントンに身売りが決まりかけたが、
レイ・クロックが買収し、移転を免れた。
オススメ度★★★★(冬の定番!)


レプリカ ゲーム ジャージ ホーム

サンディエゴは、かつてのメキシコ領。
神父(パドレ)が次々に伝道所を建て、メキシコ人が入植。
その神父の開いた町にちなみ、「パドレス」とされた。
オススメ度★★★★(定番中の定番)


クーパーズタウン サーマベース テックフリース プルオーバー

その後、ドン・ジマー、ジョン・マクナマラ、アルビン・ダークらが監督につく。
75年に初の4位。78年に初の勝ち越し(84勝78敗)。
オススメ度★★★★


クーパーズタウン サーマ ベース プレミアジャケット

82年に名将デイック・ウイリアムスが監督に。
いきなり勝率5割へ。翌83年も2年連続勝率5割を達成した。
オススメ度★★★★(希少価値の逸品)


プロパティ オブ パフォーマンス フーディッド フリース

84年に初のリーグ制覇。
WSではタイガースに1勝4敗で敗退。
オススメ度★★★★


2010 チーム ウォール カレンダー

次の優勝は、1996年。NLCSでカージナルスに3連敗。
1998年は、NLCSを勝ち上がるもWSでヤンキースの前に4連敗。
2005,06年と連続地区VもNLDSでカージナルスに敗退。
大砲不在を守りの野球で復活を期す。
オススメ度★★★★