◆Major League Season PlayBack 1983

MINNESOTA TWINS(ミネソタ・ツインズ)

アメリカン・リーグ 西地区 5位 70勝92敗 勝率.432


グリフィス・オーナーが全くといっていいほど、
金をかけないチーム。勝てるわけがない。

しかし、春のオープン戦では良かった。

チーム打率.323で17勝6敗。
この勢いでシーズンインし、4月は11勝11敗の5割。

しかし、5月に入り、6連敗すると、お決まりのコースへ。
以降は、浮上のきっかけもなく、5位タイで閉幕した。

打撃陣は悪くない。
ケント・ハーベック


昨年、新人で4番を打ったケント・ハーベックが打率.297、16本塁打、84打点。
前後を打ったゲーリー・ワードが打率.278、19本塁打、88打点。
トム・ブルナンスキーが打率こそ.227だが、28本塁打、82打点。

ミッキー・ハッチャーが打率.317、デイブ・イングルが打率.302をマークした。

一方、投手陣は頼りなかった。
一時は防御率が5点台にもなる事態で、最終的な4.66はリーグ最下位だった。

その中で、ブルージェイズを解雇されたケン・シュロームが15勝8敗と奇跡の数字をマーク。
ボビー・カスティーヨが8勝12敗と苦しみ、アル・ウィリアムスは11勝15敗、
フランク・バイオーラが7勝15敗と負けが多かった。

しかし、抑えのロン・デービスは5勝30セーブは立派の一言。
レン・ホワイトハウスも7勝とよくがんばった。

あまりの不甲斐なさに、記者たちが、「今日は何人入るか?」なんてカケをやる始末。

オーナーの反金権主義を多少なりとも緩和しなければ、来季も厳しい状況である。





★月間MVP

なし

★月間MVP投手

なし

★週間MVP

なし

★タイトル

なし

★オールスター

ゲーリー・ワード

★ゴールドグラブ

なし

★クラブハイ&ロウ

1試合最多本塁打(2チーム) 6 Baltimore(6)vsMinnesota(0) 9月3日

●1901年ー1983年
6072勝6670敗 .477


<記録 きろく キロク>

●ホワイトソックスのホーム17連勝を阻止したのがツインズ。
 9月19日に7−5で勝利したものだが、勝利投手マイク・ウォルターズは、
 これが今季の唯一の勝ち星だった。
     ★まさに値千金とはこのことか!

●5月23日から25日のオリオールズ3連戦に3連勝。
 敵地ボルチモアで連戦に全勝したのは、ミネソタ移転後初の出来事だった。
     ★象にも蟻が勝てる、ということです!

●新人ティム・タフルは、9月14日のホワイトソックス戦で1−0の勝利での
 サヨナラヒットを打ったが、1日おいた16日のブルージェイズ戦では、
 初回先頭打者本塁打で大リーグ1号を叩いた。
 8回にも2号、他に1三塁打、短打2本の5安打をマークした。
 すべて本塁を踏み、今季大リーグ唯一の5得点を記録した。
     ★勢いとは怖いものです!


<PRIMARY STARTING LINEUPS>

捕 デイブ・イングル
一 ケント・ハーベック
二 ジョン・カスティーノ
三 ゲーリー・ガイエティ
遊 ロン・ワシントン
左 ゲーリー・ワード
中 ダレル・ブラウン
右 トム・ブルナンスキー
指 ランディ ・ブッシュ

<PRIMARY PICTHING STAFFS>

<STARTER>
アル・ウイリアムス
ボビー・カルティーヨ
ブラッド・ヘブンズ
フランク・バイオーラ
ケン・シュローム

<CLOSER>
ロン・デービス

<BULLPEN>
ジャック・オコーナー
レン・ホワイトハウス
リック・ライサンダー



MINNESOTA TWINS Goods!


NEW ERA オーセンティック パフォーマンス ニットキャップ

1900年にアメリカン・リーグ創設時に加盟。
初代ワシントン・セネタースが前身。
オススメ度★★★★


NEW ERA オーセンティック パフォーマンス
オンフィールドキャップ オルタネート

セネタース時代のスターは、ウォルター・ジョンソン。
1924年に初のリーグ制覇、そのままワールドシリーズも制し、
球団史上初の世界一となった。
オススメ度★★★★


オーセンティック サーマ ベース プレミアジャケット

翌25年もリーグ制覇したが、パイレーツに敗れ連続世界一ならず。
33年もワールドシリーズでジャイアンツに敗れた。
オススメ度★★★★


レプリカ ゲーム ジャージ ホーム

1961年にミネソタに移転。
ミネソタ・ツインズが誕生した。
オススメ度★★★★


Tech Fleece Pullover

1965年にツインズとしてリーグ制覇。
しかし、ドジャースに敗れ世界一にはなれず。
オススメ度★★★★

ACプロパティ オブ ヘビーウェイトTシャツ

次の優勝は87年。
ハーベック、パケット、バイオーラらで世界一へ。
オススメ度★★★★


2010 チーム ウォール カレンダー

91年にも優勝。
この年は、前年最下位同士(ブレーブス)の対決で
第7戦にジャック・モリスが延長10回を投げぬき、
ツインズがサヨナラで劇的な勝利を収めた。
オススメ度★★★★