◆Major League Season PlayBack 1983

KANSAS CITY ROYALS(カンザスシティ・ロイヤルズ)

アメリカン・リーグ 西地区 2位 79勝83敗 勝率.488


2位と、素直には喜べない。
借金4で20ゲーム差があったためだ。

4月は、10勝7敗で2位スタート。
5月も21勝20敗の、なんとか2位をキープしていたが、
ラリー・グーラとバイダ・ブルーが勝てなくなり、
エースのデニス・レナードがヒザの故障でリタイア、
さらに、マイク・アームストロングがヒジの故障と続いた。

それでも看板の打線で何年も乗り越えてきた実績があるが、
主砲ジョージ・ブレットが6月半ばの故障から、勢いが消えた。

そして、7月24日の「パインタール事件」を境に、
タイミングが狂い、後半戦は、なんと.233しか残せなかった。

リーグ5位のチーム打率.271を残しながら、先発陣の総崩れで台無しとなった。

ダン・クイゼンベリー

それでも、抑えのダン・クイゼンベリーは、大リーグ新記録の
45セーブを記録した。

ベテランのハル・マクレーは、打率.311、12本塁打、82打点で
41二塁打はチーム1位だった。



しかし、ウィリー・ウィルソン、ウィリー・エイキンズ、バイダ・ブルー、
そしてすでに退団しているジェリー・マーチンがコカインの売買に
関与したとして、有罪判決を下されたのだ。
チームを揺るがすこの大事件がチームをペナントレースから
脱落させてしまったのかもしれない。


最後は、シカゴ・ホワイトソックスが突っ走ったため、1強6弱という形で閉幕した。

1969年に新球団としてスタートし、
75年から83年(81年は5位と1位)まで2位以上と
好成績を残してきたが、ここへ来て選手たちの
高齢化も問題となっているようだ。







★月間MVP

4月 ジョージ・ブレット

★月間MVP投手

8月 ジャック・モリス

★週間MVP

4月18日−25日 ジョージ・ブレット
9月12日−18日 ダン・クイゼンベリー

★タイトル

セーブ王 45 ダン・クイゼンベリー

★オールスター

ダン・クイゼンベリー
ジョージ・ブレット
ウィリー・ウイルソン

★ゴールドグラブ

なし

★クラブハイ&ロウ

1試合最多失策 6 vsBoston 4月13日
          vsCalifornia 9月20日

1試合最多観客数 63,132 atCarifornia 7月4日

●1969年ー1983年
1236勝1126敗 .523


<記録 きろく キロク>

●ジョージ・ブレットが長打率.563で二冠王のジム・ライスを押さえての
 3年ぶりにリーグ1位に輝いた。
 4月17日のミルウォーキー・ブリューワーズ戦で3二塁打、20日の
 デトロイト・タイガース戦で自身2度目の3本塁打でリーグ最多の7打点をあげた。
 この前後6試合で24打数14安打中、6二塁打、1三塁打、4本塁打とものすごい
 長打攻勢をみせた。
     ★まさに絶好調!の感じでした!

●ウィリー・ウィルソンは、今季2本塁打を記録したが、
 5月14日のデトロイト・タイガース戦、8月9日のミルウォーキー・
 ブリューワーズ戦で放ったもの。
 2本ともランニング本塁打で通算12本目となった。
     ★足が速いってのは、得ですね!

●パット・シュリダンは、6月22日、8月25日、9月19日と
 3本のサヨナラ安打を記録。
 他に、7月9日のニューヨーク・ヤンキース戦で延長12回に安打で出塁、
 二盗の時に、捕手の悪送球で二塁から一気に生還。サヨナラのホームを踏んだ。
     ★新サヨナラ男誕生!


<PRIMARY STARTING LINEUPS>

捕 ジョン・ワーザン
一 ウィリー・エイキンズ
二 フランク・ホワイト
三 ジョージ・ブレット
遊 U・L・ワシントン
左 ウィリー・ウィルソン
中 エイモス・オーティス
右 パット・シュリダン
指 ハル・マクレー

<PRIMARY PICTHING STAFFS>

<STARTER>
ラリー・グーラ
ポール・スプリットーフ
スティーブ・レンコー
バイダ・ブルー
バッド・ブラック

<CLOSER>
ダン・クイゼンベリー

<BULLPEN>
マイク・アームストロング
ドン・フッド
キース・クリール



KANSAS CITY ROYALS Goods!


オーセンティックサーマ ベース プレミアジャケット 2008

創設は、1969年。
野球熱が盛んな地にユーイング・カウフマンが設立した。
オススメ度★★★★


オーセンティッククールベース ゲーマージャケット 2008

初年度に4位の好成績。
ルー・ピネラが新人選手だった。
オススメ度★★★★


NEW ERA オーセンティック パフォーマンス ニットキャップ

カンザスシティで年に1度開催される
「ロイヤル・ショー」と呼ばれる家畜の大展示会から
ロイヤルズとした。別に王侯の意味もある。
オススメ度★★★★


NEW ERAバッティングプラクティスキャップ

1976年に初の地区制覇。
以降77,78と3年連続で地区Vした。
80年に初のリーグ制覇もPHIに敗退した。
オススメ度★★★★


レプリカジャージーTシャツ

85年にディック・ハウザー監督の元、
ALCSでTORを撃破、WSで激闘の末、
STLを破り、球団史上初のワールドチャンピオンに輝いた。
オススメ度★★★★


Tech Fleece Pullover

ここ数年は、低迷期で、
08年にトレイ・ヒルマンが凱旋監督となり、
NOMO,ヤブタが入り、日本のマスコミの話題となった。
オススメ度★★★★