◆Major League Season PlayBack 1983

PHILADELPHIA PHILLIES(フィラデルフィア・フィリーズ)

ナショナル・リーグ 東地区 1位 90勝72敗 勝率.556


高給取りのオジン軍団は、80年以来のリーグ制覇を成し遂げた。

4月は、11勝7敗の2位でスタート。
5月末で勝率5割ジャストの3位、
6月末で借金1の3位と他のチーム同様にダンゴ状態だった。

7月18日、一大転機が訪れる。
この時点で首位だったにも関わらず、パット・コラレスから
GMだったポール・オウエンスに監督を交代したのだ。

下位に沈んだチームならまだしも、
首位戦線にいるチームの監督交代は異例の出来事だ。

しかし、これが吉と出た。
コラレスと合わず、スランプになっていた主砲マイク・シュミットが
復活し、トレードで獲得したジョー・ルフェイ、シクスト・レスカーノらが
機能しはじめた。

ホームストレッチに入った9月半ば、昨年息切れした「オジン達」は、
1番ジョー・モーガンの大爆発などで、26日まで11連勝し、
ダンゴ状態から抜け出し、一気に勝負をつけた。

John Denny(ジョン・デニー)

リーグ2位の防御率3.34の投手陣のエースは、ジョン・デニー。
19勝6敗、防御率2.37でサイヤング賞に輝いた。
途中昇格のチャールズ・ハドソンが8勝と続いた。

リリーフ陣では、移籍のアル・ホランドが8勝25セーブ、
途中移籍のウィリー・ヘルナンデスが74試合で9勝8セーブをあげた。

対して打撃陣は低調で、チーム打率.249は9位。
シュミットが40本塁打したが、打率.255では。。。
名手マニー・トリーヨを出してまで獲ったボン・ヘイズは、
打率。265、6本塁打、32打点と期待を裏切った。

安打製造機のピート・ローズも年齢のからくる衰えか、
最低の打率.245で退団となった。

いずれにしても、来季は高齢のオジン達の新旧交代のシーズンと
なるのではないだろうか。






★月間MVP

なし

★月間MVP投手

9月 ジョン・デニー

★週間MVP

9月19日−25日 ジョー・モーガン

★タイトル

本塁打王 40 マイク・シュミット
最多勝利 19 ジョン・デニー
最多奪三振 275 スティーブ・カールトン

★オールスター

マイク・シュミット

★ゴールドグラブ

3B マイク・シュミット

★クラブハイ&ロウ

最長連勝 11 9月16−26日
1イニング最多得点  9 vs.Cincinnati
1試合最多失策 5 atAtlanta 4月26日
1試合最多ダブルプレー 5 at Cincinnati 7月9日

●1900年ー1983年
5869勝7006敗 .456


<記録 きろく キロク>

●スティーブ・カールトンが通算奪三振で3709で1位、
 ノーラン・ライアンは、3677で2位となった。
 二ケタ奪三振も2年連続リーグ最多の8度を記録。
 34歳までの1試合平均6.9個の奪三振率が35歳以降に
 8.4個とペースが上がっているため、4000は、軽く越えそうだ。
 なお、史上16人目の300勝を達成したが、負け数が200となった。
     ★年齢を超越したスーパーなオジンです!

●4月13日のニューヨーク・メッツ戦でボー・ディアズが逆転満塁サヨナラ本塁打。
 9月2日には、オジー・バージルが代打逆転満塁サヨナラ本塁打の劇的勝利だった。
     ★シーズン2度も奇跡が起きるとは、強いわけです!

●8月6日まで、アル・ホランドが18連続セーブポイントを達成、
 通算で8勝25セーブをマークして、12人の投手の勝ち星にセーブをつけた。
     ★強力な抑えがいれば、安心して降板できます?!


<PRIMARY STARTING LINEUPS>

捕 ボー・ディアズ
一 ピート・ローズ
二 ジョー・モーガン
三 マイク・シュミット
遊 イバン・ディヘイスース
左 ゲーリー・マシューズ
中 マイク・マドックス
右 ボン・ヘイズ

<PRIMARY PICTHING STAFFS>

<STARTER>
チャールズ・ハドソン
スティーブ・カールトン
マイク・バイストロム
ジョン・デニー
ケビン・グロス

<CLOSER>
アル・ホランド

<BULLPEN>
ウィリー・ヘルナンデス
ロン・リード
タグ・マグロー



PHILADELPHIA PHILLIES Goods!


カスタマイズドキャップ(スローバック)1970

ナショナル・リーグ創設時からある名門球団。
その前身は、クエーカー教徒の名をとった
クエーカーズで、A・リーチが買収、1883年にフィリーズとなった。
オススメ度★★★★


NEW ERA/バッティングプラクティスキャップ

1915年に初優勝。
グローバー・アレキサンダーが活躍した。
オススメ度★★★★


レプリカジャージーTシャツ

しばらく低迷が続き、
1950年に優勝。
通算286勝のロビン・ロバーツが活躍。
オススメ度★★★★


ACプロパティ オブ ヘビーウェイトTシャツ

次の優勝は、1980年。
ダニー・オザーク監督の下、
ピート・ローズ、マイク・シュミットらで世界一。
オススメ度★★★★


フィラデルフィア・フィリーズ グリーンTシャツ by Majestic SELECT

次の優勝は、1983年。
スティーブ・カールトン、マイク・モーガンら
ベテラン勢の活躍で、優勝した。
オススメ度★★★★


レプリカ ゲーム ジャージ ホーム

しばらく低迷の後、2008年に世界一。
ライアン・ハワード、チェイス・アトリーらの新世代が活躍した。
オススメ度★★★★


Phiten MLB チタニウム ネックレス

フィラデルフィアに住む人々を「フィリー」というが、
それをニックネームにした。
オススメ度★★★★